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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
名古屋市千種区自由ヶ丘
地下鉄名城線自由ヶ丘」で下車、自由ヶ丘3の交差点を左に折れ西に徒歩10分程歩きます 東部丘陵地の尾根をトレースする様に西に覚王山、東は平和公園までほぼ平坦な道が続きます 御嶽神社付近まで来ると左手に日泰寺の霊園が広がり、正面に東山給水塔の特徴のあるシルエットが視界に入ってきます 近隣には宗徳寺のほか複数の寺がありますが、「御嶽神社」はここ覚王山霊園の一画に鎮座します 地形をトレースするように墓石群が広がり、その周囲は整地された住宅が取り巻く 霊園入口に御嶽神社社号標と1924年(大正13)建之の大きな碑が目に付く 碑には山○三の紋が入り御嶽講の聖地である事を示しています 社号標から少し先に進むと御嶽神社の石鳥居があり、境内に二の鳥居と多くの霊神碑や不動明王などの 石像が所狭しと立ち並んでいます 一の鳥居の扁額 鳥居をくぐった右手に手水鉢と百度石 清水は枯れ、参拝者は少ない様です 左手に二の鳥居、山のように積まれた石と頂の社、ここ自体が霊峰御嶽を現しているようです 社までの石段は御嶽登山そのものなのでしょう 鳥居の先で社を守護する狛犬 御嶽社の社は写真の様に随分と朽ちかけている様です 御嶽神社は国常立尊、大己貴命、少彦名命を祭神として、智恵や才能を授け、長寿を護り、病難を癒し、禁厭を司る神として崇められます 御嶽神社で見かける霊神碑はお墓ではなく、あくまでも墓碑であり 講の教え「人の魂は山より生まれ、死後は童子となり御嶽に還る」とされます 御嶽登山道で霊神碑の立ち並ぶあの光景、ここ自由ヶ丘御嶽神社は霊峰御嶽そのものなのかも知れません 昨年訪れた長久手市の岩作御嶽山は山全体が神域でちょっとした登山気分が味わえます 上段左、一の鳥居の左に祀られている子安弘法大師像と不動明王 下段左、三笠山大神、祀り神/天神三代・豊斟淳尊 境内右手の稲荷社 両脇に小さな社が祀られ、其々に狛狐 中央の社前の狛狐、台座に聞き慣れない壽神社と記されています 稲荷社の右に秋葉山のお札が収められた石の社 境内の右の奥は南向きにやや大きめの社と薬龍王、白龍王、赤龍王、八大龍王などの龍王碑が建つ 社は稲荷社でしょうか、小さな狐が置かれていますが、先程の壽神社といい 稲荷山を全て回りきらないといけないようです 道路際に三十六童子と右に馬頭観音が祀られています 御嶽神社全景 此方の神社の創建は不明ですが入口の碑が1924年(大正13)建之とある 下は1924年頃の地図、随分と変わったものですが、神社マークは見当たりません 余談になりますが近隣の覚王山日泰寺周辺には新四国八十八か所巡りの札所が点在しています 上は神社から5分ほど西にある札所群、手前から第六十三番札所「吉祥寺」 神社を訪れた際に立ち寄ってみては如何でしょうか そこには御嶽神社同様の空間があります 御嶽神社 住所 / 名古屋市千種区自由ヶ丘1丁目2 アクセス / 地下鉄名城線「自由ヶ丘」駅下車、西へ徒歩約10分 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.25 14:44:33
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