寿昌山 大永寺 枝垂れ桜が見頃
2025/03/24守山区大永寺町に鎮座する曹洞宗の寺院寿昌山大永寺。創建は古く建久元年(1190)。毎年鐘楼門前の二本の桜と鐘楼門の写真に収めるために訪れています。先日、香積院の枝垂れ桜を見てきましたが、大永寺の枝垂れも気になり、納車されたばかりの車で訪れました。今日の大永寺の桜。左の淡いピンクの枝垂れ桜はピークを迎え、風が吹くとヒラヒラと花びらが舞い散る状況。右の白い花を付けるソメイヨシノはまだこれからです。花期が違うので、二本の桜の花が残る状態の写真は収められない。右の桜が鐘楼門に彩りを添えるのには一週間は必要か?枝垂れが美しいのもあと少しか、それまでに暖かい日が続けば二本の桜の競演が見られるかもしれない。海外に渡航するので桜を追いかけて巡り歩くことはできないだけに、この姿が今年の桜の見納めになるやも。大永寺鐘楼門から境内の眺め。建久元年(1190)山田重忠が小幡に建てた寿昌院がはじまり。大永元年(1521)、重忠の末裔岡田重頼が再興、大永寺と改めたが戦火で消失。元和三年(1617)、岡田善同が名古屋城築城の残材を用い再建、現在地に移す。本殿、庫裏、右手の鐘楼が主な伽藍。平成8年(1996)に改築、鐘楼を除き建築物が一新された。本堂左には岡田氏歴代の墓石が並んでいる。境内には樹齢500年とも云われるラカンマキと樹齢400年とも云われるイヌマキの古木が今も残る。蕾も残り少ないようです。寿昌山 大永寺宗派 / 曹洞宗創建 / 建久元年(1190)本尊 / 釈迦如来(伝恵心僧都作)所在地 / 名古屋市守山区大永寺町208公共交通機関 / 大曽根からゆとりーとラインで川宮停で下車南西に5分ほど訪問日 / 2025/03/24関連記事 / 守山区史跡散策路 13 大永寺