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前回掲載した稗田 神明社から、国道247号線沿いに1.1kmほど北上した大井漁港に向かいます。
今回の目的地は弘法大師が三河から船出し、知多半島の土を踏みしめた最初の地・聖崎です。 ![]() 大井漁港の入口に、海風を遮るように聳える小高い丘が聖崎。 聖崎の港側から堤防沿いに進むと、目的の上陸大師像が沖に立てられています。 コースは、なぜか聖崎の頂きまで登り、聖崎公園を経て眼下の大師像に下るルート。 ![]() 「回り込めばいいんじゃない」などと内心ブツブツ言いながら階段を登り、頂に立つ。 頂からの三河湾の眺望と、見頃を迎えた河津桜はなかなかのもので、敢えてここをルートに選んだ理由も分からなくはない。 個人で上陸大師像を見に訪れるなら、迷わず大井漁港側から訪れるだろう。 ![]() 聖崎の東端に下る散策道から、眼下の上陸大師像の眺め。 弘仁5年(814)、三河での修行を終えた弘法大師は、船で当地の双子岩に辿り着き、聖崎から知多に上陸したという。 この像は大師上陸の言い伝えを元に、昭和59年に建立されたもの。 ![]() 散策路を降り、堤防から沖合の双子岩の上に立つ弘法大師像の眺め。 潮の満ち引きで大師像まで地続きとなり、歩いて間近から仰ぎ見ることができる。 この地に第一歩を踏みしめた弘法大師は、景観が四国に似ていることから「西浦や 東浦あり 日間賀島 篠島かけて 四国なるらん 」と詠われたという。 その後、聖崎から成願寺を経て山海の岩屋寺に留錫、護摩修法された後、野間を経由し、陸路北上し伊勢路に向かったとされる。 この聖崎には、宝暦のころまで大師上陸の第一歩を印されたとされる僧形の大石が立ち、村人たちは礼拝を続けていたとされ、時とともに波に削られいつしか海中に没したということです。 ![]() 三河湾の左手に西浦を望み、右手に浮かぶ島は佐久島。 弘法大師縁の地を巡る知多四国、沖に浮かぶ篠島や日間賀島にも札所は及び、八十八寺の札所と開山所三寺、番外札所七寺を含め九十八寺を巡りますが、上陸大師は特別番外として位置づけられており、今回のルートで巡拝する三十三番札所北室院で御朱印が頂けます。 ![]() 聖跡上陸大師 尾張巡錫第一歩。 ![]() 当日は聖崎公園の河津桜が見頃、公園駐車場にキッチンカーも出ており、花見団子など買い求め、しばし花見を楽しんでから次の札所を目指すことにした。 第十三回 歩いて巡拝 知多四国 聖跡上陸大師 建立 / 昭和59年 所在地 / 知多郡南知多町大字大井字聖崎5−4 参拝日 / 2026/02/28 稗田 神明社から聖崎 上陸大師 / 国道247号線沿いに1.1kmほど北上、徒歩15分ほど。
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Last updated
2026.04.30 17:47:43
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