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染井明希子@ Re:『橿原神宮』奈良県橿原市(11/29) 浦部春香 染井明希子
玉井詩織@ Re[1]:『橿原神宮』奈良県橿原市(11/29) 神田沙也加さんへ
橿原神宮@ Re:『橿原神宮』奈良県橿原市(11/29) 橿原神宮 橿原神宮
iwana07@ Re[1]:ジョロフ・キッチン(02/22) オジン0523さんへ 仰るとおりです。 それ…
オジン0523@ Re:ジョロフ・キッチン(02/22) この店は数日前にテレビで放映されたので…

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2025.05.19
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カテゴリ:地方徘徊

5月12日~13日大阪・関西万博に出かけてきました。
1970年の万博の感動と比較して、今回はあまり見所もなくパッとしない印象。
唯一、イタリア館は興味もあり、妻に誘われ、大阪夢洲の万博会場へ向かいました。
妻の頑張りで予約やパビリオンの事前予約など形にはなったものの、自分なら煩わしくて恐らく行かなかっただろう。
二人の目玉はイタリア館のファルネーゼのアトラスとキリストの埋葬、ダ・ヴィンチのアトランティコ手稿、これだけは何時間並んでも見ておきたかった。
個人的に、6500年前に泥に埋まり、腐食せず、化石にもならず亜化石化したオークで作られた文明の森を見れば満足だった。
万博初日は早めに大阪に向かい、午前中は観光とホテルへの移動で、夕方の夜間券で会場に入場します。

早朝に近鉄名古屋駅から火の鳥で乗り換え駅の鶴橋まで約二時間、そこから乗り換えて大阪駅に到着。
万博ムードの漂う大阪の街。
ごちゃごちゃした印象の強い大阪だが、ビル街に作られた広大なグラングリーン大阪の芝生広場は、そうした印象を覆す都会のオアシスだった。
ある意味大阪らしくない。
名古屋にもこうしたスペースが欲しいものだ。
・名古屋から大阪へ近鉄火の鳥で、乗り換えを含め約二時間​約二時間​。

グラングリーン大阪から南西に20分ほどの北区曽根崎2の曽根崎お初天神通りへ。
時間も早いこともあり、商店街を行き交う人影は少なかったが、さすが大阪、居酒屋は朝飲み客で賑わっていた。
曽根崎お初天神通りから脇にそれると「ごて地蔵」が祀られています。
解説では昭和のはじめ、梅田界隈に悪疫の流行や災厄が頻発した際、不動寺住職の「この地に埋没放置されている地蔵尊を奉祀せよ」との託宣から、町内の有志で発掘し奉祀したところ霊験がたちどころに現れ、悪疫災厄は霧散した。
それ以来「ごて地蔵」として尊称され招福除災の地蔵尊として崇敬されているそうです。

「ごて地蔵」から曽根崎お初天神通りを5分程先に進んだ先の北区曽根崎2に鎮座する露(つゆの)天神社。
ビル街に囲まれた社地は、北側と西側に脇参道を構え、南側の露天神表通りに社頭を構えています。

社伝では、上古、大阪湾に浮かぶ小島の一つであった現在の地に、「住吉須牟地曽根ノ神」を祀り鎮座されたと伝わり、「難波八十島祭」旧跡の一社である。
露(つゆの)天神の社名は、昌泰4年(901)菅原道真が大宰府へ配流される途中、この地で「露とちる 涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出づれば」と都を偲んだ一首を詠んだこと、「梅雨のころに神社の前の井戸から水がわき出た」などが由来するとされます。
祭神は大己貴大神、少彦名大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真を祀ります。
境内には曽根崎心中でしられる「お初・徳兵衛」の像や開運稲荷、水天宮・金刀比羅宮の境内社があります。

露(つゆの)天神社
創建 / 不明
祭神 / 大己貴大神、少彦名大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真
所在地 / 大阪市北区曽根崎2-5-4


露天神社から西の国道25号線を越え、大阪駅前第3ビルの地下2階にある「大衆酒場 スタンド マルカツ 第3ビル店」で昼食兼昼飲み。
大阪を訪れたらやはりこうなる、このメニューはせんべろセットの二人前。
今の時代、枝豆だけで一盛2000円とも言われる時代、昼の定食にしても1000円でお釣りがくる。
大阪は酒好きにとって懐に優しく、居心地の良い町だ
大衆酒場 スタンド マルカツ 第3ビル店
所在地 / 大阪市北区梅田1-1-3​大阪駅前第3ビル 地下2階

