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カテゴリ:ひとりごと
気持ちの良い秋晴れ。
今日は、三岸好太郎美術館で開催されている「猫が気になる。」という展覧会に行ってきた。 是非、猫好きには行ってもらいたい展覧会。 どの作品も猫への愛が溢れていた。 閲覧中、「私の猫ちゃん。こんなところに居たの?」と連発する謎のご婦人がいて自分のかつて一緒にいた猫を投影させているのかなぁ。と思っていたらその作品を寄付したという。 付き添いの方が、「ご迷惑お掛けしてすみません。私の叔父の作品です。」と。 そして、そのご婦人も、「私は歳なのでこの作品が朽ちるのを見るのが嫌で。それに私には時間がなさ過ぎる。ずっと面倒を見ることが出来ない。私の家では猫ちゃんは、サイドボードにいました。木彫りという大変デリケートな作品なので私は毎日、お水をあげていました。家に居る時よりも猫ちゃんは、小さく見えます。でも、たくさんの方に見られて猫ちゃんは幸せそうです。」と。 確かに、その猫は木彫りなのだがとてもリアルだった。 生命を感じるというか。 特に、横から眺めると猫の視線が作者への愛を感じる。 猫は、正面で向き合うというよりは斜めから首をかしげて甘えた顔で見る。 それが、とてもリアルに表現されているのだ。 この作品。 この展覧会では、惹きつけられる方が多かったような。。。 「まるで、ブロンズ像のようだね」と前のグループ3人は話していた。 私が、このほかに今回の作品展で感動したのは長谷川燐二郎の未完成の猫(6年の歳月がかかっているのに未完。) 愛情溢れるエピソードもよかった。 あとは、現代アートのような斉藤清の作品。 とにかく楽しい展覧会だった。 近郊に住む方には、オススメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月02日 22時33分18秒
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