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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
名古屋市昭和区広路通5丁目の三体石仏堂
昭和警察署の向かいに建つ小さな瓦葺のお堂があります 上の写真は2018年に掲載した時のものです、当時から瓦の破損、梁などの木材の腐食が目立ち、車窓から眺めていても寂しい限りでした。 最近前を通りがかって建て替えられた事に気付く。 黒い瓦葺の外観は周囲に溶け込み、存在感に乏しかった堂、今風のハイカラな外観に変貌していました。 劇的ビフォーアフターとでも言いましょうか。 なんという事でしょう。 それまでの暗くて切妻の重い瓦屋根から金属板の横葺屋根に変貌。 三方吹き抜けだった暗い色調の木壁、今や素木の木目も鮮やかな明るい外観に生まれ変わりました。 生まれ変わった新たな我が家にさぞかし住民の三体石仏も喜んで・・・・・ん? 1、2、3・・・・・4、ついに数も数えられらくなったか? 世帯主の大師像、お変わりないようで。 首をかしげ「半跏思惟像」ポーズの如意輪観音は「何か悩みでも?言ってみい」とばかりに問いかけてくる。 生まれ変わった新居に観音様も笑みがこぼれているような。 新たな住人。 どこかでお見かけしたような気がするが、あなた道路1本北に住まわれていた「馬頭」さんじゃないですか? 「いえ〃私は・・・・・モジモジ」 あなたのお顔は飯田街道でお逢いしてますって、人違いですかね? 「実はその通り、話せば長くなるのであれなんですが諸事情がありましてねェ、丁度弘法さん家がリフォームされると聞いて、暗い一軒家に一人より新しくて明るい家にいい条件でシェアさせてもらった方が何かと・・・・・」 そうっすか、大勢でワイワイガヤガヤ楽しいじゃないですか?。 「そうなんです、目の前が警察署で治安はいいんですけど車の音がねぇ、慣れるまで大変ですワ」 まあ、良かったじゃないですか、いつまでもお変わりなく。 新築のお堂の中に令和2年と記されていました、通りにあって存在感を感じる住居ではないですか。 馬頭観音が新たな加わり、三体から四体となり道行く人や車の往来を静かに見守っています。 さて帰って馬頭さんの引っ越し先を修正するか。 「川名の4体石仏堂」 住所 / 名古屋市昭和区広路通5丁目15-2 「あのおやじやっといなくなったねェ、ところで今晩仕事終わったらさぁ、馬頭さんの歓迎会で一杯やらない?」 「いいねえ、私コンビニで仕入れてくるわ」 「あん?またやんの?別にいいけど」 「アザッス」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.25 20:47:41
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