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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
岩倉市鈴井町蔵前
五条川の堤に咲く桜並木で良く耳にします、宅地化が進み田畑は住宅に姿を変えてきましたが とはいえ、住宅地から少し歩けば長閑な田園風景は残ります 名鉄犬山線のすぐ東に名古屋城下を起点に岩倉を経由し南北に伸びる岩倉街道があります 園通寺は以前書いた八幡社の道すがらにあります 本堂に掲げられた扁額 外観は新しく、山門と本堂だけの小さな伽藍のお寺 宗派は曹洞宗、曹洞宗円通寺と聞くと身近に熱田区の円通寺を思い浮かびます こちらがその末寺なのか、創建や此方からか移転されたものか由緒は良くわかりません 明治の地図には、ここに寺を示す表記は見当たりませんでした 園通寺西側の八幡社に続く道路脇に地蔵堂 西陽が差し込む堂内、そこには4体の石仏が祀られています 歩道を行き交う人々を見守るように佇み、何れも帽子や前掛けがかけられ、其々に飴玉が供えされています、身近な存在として拝まれているようです 地蔵堂からほんの少し北の鈴井町防災倉庫前の電柱脇に水神碑を見かけました 碑と防災倉庫が関係するのか定かではないけれど 神社の境内で見かけても、街角で見かける事は少なくなったような印象を受けます 近くを流れる五条川の治水を祈願したものなのか、田畑を潤す水に感謝する目的なのか? 人の記憶は薄れていくけれど、こうした碑は後世に伝える記録、残せるものであれば残していきたいものです 歩道や街並みが綺麗に整備されて行くなかで、傍らの古びた地蔵や碑も上手く共存できるといいのでしょうが 園通寺 住所 / 岩倉市鈴井町蔵前66 アクセス / 名鉄犬山線「石仏」駅下車、南方向へ鈴井八幡社経由徒歩20分程 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.21 09:25:33
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