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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
伊勢豊受稲荷神社。 三重県伊勢市岩渕1の箕曲中松原神社社地に鎮座する稲荷神社。 9月28日、イベント列車「つどい」で鳥羽を訪れた際の帰り道、伊勢神宮外宮参拝のため宇治山田駅に降りたちました。 今回掲載する伊勢豊受稲荷神社は駅のロータリーの向かいに鳥居を構えています。 当初は大きな杜を持つ稲荷だなと感じていましたが、伊勢豊受稲荷神社は箕曲中松原神社の杜に鎮座する境内社です。 伊勢豊受稲荷神社の朱の明神鳥居。 右に「伊勢豊受稲荷神社」の社標が立っており、すぐ先に朱の社殿が見えています。 手前の歩道を少し進むと箕曲中松原神社の脇参道に続いています。 鳥居をくぐった参道から社殿の眺め。 鳥居の先が拝殿ではなく、本殿脇から左に進み、箕曲中松原神社脇参道に出た右側が拝殿正面となります。 参道脇の【箕曲中松原神社】由緒。 「箕曲中松原神社 所在地 伊勢市岩淵1丁目14番地25 主祭神 大歳神 他に若雷神・蛭子の神・菅原道真公はじめ十八座を合祀 山田産土神八社の一つ……創祀は古く、長徳三年(997)の古記に社名があり……その後多くの神々が合祀されました」 箕曲中松原神社脇参道の右側に立つニノ鳥居。と詳しく書かれていたが伊勢豊受稲荷神社には触れられていなかった。 参道脇の手水鉢。 伊勢豊受稲荷神社の拝殿前の鳥居は三ノ鳥居になるのだろうか、一ノ鳥居以外は朱の神明鳥居。 切妻妻入りの拝殿は唐破風向拝を持つもので、白狐の破風飾りが施されています。 緑の杜のなかに白壁と朱のコントラストが鮮やかです。 鳥居手前の常夜灯の竿には「奉献 白子圓稲荷」と刻まれており、稲荷が二社祀られているのか?? 拝殿額には「伊勢豊受稲荷神社」とあり、間違いないようです。 となるとあの常夜灯の白子圓稲荷とはなんだろう? 白子? 鈴鹿市の白子しか思い当たらない、過去の社名なんだろうか。 由緒がなく、三重県神社庁に当社名の登録はありません。 箕曲中松原神社に当社の写真が貼られていましたが詳細は記されておらず、なにひとつ分かりませんでした。 社名に豊受と入り、伊勢神宮外宮に近いことから、祭神は恐らく食物・穀物を司る豊受大神かと思われます。 拝殿内から本殿方向の眺め。 本殿前には陶製の狐が幾つも安置され、本殿を守護しています。 古くから鎮座する箕曲中松原神社にあり、多くの周辺神社を合祀しているため、当社の創建や合祀時期の推測はできません。 ヒントはあの常夜灯にあるのかもしれません。 伊勢豊受稲荷神社から箕曲中松原神社方向の境内の眺め。 社地中央には一際枝振りが見事な楠が聳えているのが印象的です。 注連縄が巻かれた大楠は、箕曲中松原神社の境内社「楠神社」 樹齢は定かではないですが、力強い根回りと幾つもの樹洞を持ち、大楠の前には鳥居も作られ、神の宿る雰囲気を漂わせており、御神木としての風格を感じさせる。 こうした古木には蛇や龍が宿るとも言われるが、何者かは住み着いていそうな雰囲気だ。 次回は箕曲中松原神社を掲載します。 伊勢豊受稲荷神社 創建 / 不明 祭神 / 豊受大神 境内社 / ・・・ 所在地 / 三重県伊勢市岩渕1-14 参拝日 / 2024/09/28 近鉄宇治山田駅から徒歩 / 宇治山田駅から徒歩2分 関連記事・ほろよい列車つどいで伊勢神宮外宮参拝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.28 00:00:27
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