ウォンさんのコンサート<本編>
おととい買ったウォンさんのCDを聴きながら、書いています♪(サイン入りです~)実は今日はある方のお話を聞きに出掛けていたため、そのことを書きたいな~なんて思っているのですが、ウォンさん話がプロローグで終わってしまう訳にも行かないので(笑)、まずはそちらを書きますね。さて、何とかローカル駅から歩いて会場のくらび舎に着いた訳ですが、到着してまもなく、コンサートが始まりました。私がウォンウィンツァンさんの生演奏を聴くのは、3回目だったでしょうか?昨年12月、今年3月の本田健さんの感謝記念講演会で、ゲストとして来られていたのが、きっかけです。それまで特に彼のことは知らなかったのですが、瞑想のピアニストと言われている、美しい音色と癒しの香りのする演奏に、いっぺんに魅せられました。(あまりの心地よさに、ウトウトしてしまったりも・・笑)すごく印象に残っている曲があったのですが、1回目はCDを買いそびれてしまい、2回目に無事それを手にすることができたんですね。それ以来、時折自宅で聴いては、その音色に浸っていたのです。私は、ウォンさんの曲は、夜、部屋で静かに聴くのがいいと思っていました。それが、今回のコンサートでは、昼過ぎの2時半スタート。まったりとした休日の午後なわけですが、どんな感じになるのか、楽しみでした。事前にプログラムが配られていて、それを目にすると、私が好きな曲も入っていました。そして、1つ1つがどのアルバムに入っているかも、表示されていたんですね。もともと1枚はアルバムを買おうと思っていたのですが、”聴きながら、よかった曲にチェックを入れて、それを買おう”と思いました。でも、それは無理だったみたいです。というのも、だんだんチェックの数が増えていって、絞り切れなくなっていったから(笑)。今回会場にあったピアノは、いい音が出ると有名なブランド(?)のものだったそうです。(名前、忘れました)私も小学生の頃はピアノを習っていたので、聴けばその音が何かと言うのはわかりますが、いい音かどうかと言うのは、よくわからないんですよね。だから「いい音なんだろうな」と思って聴いていました。さて、話を戻しますと・・さすがに、生演奏はよかったです。その音色、指の動きや息づかい・・録音された音だけで感じるのとはまた違い、五感で感じることができたといったらいいのでしょうか。練習すれば、私でもその曲を弾くことはできるのでしょうが、それだけではない、表現力というのか、奏で方がやっぱり奥深いんですよね。”どうやったらこういう音が出せるのかな?”と指の動きや雰囲気を観察していましたが、その人の感性や人生の積み重ねや・・いろんなものがあって、それが音楽として表現されているわけなので、同じ音色は他の人には出せないんだろうな~というのが、感想です。その場で聴いていると、ピアノの似合う、光が入る広いリビングのイメージが浮かんできました。そんな、場を作りたいな~と。そして、聴くのもいいけど、自分でも弾きたくなってきましたね(笑)。(↑何でもやりたがり・笑)最初に題目に上がっていた曲以外にも、その場のノリで即興で何曲かを弾いてくれるという時間もあって、気づいたらあっという間にコンサートが終わっていました。その頃には日も落ちかかっていて、もの寂しい感じがしました。最後に、ウォンさんのトークの中から、印象に残っていたことをご紹介しますね。”求めるけれど、とらわれない”何かをしたいと思ったときには、アンテナは立てておくけれど、それにこだわりすぎず、とらわれず、解き放つようにするといいということです。実体験からの言葉は、重みがありましたね~。こんなふうに穏やかな秋の午後は過ぎていったのでした。