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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
知多四国巡拝。
前回掲載した東光寺から番外札所海蔵寺へは、七本木池方向の西へ1.6㌔ほど進み、そこから南へ1.6㌔ほど南下した乙川若宮町25に向かいます。 ![]() 上は七本木池南岸を通りかかった際に見かけた大池神社。 今回の第三回「歩いて巡拝知多四国」で廻る札所は過去にも巡っていますが、飽きさせないように毎回ルートを変えているようで、はじめて大池神社に出逢いました。 この日は午後に予定もあり、参拝はしていませんが、由緒記によれば昭和20年に勧請された神社のようです。 池の南側の道路拡幅により移転された神社で、祭神は上半田の住吉神社から勧請された水の神「八大龍王」を祀るようです。 ![]() 大池神社から20分ほどで番外札所海蔵寺に到着。 海蔵寺は曹洞宗のお寺で東海四十九薬師46番札所でもあります。 「禁葷酒」、午後から長らく待たされた新車の受取が控えているので、今日は大丈夫だ。 ![]() 海蔵寺境内全景。 境内は左の宝篋印塔と鐘楼、弘法堂、中央の本堂に右が納経所のある庫裏が主な伽藍。 ![]() 秋に訪れた時は、境内の大銀杏の下は一面黄色に染められていたのを記憶しています。 ![]() 本堂に掲げられた寺号額と内陣の清涼山の山号額。 ![]() 青畳が敷き詰められた堂内全景。 ![]() 境内左の弘法堂は内部が二間に分かれ、左に東海薬師霊場と右が知多四国霊場の大師像が安置されています。 写真は東海薬師霊場四十六番札所。 弘法堂の前に「この寺に大師法来の法衣あり」と刻まれた石標が立てられています。 その由縁は海蔵寺第二世、田翁和尚が予知能力に長けた方で、遠く離れた高野山の火災を予知し、祈祷しながら庭に水を撒き高野山の火を消したそうです。 そうした功績から高野山より「蓮糸の法衣」を授かり、それが寺宝として現在も受け継がれているそうです。 ![]() 御詠歌 奥の院高野の山に変らねば 真心こめて頼め諸人。 ![]() 次の目的地十八番札所光照寺へ向かう道沿いの乙川小学校西側の道筋で小さなお堂らしき建物の角に「七丁廿(?)間」と刻まれた丁石が立てられていた。光照寺へは南方向に800㍍ほどです、恐らく廿間と刻んであるとみられます。 曹洞宗 清涼山 海蔵寺 宗派 / 曹洞宗 創建 / 1489年(長享3) 開山 / 月洲用敦大和尚 開基 / 華草栄香大和尚 本尊 / 釈迦如来 札所 / 知多新四国八十八箇所霊場番外、直伝弘法霊場二十二番札所、東海薬師霊場四十六番札所 所在地 / 半田市乙川若宮町25番地 参拝日 / 2025/03/15 関連記事東光寺から番外札所海蔵寺徒歩ルート / 東光寺から西に3㌔、40分ほど ・第3回 歩いて巡拝知多四国 五十四番札所 亀嶺山 海潮院 ・第3回 歩いて巡拝知多四国 番外 亀宝山 東光寺 過去記事 ・「曹洞宗 清涼山 海蔵寺」知多新四国八十八箇所霊場番外 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.28 00:00:22
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