naitou-souの日常(楽天式)

2007/09/04(火)23:33

放送大学 本気のBS進出へ

日々のつぶやき(230)

テレビやラジオで放送される講義番組を視聴して、大学卒業を目指す正規の大学「放送大学」。 現在は関東地区の一部で放送している地上波と、全国で見られるCS・ケーブルテレビを通じて放送していますが、その中でCS放送を2011年度までに廃止し、普及率の高いBSデジタルに移行する方針を明らかにしました。 放送大学 BS移行へ…受講の機会拡大(YOMIURI ONLINE) ソース→放送大学 BSデジタル進出へ (テレビのアシタ→2.0) 自宅のテレビとラジオで授業を受け大学の学位が取得できる放送大学(石弘光学長)は、2011年度に現在のCS(通信衛星)放送での授業配信を廃止し、BSデジタル放送への移行を目指す。 CS放送の4倍強の普及率があるBSデジタル放送に移ることで、教育の地域間格差をなくすとともに、生涯学習や資格取得など多様なニーズに応じた授業の充実を進めていく考えだ。 同大学を所管する文部科学省は、BSデジタル放送化に向けた放送設備や伝送回線の調査設計のため、08年度予算の概算要求に5000万円を盛り込んだ。09~11年度に放送設備の整備を行う方針だ。 現在、放送大学の授業は〈1〉スカイパーフェクTVによるCS放送〈2〉地上波のテレビやFMラジオ放送(関東の一部地域のみ)〈3〉ケーブルテレビ――で視聴できる。CS放送は、全国どこでも無料で授業を視聴できるが、アンテナやチューナーを購入する必要がある。視聴できる世帯は全国で約300万世帯(全世帯数の約6%)にとどまっている。文科省では「当初の予想に反して、CS放送の一般家庭への普及が伸び悩んだ」(幹部)と見ている。 放送大学の受講者には学位の取得を目指す人のほか、昨年成立した改正教育基本法に新たに条文が新設された「生涯学習」を目的とする人や教員や学芸員、准看護師から看護師への移行など「資格取得」が目的の受講者もいる。このため、文科省では今後も受講のニーズが増えると見て、約1300万世帯が視聴しているBSデジタル放送への移行を目指すことにした。 BSデジタル放送は、地上波のデジタル化が完了する11年までに、計7波の周波数が新たに割り当てられる見込みだ。少なくとも現行より十数チャンネル以上増える見通しだ。 総務省は09年春にBSデジタル放送への参入希望者を募る。テレビショッピングや天気情報など、参入希望の民間企業も多いと予想される。 文科省ではBSデジタル放送化で、授業の字幕放送が可能になり、難視聴者や高齢者への対応につながるなどの公共性をアピールして、参入を実現させたい考えだ。(読売の記事より) 確かに普及率の高いBSでやったほうが、“生涯学習”の更なる普及に繋がりますからね。 この方針の実現に期待しましょう。

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