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染井明希子@ Re:『橿原神宮』奈良県橿原市(11/29) 浦部春香 染井明希子
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2025.04.13
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カテゴリ:おやじ日記
台北市内滞在二日目。
この日は昨日以上に寒く、雨脚も強い生憎の天気となった。

エレベーターホールからホテルのプールと台北市内の眺め。
我々が訪れる前日までは30℃近い気温で、天候も晴れが続いていました。
よほどの雨男・雨女がいたのだろうか、昨日から気温は20℃を下回り雨天となりました。
土砂降りとは言わないまでもかなりの雨の中、早朝からプールで泳ぐ人影が見られます。

この日のスケジュールは市内の龍山寺を参拝、その後免税店に立ち寄ったあと、九份散策のあとベリッシマが停泊する基隆港に向かい乗船するスケジュール。
この日の私達の目玉は、自分が龍山寺、妻は九份のあの雰囲気と屋台グルメを味わうことでした。

グランドハイアット台北のビュッフェ朝食。
昨日の中華に比べれば、種類も豊富で味付けもしっかりしており格段に美味しかった。
中華料理は素材を聞くとためらう物もあり、自分はあまり得意ではないが、中華料理やデザートが大好きな妻には魅力的な品揃えだった。
とはいえ、若い頃と違い食欲と現実は大きな乖離がある。

この後チェックアウト後、バスで免税店に向かいました。

国立中正紀念堂。(写真は鶴川有限公司前からの眺め)
台北市の中心に建てられ、大きな敷地の南北に特徴のある大忠門と大孝門の大きな二つの門を構える、靑瓦が印象に残る建物で、日本統治後の台湾を統治した蒋介石総統が1975年亡くなった際に記念として1980年に建てられた建築物。
後方の大きな方形屋根の建物が記念堂で、蒋介石総統を護る衛兵交代が見所でした、2024年現与党(民進党)が廃止を決めたことから現在はそれも見られないそうです。

免税店鶴川有限公司はこの交差点の角にあり、目立つ看板もなく、間口が狭く店舗は地下にあります。
試飲可能な烏龍茶からはじまり、パイナップルケーキ、パワーストーンに至るまで多種取り揃ってはいますが、あまり欲しいものもなく、さりとて手ぶらで店を出るには気が引けるのでマグネットとシールを買い求め一人外に出て国立中正紀念堂を写真に収めていた。
鶴川有限公司から再びバスに乗り、15分ほどの龍山寺に向かいました。

台北市万華区広州街211号に鎮座する艋舺龍山寺山門。
台湾を代表する観光名所の一つで、土曜日とはいえ時間は9:00頃なんですが、既に多くの参拝客で溢れています。
龍山寺は1738年、清の乾隆3年に福建省泉州から移住してきた漢民族の人々によって創建されました。
当時、疫病や自然災害から人々を守るために、福建普江安海龍山寺の分霊を迎え入れたのが始まりです。
第二次世界大戦中には、空襲で大きな被害を受けましたが、本尊である観世音菩薩は無傷で残り、その後再建されました。
本尊は観世音菩薩の他、現在では道教や儒教などの宗教と習合し、孔子や関帝、媽祖など大小100以上に及ぶ神々が祀られています。
台北市内では最古と云われ、昼夜問わず多くの参拝者が訪れます。

山門の上部には、二匹の龍と中央に鮮やかな赤い球(龍珠)が施され、色彩の美しさと手の込んだ彫飾りは美しものです。

特徴のある建物は中国古来の三進四合院と宮殿式建築の流れを伝えるもので、精巧な装飾が全面に施されています。
山門の先の伽藍は三川殿と右側に龍門(入口)、左に虎門(出口)、その先に中殿と奥に天上聖母殿を中央にして、右に文昌帝君殿、左に関聖帝君殿が連なっています。

三川殿全景。
門の上部には龍や鳳凰の彫刻が施され、鮮やかな色彩と細部の美しさが目を引きます、棟には二匹の龍と中央に龍珠が載ります。

二天門の屋根の上にある赤い玉は、一般的に「龍珠」と呼ばれます。
蛇から龍に進化するには、この龍珠が必要で、龍にとって大切なアイテムのため、左右で龍が守護しています。

三川殿正面から中殿方向の眺め。

三川殿から中殿の眺め。

三川殿の天井や柱の装飾も目を見張るものがありました。
最初にお参りするのが三川殿の三方仏「釈迦如来」「阿弥陀仏如来」「薬師如来」。
日本同様にお参りの際には、ひざまずき、名前、生年月日、住所を伝え両手を合わせて3礼します。
正式な参拝作法があるようですが、現地ガイドの方はそこまで求めなかった。

赤い三日月形をした木片(神杯)二つ床に落して裏と表が出ればおみくじ棒を引き、そこに記載されている番号のおみくじを引きます。自分の結果は上上。
三回やっても表裏が出なければ、別の願い事に変え出直しです。
おみくじは無料ですが、台湾のおみくじは持ち帰るのが習わしの様です。

中殿正面からの眺め。
屋根からはじまり、柱や組物に施される装飾は見応えがあります。

普賢菩薩(右)、文殊菩薩(左下)、観世音菩薩。

中殿右側から文昌帝君殿方向へ。

右から文昌帝君殿、天上聖母殿、関聖帝君殿。

上が天上聖母(媽祖)像。
右は海と貿易の神様「水仙尊王」、左が安産の神様「註生娘娘」。

右から縁結びの神徳がある「月老神君」、商業の守り神「関聖帝君」、天界・冥界・海の3つの世界を管理する神様「三間大帝」。
この他にも左右の廊には数えきれないほどの神が祀られ、参拝者は其々の御神徳を得るためにお参りします。
龍山寺は全ての御神徳が得られる、神さまのデパートのような存在です。