ここから再び大阪駅に戻り、そちらからエキスポライナーで10分程先のユニバーサルシティ駅に向かう。

今夜の宿「ホテルユニバーサルポートヴィータ」にチェックイン。
USJ目的の宿としてもいい場所にあります。
当ホテルから万博シャトルバス発着ターミナルまでは、徒歩15分程と比較的近くにあります。
ホテル代高騰の折、一泊素泊まりで一人9000円以下(ポイント等利用)だった。
この金額で安く感じてしまうのが不思議だ
因みに、桜島駅近隣の終日駐車場が3000円越えていました、快適に車中泊ができる車であれば、二日間ここに停めるのもありか。
大阪駅からホテルユニバーサルポートヴィータ

部屋で夜間券入場時間まで一休み、昼のビ―ルで一寝入りしてしまいそうだ。
ここからバスターミナルまで徒歩15分、バス待ちを30分、会場までの移動時間も約15分、入場までの時間を約1時間と想定すると約2時間前にはホテルを出る必要があった。

西口ゲートを通過したのが​16:02​。
入場の所要時間は意外なほどスムーズ、一番時間を要したのがバス乗車までの待ち時間だった。

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、160 を超える国や国際機関が参加する大阪・関西万博。会場内に並ぶ多彩なパビリオンは人々を魅了するだろう。
まずは大屋根リングに上り、お目当てのパビリオンの混雑状況を確認。

写真は手前の白い建物がベルギー館、その先がイタリア館、その先に見える赤い球体がシンガポール館。
最後尾は大屋根リングの下にまで伸びており、入場待ちに2時間。
予約したパビリオンの時間もあり、これに並ぶ訳にはいけない。
イタリア館は予約が取れず、明日の朝一番に真っ先に向かうことにした。
初日の最大の目的は、ウォータープラザで開催される「アオと夜の虹のパレード」とドローンショーです。

まずは大屋根リングからショーが行われるウォータープラザを偵察。
水上に聳える凱旋門のような塔は、それ自体が水煙に投影される巨大スクリーン。
この水中には300基を超えるノズルもあり、それらが吹き上げる水煙に照明や映像が投影される。
ショーは約30分で19:00、20:30の二回行われます。
正面の観覧席は予約エリアがあり、周辺には無料エリアがありますが、既に場所取りも行われています。
私達は正面は諦め、大屋根リング側のスクリーン付近で鑑賞する事にしました。

ショーまでの時間、バーレーン館隣りの文明の森を訪れる。
残念ながら倒木の危険性があることから、内部に立ち入れないので外から見るだけです。
6500年前に泥に埋まり、外気から遮断されたことから分解されず、更に長い年月をかけ化石になろうとする過程のもので、亜化石化したオーク(ドングリ)が立ち並ぶ。
有機物の性質を多く残した亜炭の巨大版といえるかもしれない。
133本の黒色化した森は、樹皮や年輪が生々しく残り、表面の一部は高熱で焼かれたように見えるところもある。
6500年前の自然から現代に届けられたタイムカプセルで、この一本一本はチェコの企業により、今回の万博に参加した各国に捧げられたもので、切株の下のQRコードを読み取る事で国名を知ることができる。
この森自体が、一つの大地に根を張る地球のつながりを象徴しているように感じられる。

フランス館。
バッグや服とロダンの彫刻が印象に残る。
作品は「手」をモチーフにしたものが展示され、なぜ手なのかなんとなくわかるような気がする。

アメリカ館の月の石。
疑う事を知らなかった幼い頃、大阪万博で見た月の石は子供ながらに感動したものだ。
いま幼少期の子らにはこの石が大きな夢と感動を与えてくれるものだろう。
歳を重ね、疑う事を知った今、愛知万博、今回の万博と、こうして月の石を見ても妙に冷めている。
ゲーム世代の息子達は、愛知万博の目玉だった冷凍マンモスや月の石など目の当たりにしてもあまり感じるものはなかったようです。
両館とも予約なしで1時間ほどの待ちでした。
フランス館・アメリカ館

すっかり日も落ち、各パビリオンがライトとアップされると、会場は昼間にはない鮮やかな表情に変わります。

そろそろ大屋根リングに上るかな。

少し外れてしまったが、ここからでも音声と映像は十分に楽しめます。
暑い日中より夜の万博会場の方がお勧めかも知れない。

ショーが終わると背後から蚊の羽音のような音が聞こえてくる、ドローンショーが始まり。
はじめて見たが、なかなか見応えがありました。
何基飛ばしているのか定かではないですが、綺麗である事は間違いない。
ドローンのペラの音がここまで大きなものとは知らなかった。
一連のプログラムを終えると、夜空に←東ゲート・西ゲート→の表示が現れ、会場内に退場アナウンスが流れてきます。
パビリオンは21時、閉場は22時なんですが、急かされる様に観客がゲートに動き出します。
桜島駅に戻り、長い列の出来たコンビニで軽食を買い求め、ホテルに戻ると23時頃でした。
明日の作戦は開場時間と同時に、イタリア館に直行です。
万歩計は初日だけで28592歩、足が疲れた。風呂も入らず速攻寝る。

