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カテゴリ:旅
暗かった空に一筋のオレンジ色の光の筋が見えてきた。
もうすぐ朝一番の太陽に会えるんだ!そう思うと寒さも忘れ、どきどきしてくる。 東の空の色は、太陽が昇って来ると共にだんだんと黒とオレンジ。そして黒と オレンジと藍色。と変化しながら明るさを増して行く。 ガイドの指示に従い、順番にポーズをとって写真を取ってもらう。万歳をしたり、 バックの方向を変えたり、手のひらに日の出が乗るようなポーズなど、時間との 勝負のこの写真撮影は、忙しかった。後で見てみるととても素晴らしい記念になった。 西の空も明るくなってくるが、水色とピンクの微妙な色合いがまた美しい。 水色が下で上がピンク。この水色は、なんと地球の影だそうだ!なんてロマンティック なんだろう。そして水色のところに三角の影があり、それは、今私たちがいるハレアカラ の山陰だそうだ。朝日と共に地球の影、山の陰を見ることがで最高の気分だった。 自然が作り出す色の変化の美しさは、心に響き、それを見ているだけでとても 本当に幸せな気分になっている。 太陽が昇り、火口のほうへとショートトレッキングをする。地面にはなんと霜柱があった。 それほどの寒さだったのだ。光を浴びてきらきら光る霜柱をハワイに来て見るなんて。 不思議な感じだ。 火口へ向かう道を歩いていると、富士山の五合目小富士と同じ波動を感じる。 その昔、神の山、富士へ登る人々は、自分と神との約束のために大いなる決意を持って 上ったと言う。 ハレアカラの山頂にある、神聖なホワイトヒルへも古代のハワイアンたちも、富士へ登った 人々と同じような大いなる決意を持って登ってきたのに違いない。 そんな特別の場所なのだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年02月22日 21時43分48秒
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