|
カテゴリ:特急乗車記
7月9日の日記で紹介したJR東日本のウィークエンドパスを使い、7月10,11日と宮城方面に出かけてきた。
上野から乗ったのは新幹線…ではなく、上野8時ちょうど発の常磐線経由仙台行きの特急「スーパーひたち7号」。 新幹線開業で在来線の優等列車が次々と無くなっていく中で数少ない東北方面の直通列車で、新幹線だと約2時間で着いてしまう仙台を4時間ちょっとかけてノンビリ(?)走っている。 上野駅での仙台行きスーパーひたち7号の案内。 近距離を走る快速列車に交じって風格がある。 仙台行きの行き先表示。 下に小さく「常磐線経由」とある。 上野駅のスーパーひたち7号。 誕生から20年が経ってもインパクトある。 上野を8時時刻通りにに出発! 以前だと長野方面に向かう特急あさまとの同時発車で、日暮里まで並走シーンが繰り広げられられたが、今は単独での出発だ。 通常のスーパーひたちは上野を出ると水戸までノンストップだが、このスーパーひたち7号は何故か松戸にも停車する。 そのせいか、松戸からも多少の乗車があった。 松戸を出るとスピードも上がり特急らしくなってきて、利根川を越えて茨城県に入り取手を通過すると交流と直流の電源切り替えのために一時車内の電気が消える。 この消灯により茨城県に入ったのを実感する所だが、最近の車両では車内の電気が消えずに電源の切り替えが出来るので、常磐線の定期列車ではこのスーパーひたちの651系が唯一電気が消える電車となっている。 取手を出ると車窓に田んぼが広がり、遠方には筑波山も見えてきた。 土浦にも停まり、偕楽園や千波湖が見えてくると水戸に到着。 水戸からの乗客もあり、常磐線沿線と仙台を結ぶ貴重な足となっているようだ。 いわき駅では11両編成中グリーン車を含む7両が切り離され、仙台までは4両のミニ編成で向かう。 やがて車窓に海が見え、それまで降車があまりなかった仙台行き編成も、富岡や浪江、原ノ町などで降車があり、また乗車もあった。 岩沼で東北線と合流し、高架の長町付近を走り、都会的な雰囲気が漂うと約4時間23分で終点の仙台に到着した。 仙台駅に着いたスーパーひたち7号。 隣は仙台空港アクセス線。 新幹線でサッと行くのも良いが、新幹線ほど急ぐわけでもなく料金をかけたくない、かといって普通列車だと時間がかかりすぎて疲れると言った場合にもこの「スーパーひたち7号」を選択肢に入れて、街や田園風景、海などのバラエティな景色を楽しむのはいかがでしょうか? 列車通り classics 特急ひたち号 常盤線 上野~水戸(DVD) ◆20%OFF! 偕楽園ユースホステル パイラ松島・奥松島ユースホステル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.16 22:15:47
コメント(0) | コメントを書く
[特急乗車記] カテゴリの最新記事
|