二日目、西口ゲートの列に並び9時の開場まで待機。
持参した椅子が活躍してくれた、ゲート前は日除けもないので真夏は大変なことになるだろう。
作戦通り、入場と同時にイタリア館にまっしぐら。
開場直後は昨日の列は嘘のように、流れるように館内に入る事ができた。
お目当てのファルネーゼのアトラス。

日本初公開のファルネーゼのアトラスは、約2000年前のローマ時代に制作された大理石の彫刻。
ギリシャ神話の巨神アトラスを描いた作品です。
アトラスは天空を支える宿命を負った存在として知られていますが、この彫刻では彼が丸い天球を背負い、膝を折る姿が表現されています。
この像の特筆すべき点は、単なる神話的な筋骨隆々とした像だけでなく、彼が背負う球体にあります。
この球体には48の古代星座が精緻に刻まれており、古代の宇宙観そのものを象徴しています。

膝を折る姿は、単なる重量の象徴ではなく、大地と天空の秩序を守るアトラスの役割を示すものであり、時代が下るにつれて「天球」として描かれるようになりました。
大理石から彫られたアトラス像は、血管が浮き上がり、盛り上がった筋肉の造形など、人体の観察力の高さを感じとることができます。
この作品は、紀元2世紀頃に制作されたもので、16世紀のルネサンス期、名門ファルネーゼ家が所有したことから、ファルネーゼの名が付けられました。
現在はナポリ国立考古学博物館に所蔵されており、古代ギリシャ・ローマの宇宙観を伝える貴重な芸術作品として知られています。
バチカン美術館からミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(1571-1610)の代表作の一つ「キリストの埋葬」
光と影の劇的な対比で描かれた作品は後の宗教画に大きな影響を与えた。
照明が落とされた館内の闇のなか、絵が織りなす劇的な光景は見る価値がある。

キリストの上半身を抱きかかえるのが聖ヨハネ、下半身を抱きかかえるのがニコデモで左上は聖母マリア、中央がマグダラのマリア、右がクロパのマリアの三人のマリアが描かれている。
聖母マリアの右手と両腕を広げたクロパのマリアが奥行きと広がりを感じさせる。

レオナルド・ダ・ヴィンチのアトランティコ手稿。
彼が人間工学、飛行装置、自然観察に情熱を注いだ時期に描いたスケッチを含む貴重な記録です。
これは、芸術と科学の融合を体現する重要な資料とされています。
この手稿には、手回し糸車や金箔製造機・金箔職人の道具といった技術的な設計が記されており、ダ・ヴィンチの発明への探求心が反映されています。
彼の多岐にわたる関心が結集したこの手稿は、全12巻で構成され、1119ページにも及びます。
その内容は、武器、楽器、数学、植物学、飛翔など幅広い分野にわたり、彼の知的探求の奥深さを物語っています。
このノートは、1478〜1518年頃に執筆され、現在はミラノのアンブロジアーナ図書館に収蔵されています。
ダ・ヴィンチの思想や技術革新の過程を知る上で、極めて貴重な歴史的資料であり、オリジナルを見られることに感謝しかない。

スペイン館​。
この地球儀は地球全体の海流が投影され、海洋国家スペインを象徴するもの。
一方で海流の変化による気候に与える影響を暗示するように見えるのは自分だけか。

左はスペイン館のmahouビール、写真右はイタリア館屋上庭園。

NTTパビリオン​。
Perfumeによる2025年のNTTパビリオンと1970年の電気通信館をリンクした映像と、自分の分身が見られるもので視覚的に楽しめる内容です。

チェコ国立レストラン​の昼食。
一階と二階でメニュー内容が違います、二階に通されて一階のメニューはオーダーできません。
万博価格でこれで一万越え。ビールは美味しかったな。

書道の巻物を広げた形をモチーフにした​中国館​。
昨年6月、無人探査機「 嫦娥じょうが6号」が世界で初めて採取した月の「裏側」の土壌が展示されています。勢いのある中国らしく、建物の外観に留まらず、歴史と最新科学を前面に打ち出した展示内容です。
待ち時間は45分ほどだったか。

この他ににも待ち時間の無いパビリオンを見て回り、二日間で11か国のパビリオンを見ることができました。
睡眠時間を削り、事前予約にチャレンジするか、ターゲットを決めて朝一番に並ぶか二択だろうか。
印象としては平日の開場直後に人気パビリオンに行くのが効率的かも知れない。
あとは入場前に昼食・軽食を買っていった方が無駄な時間がないと思われます。
日陰が少ないので日傘と水は必需品です。

二日目の万歩計は19880歩、二日間歩き回って右足も痛くなり、ベンチで足を伸ばし休息してから17時に会場を後にした。
訪問日 / 2025/05/12・13





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Last updated  2025.05.19 00:00:16
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