|
カテゴリ:会津の旅
【8月25日】
この日は青春18きっぷにて只見線に乗ってきました。 只見線は新潟県の小出から福島県の会津若松を結ぶローカル線で、只見川などの景色も素晴らしく、何度か乗ってきました。 しかし、2011年7月に沿線の大雨により、現在でも途中の只見~会津川口が列車の運転が出来ず、バスの代行輸送が行われています。 橋桁をはじめ被害は大きく、復旧には億単位の予算と相当の歳月がかかり今後も豪雪や大雨などの被害の可能性もあり、かつ普段は利用客の少ない赤字路線で、JRとしても復旧に着手しようか悩みどころである様です。 結局、福島県や地元も管理費等を一部負担する方式で復旧に動き出し、いずれは全線が鉄道として再開する見込みで一安心です。 新潟県側の始発駅である小出駅の発車案内。 1日4本しかなく、会津若松まで時間のロスなく行けるのは13:11発のみ。 只見線に車内販売があったらすごいが(笑) 小出方の車両は只見縁結びラッピング。 手差しのサボも健在。 只見方は白地に青ラインの初代新潟色。 只見線が寸断された今、小出~只見は新潟地区の車両が活躍している。(それまでは全線東北地区の車両) 国鉄時代からの青シートもローカル線の原点といえる。 只見線のキハ48と上越線E129系と顔を合わす。 新潟県内では越後○○や魚沼○○などの駅名もある。 小出寄りの終点只見で代行バスに乗りかえる。 駅舎内にはインフォメーションコーナーなどもあり、ゆっくりしたいが乗り換えが4分しかないのでせわしい。 会津川口行のバスに乗車。 青春18きっぷでも乗車可能で小出からの只見線の客はほとんどがバスに乗りかえた。 只見行きの列車では車掌がバスに乗車する人数を確認していた。 只見線と並走する国道252号線を走り、時折運休中の只見線の線路や橋を見ることができる。 橋が完全に壊れていたり朽ち果てたりしていたりして、復旧には手間がかかりそうだ。 普段は列車内から眺めているが、外から走る列車を見るのも楽しそうだ。 只見川ではダムも多く、本名付近には本名ダムがある。 只見から約50分で会津川口に到着。 小出からは約2時間で、全線のほぼ中間になる。 駅舎はJA会津よつば金山支店や川口郵便局も併設されていて立派な建物だ。 ゆっくりしたかったが、ここでも乗り換えが5分なのですぐにのりこむ。 会津川口のホームからも只見川が眺められる。 会津川口~会津若松は緑ラインの東北色が活躍する。キハ40系列メインでワンマンではないのは今時貴重な存在だ。 しばらくは只見川沿いを走る。 車内は旅行客に混じって地元客も目立つ。 塔寺を出ると山間部から会津盆地になり視界が広がる。 民家などの建物も多くなる。 小出から約4時間で終着の会津若松に到着。 磐越西線のE721系と顔を合わす。 また小出から会津若松まで通しで乗れることを心待ちにしたい。 「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。 鉄道旅行の参考になれば幸いです^^ ※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いします にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[会津の旅] カテゴリの最新記事
コメント有難うございました(^-^)
災害での復旧は、その路線の採算度によって左右されるので・・仕方ないとはいえ残念な事です(T0T) 先週行った呉線でも急ピッチな復旧工事がされていました(^0^) パノラマカーの運転台は外からよじ登るので・・雨の日は大変そうでした(^0^; (2018.09.06 01:52:25)
こんばんは。
このディーゼルカーもすっかり見なくなりましたね。ラッピングを見ていると、もう西日本の車両に見えてきます(笑) 風景・景色もいいですね。もう7年もこの体制で乗客が運ばれているんですか。2021年全線再開見込だそうで…。前向きな動きがあるようで何よりですね。 (2018.09.06 22:02:57)
こんにちは🎵
只見線の橋きれいですね~ 復旧にお金かかりそうです。 つい北海道のことを思い出しました。 いろんな線路が只見線のようになってなければいいですね。 (2018.09.08 09:59:42)
楽しい乗継ですね。私も只見線は行きたいと思っていますが、
あのダイヤでなかなか計画を立てることが出来なくなっています。 でもこの記事を見て、改めて計画したいと思いました。 国鉄型車両も貴重です。 (2018.09.12 11:35:48) |