中殿から三川殿の眺め。
境内は多くの参拝者で溢れ、物見遊山の観光客がポーズを決めるところではないようです。
現地の方々の神聖な祈りの場なのが伝わってきます。
龍山寺
創建 / 1738年
所在地 / 台湾台北市万華区広州街211号 10853
次は台北を離れ、台湾最後の観光地新北市の九份に向け50分ほどのバス移動。
その途中から空には黒雲が湧き、大粒の雨が降り始めます。
折畳傘は持ってきたものの、とても役に立ちそうもない。

車中で配布された九份ガイドマップ。
現地ガイドの方の話では、九份はスリが横行しているので気を付けるよう現地ガイドに口頭で注意され、このマップにも『スリに注意』と書かれています。
更に、九份では上に続く石段と途中の出店が並ぶ横道以外は迷子になるので立ち入るなと言われる。

九份に到着。
駐車場前の九份食樂で中華料理の昼ご飯。
口コミは現地の方と日本人では評価が分かれ、ツアーだと家庭料理の域を出ない、妻が作る中華に比べ薄味。台湾ビールが美味しい印象しかない。

食事も終え九份老街散策となるのだが、折畳傘では役に立たないほど雨脚は強くなる。
雨の多い九份、レストラン出口で日本円で500円のレインコートが売られていました。
日本のレインコートに比べ、生地も丈夫でキャンプの時も使えるのでそれに着替えて歩き出す。

このような状況でした。
靴はびしょ濡れ、石段は急で滑りやすく、思い描いていたイメージとはかけ離れていました。
イメージ通りなのは赤い提灯くらいだろうか、天気のいい夜に訪れたいところです。

上は昇平戯院入口。旧映画館を改装した休憩所みたいなものですか。
下は天気が良ければ海が見えるはずなんだが。

道に迷いながら漸く見つけた九份阿珠雪在燒。
春巻きのような皮にタロイモアイスにピーナツを混ぜ込んだスイーツで、妻はこれを食べておきたかったらしい。
ひとつ頼むと、店員から巻く前の写真を撮れと皿ごと渡され、撮り終わるとくるりと巻いて下のように二つに割って手渡されます。
香ばしいピーナツがアクセントになるさっぱりとした不思議な食感で、これは美味しかった。
もう一品探していたようだが、随分と奥に進んだが見つけられずバスに戻る事にした。

お馴染みの阿妹茶酒館。
夜景の中で見る姿は、アニメの世界観が感じられるのだろうが、土砂降りの真昼間では…。

九份は、新北市瑞芳区に位置する山間の小さな町で、九份の歴史は19世紀の清朝時代に遡ります。
当時のこの地域は僅か9世帯しかなく、物資が到着するたびに9世帯分に分けて届けられたそうです。
地名の由来は9つに分ける「九份」が由来のようです。
九份は90年代、金鉱発見により正に黄金時代を迎え急速に成長しましたが、戦後の金鉱閉鎖に伴い衰退していったそうです。
現在のように観光化された要因は映画のロケ地として、また、世界的にも知られるアニメの世界観をイメージさせることから多くの観光客が訪れるようになり観光地化されたようです。
提灯に灯りが入る夜に訪れるのが一番印象深い所かもしれない。
九份散策ルート
雨にたたられた九份を後にして、30分ほど走り、ベリッシマが停泊する基隆港に向かいます。

14時40分、基隆港に近づくと巨大なベリッシマが視界に入ってきます。
出国手続きをしてすんなり乗船かと思いきや、船の入港が遅れたため5000名近い乗客は下船中。
そこに他社を含めた同じ数の乗船客が一斉に集結、現場は大混乱で手続きが遅れに遅れているとのこと。
しかも、入国手続きの長い列は一部屋根が無いところや、未舗装の所まであり、そこをガラガラと荷物を押しながら気が遠くなるようなゴールを目指す。
当然の様にレインコートを着用しなければ濡れ鼠になってしまう。

のんびりとしたクルーズの印象はここで二つ目の想定外に見舞われた。
・・・一つ目は?と思われるかもしれない。
一つ目は、そもそもの洋上クルーズが一日短縮され、東京へは前日に接岸する計画になったこと。
これは、カジノや免税店の営業が一日短くなり、接岸しても下船して帰ることも出来ない。
最終日は東京で一泊すると思えばいいことなんですが。
この時は、雨の中、終わりの見えない列に並び、子供連れには過酷な待ち時間でトイレにも行けない。
一刻も早く温かい船内に入りたい、思いは皆同じだっただろう。

どれだけ時間がかかっただろうか、荷物を預け、出国手続きをすませ、乗船の列に加わる。
乗船前に船の全景を…なんてことができる訳もなく。
そこから、乗船検査を済ませようやく巨大な船内に吸い込まれる。

インフィニティ・アトリウム。
デッキ5からデッキ7をスワロフスキー・クリスタルが散りばめられた階段が続く。
先程までの過酷な状況からようやく解放された瞬間だった。
後は事前に送られて来た部屋番号に向かい、クルーズカードを手にすれば漸くホッとできる。
乗船時のバタバタの影響から、部屋には荷物が届いていないが、クルーズカードがあれば飲食、買い物など困る事はない。

16:30列に加わり約2時間、部屋から眺める基隆港は雨でかすんでいます。
この天気、回復するのだろうか。
ベランダに出て海を眺めながらシャンパンを飲む、夢のような一時を過ごせるのだろうかねぇ。





それはともかく、まずはメインダイニングで夕食とするか。
どれにするか、或いは全てオーダーするか、悩ましいところだね。

食事をはじめてまもなく、外の景色がゆっくりと動き始めクルーズがはじまった。
台湾二日目移動ルート
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Last updated  2025.04.23 10:20:52
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