おやじのブログ

2018/11/19(月)21:35

名古屋市千種区春岡 『馬頭観音』

神社仏閣・御朱印(1239)

​​​名古屋市千種区春岡 春岡二丁目の交差点を東進、最初の道を左折します ここから直進すると塩道街道に至ります 曲がり角には馬頭観音7mと案内がありますから、これが目印になると思います ここの近くには​丸山神明社​、覚王山日泰寺、​蝮ヶ池八幡宮など鎮座、立ち寄り先は豊富な場所です 左に折れた道筋はそれ程広くはありません 道路際は民家の駐車場が多く、車だと駐車場所に困り、折り畳んでポケットに片づけたくなる場所です 民家に紛れて小さな覆屋が視界に入りました、確かに7mなのかも 覆屋の前には生花が手向けられ、今も地元の方により大切にされているようです なんとなく塩付旧街道の趣を感じます 昔の南区周辺は海岸線が迫り、盛んに塩が作られます、そこで作られた塩は内陸に向け出荷されます その道が塩付旧街道と呼ばれます 昔は荷役を担ったのは、馬や牛ですよね 大切な荷役の主役達の道中の安全を祈願、道中で命を落とした牛馬達供養として建てられていきます それが馬だと馬頭観音であったり、牛だと牛頭観音だったりします 旧街道を歩くと今も馬頭観音を目にすることが出来ます 覆屋の中には3体の石仏が祀られています 左の地蔵尊は風化したものなのか表情までは見て取れません 台座にも文字が記されているのですが、左が「中」一番右は「島か馬」の様に見えますが中央の字が良くわかりません 覆屋右の馬頭観音 顔は三面、とんがり頭の先端に馬の顔が付いています 下のアップでは馬の顔の表情と耳、目までも良く見てとれます 馬頭観音の左には昔の近隣の集落、御器所、古井、右に川名、丸山と記されています 本来は道標の役割も担っていた様ですが、多くは宅地化に伴い本来の場所から移動され、今では道標としての役割を持たないものが多く、こちらの馬頭観音も近隣からここに祀られたものだと思われます 本来どこにあったのか、調べて見ましたが辿り着く事は出来ませんでした 三体共に年代や由緒が分かるものは記されていないのが残念です なにか分かれば追記する事にします 住所 / 名古屋市千種区春岡2丁目25 アクセス / ​市営地下鉄桜通り線「吹上」下車北に徒歩15分程​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る