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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
八十三番弥勒寺から今回掲載する八十四番玄猷寺へは、県道243号線を東へ向かい、1.7kmほど先の東海市富木島町北島地内まで約25分程度、ほぼ平坦な道のりになります。
![]() 県道の姫島交差点で右に進むと写真の玄猷寺西門に至ります。 右側に楼門を構えた大きな伽藍を持つ玄猷寺ですが、当日は楼門が補修工事のため、この西門から境内を訪れました。 ![]() 曹洞宗 瑞雲山 玄猷寺の寺標と工事中の楼門。 正門の前には広い駐車場があり、車で訪れても駐車場に困る事はない。 ![]() 西門から境内に入るとすぐに手水舎があり、その奥に巨大な涅槃仏が安置されています。 ![]() 涅槃像は平成二十五年(2013年)、福岡県にある南蔵院の涅槃像を模して1/4の大きさで、旧本堂・旧位牌堂の跡地に設けられたもの。 陽当たりの良いこの場所で心地よく昼寝をしている様にも見えるが、入滅直前に最後の説法を説く姿を現したもの。 実に穏やかな表情をしており、眉間にしわを寄せることの多い昨今、こうした表情を心がけなければいかんのかもしれないが、今朝は今朝で新たな戦争のはじまりを告げる報道を目にして、学べない世の中に眉間にしわを寄せる自分がいる。 ![]() 伽藍は南向きに東西に配置されており、西門側から大師堂・本堂・庫裏と並ぶ。 東海市史、知多四国ガイドブックを基にした玄猷寺の概説は以下。 ■由緒 曹洞宗 瑞雲山 玄猷寺(げんにゅうじ) 玄猷寺は、臨済宗天龍寺派の開祖夢窓国師が後醍醐天皇を追悼し、暦応2年(1339)に勅願所として建立されました。 草創以前は草庵で、弘安二年(1279)に建立とされる石碑がかつての境内墓地にあったという。 夢窓国師は、国、帝の師として仰がれる高僧に贈られる国師号を七つ持ち、寺号はそのうち「玄猷国師」に由来しています。 慶長五年(1600)、現在の本寺である普済寺(現東海市加木屋町)五世在室岱在大和尚が開山となり、曹洞宗寺院として復興されました。 その後、幕末の慶応三年(1867)には大火に遭い全山ことごとく焼失し、昭和を迎えるまで衰退期が続いた。 ■沿革 昭和九年(1934)の弘法大師一千百年御遠忌を記念して弘法堂新築を皮切りに、伽藍整備が進むも、太平洋戦争によって中断。 戦後の昭和二十八年(1953)から伽藍整備が再開、医王山如意寺(廃寺)の本堂や庫裏の移築、開山堂や位牌堂、瑞応寺にあった書院を移築し、伽藍が整えられた。 その後、伽藍の老朽化に伴い、平成十九年(2007)から弘法堂を除き、本堂をはじめすべての伽藍の再建が再開される。 本堂が建設された際には、建材の檜の端材から三万体の握り仏が彫られ、本尊の分身「握り観音」として参拝者に配布されたという。 平成二十三年(2011)に現在の寺観となった。 平成二十三年には新たに山門(楼門)が建設され、両の間に仏法の守護、邪鬼退散の役目を持つ極彩色の四天王が安置された。 ■本尊 十一面観世音菩薩 ■寺宝 聖徳太子童型像 元は延暦寺の鶏足院の寺宝とされ、信長が比叡山焼き討ちの際に羽柴筑前の足軽が故郷へ持ち帰り、納めたという言い伝えがあり、玄猷寺近隣の廃寺となった神護山三盛庵の本尊とされる。 この他に室町時代の作と思われる阿弥陀仏木像を所蔵する。 いずれも東海市文化財一覧には登録されてはいないようだ。 ![]() 境内左側の本堂と庫裏の眺め、境内の庭園は広々として、手入れが行き届いた印象を受けます。 ![]() 大師堂正面全景。 昭和九年(1934)に建設された、木造の入母屋瓦葺堂で、向拝右側に鎮守社の秋葉三尺坊大権現が祀られています。 ![]() 大師堂内の眺め。 堂内中央の朱塗りの厨子に弘法大師、右側の黄金色の厨子に薬師如来坐像が安置されています。 ![]() 本堂正面全景。 2007年に完成した入母屋瓦葺木造の建築で、内部には本尊の十一面観世音菩薩の他、脇侍に毘沙門天、不動明王を安置するという。 ![]() 楼門。 何の工事なのか定かではないが、当日はこのような状況で、極彩色の四天王像の拝観はお預けでした。 ![]() 楼門前の手水。 椿の隙間から顔を覗かせる龍口から清水が注がれていました。 ![]() つみふかき にょにんをすくふ みほとけの なさけ(?)やさしきひめしまのさと 第十二回後開催 歩いて巡拝 知多四国 八十四番札所 瑞雲山 玄猷寺 宗派 / 曹洞宗 本尊 / 十一面観世音菩薩 創建 / 天平勝宝元年(749) 開基 / 夢窓国師 開山 / 在室岱在大和尚 札所 / 知多四国霊場83番札所、知多西国二十二番札所、梅花観音十五番札所 所在地 / 東海市富木島町北島28 参拝日 / 2026/02/17 弥勒寺から玄猷寺 / 弥勒寺から県道243号線を東へ、1.7km、徒歩25分ほど。 関連記事
・第十二回後開催 歩いて巡拝 知多四国 八十二番札所 雨尾山 観福寺 ・第十二回後開催 歩いて巡拝 知多四国 八十三番札所 待暁山 弥勒寺 玄猷寺の参拝を終え丁度昼時となり、姫島交差点から北に200mほどにある「麺処 うきとみ」でラーメンを食べることに。 ![]() 「麺処 うきとみ」の外観と店舗前のメニュー。 この日の気温は覚えていないが、こうしたものが恋しい気温だったのだろう。 左が魚介しょうゆそば、右が油そば、どちらも税込1030円。 魚介しょうゆそばのスープは魚介の出汁が効いては好きな味だった。 小麦の風味を感じさせる色合いの麺だったが、そこまでのことはなかった。 油そばを頂いたかみさんの感想は「特別感激するほどのものではない」と辛口だった。 学生時代お世話になったスガキヤも、昔に比べ高価になり、税込1030円が安いと感じるようになった。 麺処 うきとみ 所在地 / 東海市富木島町伏見1-17-1ムーンストーンビル1F お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.03.23 18:21:15
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