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カテゴリ:読書、映画鑑賞、美術館などなど
母が先日76歳の誕生日だったので誕生日祝いに
横浜美術館特別展「源氏物語の1000年」~あこがれの王朝ロマン へ出かけてきました。 8月から始まっていてずっと行きたいと思ってたんだけど もうそろそろ終わるので、実は慌てて出かけてきました。 混んでいるのかなと思って覚悟を決めてでかけたのだけど 思ったほどではなかったです。 確かに混んではいたけどね。 とにかく見応えのある展示ではありました。 平安時代の装束も飾ってあったりして。 かな文字は全然読めないや、日本語なのに。 源氏物語の、お話の一部分を絵にした掛け軸や屏風がいろんな時代、いろんな作者によって 描かれています。 母と私の話なんぞはちょっと的外れな話題 私:私みたいな捨て魔がいたら捨てられてるよね 母:「何に使うのこんなもの!」ってとっくにゴミに出されてるよ 私:どっかに売るとかでなく、処分だよね 母:これをこんなにきれいに保存しておけるってのは金持ちだね 私:狭い家で押入れにこれ、あったら邪魔だモン 母:大きな蔵とかがあって、しかもちゃんと虫干しできるくらいでないとね しょーもない話。 たくさんの見物客の中で、女性の三人組がいました。 年の頃は私よりちょっと若いかな。 大学生ではなかったけれど。 源氏物語のお勉強をしていた人たちなのか、あさきゆめみしでも深く読んだのか 「これ、あの場面だよね」なんてきゃっきゃしながら喋っていました。 そんなのがわかると一枚一枚、楽しく見ることもできるのでしょうねぇ。 絵や作品の前に三人陣取って動かず喋りまくるのには閉口でしたが あまりに楽しそうなのでちょっと羨ましかったです。 私は読んだことがなく 有名な部分部分をちょっとずつ知っているくらいなものだからね。 途中、ちょこっと「紫式部」本人のことが書かれていました。 あの時代の女性のこと、あまり解明はされていないようだけれど あの当時で30歳近くなっての女房勤め。 若い女房衆の中にいきなり入り、浮いていたようです。 そんな話を読むと今も昔も変わらないものがあるんだなぁと思ったり。 だいたい、このお話の中の恋模様だって 今も昔も変わらない男女の想いの色々だからね。 時代背景が違っても心、想いはそう変わるものではないですね。 途中、見応えありすぎて、母が疲れちゃいましたが 休んだりなんだりしながら ゆっくりと最後まで満喫しました。 横浜美術館、来月からはセザンヌ主義が企画展で始まります。 あんま好きじゃないけどねぇ。 近所だから行くかもな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月26日 00時39分34秒
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