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(匿名コミュニケーションの作法は、時間が構築するのだろうか?)
ブログは魅力的である。 見たことも話したこともない人の日常を垣間見ることができる。 続けて同じサイトを訪問していると、 その方が、何が好きで物事をどのように捉えているかなど、 さまざまな情報が入ってくる。 普段友達と話していても、あまり話題に上らないようなことまで書いているので、 これを読むだけで下手をするとかなり明瞭な人物像が出来上がってしまう。 その方を良く存じ上げているような錯覚を持ってしまう。 ここで、忘れてはいけないのは、どんなに多くの情報を得たつもりでも、 ここはネットと言うバーチャルな空間だと言うこと。 基本的にアップされた情報は取捨選択されたものであり、 行間から読み取ったものはあくまでも推測の域をでていない。 それなのに、書き込みいただいたり、書き込みさせていただいたりするうちに、 なんだか、とても親しい友人のような気持ちになってきて、 隣で酒を飲んでいる友達をからかうような、冗談を飛ばしてみたくなったりする。 調子に乗ってそれをやってしまうと、相手の方に不快感を与えてしまったり、 不必要な誤解を招いたりしてしまうことがあるような気がする。 特に、相手の方への書き込みは「あっ、こりゃまずいかな?」と思っても、 書き込みボタンを押したが最後、こちらからではどうすることもできない。 どうすることもできないばかりか、相手の方のサイトでその不用意な書き込みを、 衆目にさらすことになる。 隣で酒を飲んでいる友達となら、その場の微妙な空気を読んで、言い訳することも、 更にオチャラケ倒すこともできるが、ネット上ではそれができない。 せっかく知り合った、得がたい話相手を失いかねない。 きっと、ネットなしでは知り得ることができなかった、 生のご意見や、経験に、毎日自宅にいながら接することができる。 しかも、それに対しての自分の意見や感想も直接伝えることができる。 ブログとはなんと強力なコミュニケーションツールだろうか。 日々感謝するとともに驚愕している。 しかし、概念そのものが、今までに無かったものなので、 コミュニケーションのルールも新たに構築されていく途上なのだろう。 (匿名コミュニケーションの作法は、時間やなれで構築できるのだろうか?) せっかくのコミュニケーションの機会を、 自分の不用意な書き込みによって、失ってしまいたくはない。 といっても、それを気にするあまり書き込みをしないのは、 せっかくの機会をみすみす逃すことになる。 まことに、難しい。 これだけの、ツール。 有効に賢く利用したいものである。 (できるかな?はてさてふふん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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