2021/05/23(日)23:27
SLばんえつ物語号グリーン車の旅
【10月25日】
SLばんえつ物語は、新潟県新潟市の新津から磐越西線を通り福島県の会津若松へ至るSL臨時列車です。
全車座席指定の快速列車で、普通車は乗車券類(青春18きっぷ含む)の他に指定席券530円を別途購入すれば乗車できる。
また、グリーン車指定席も連結され、こちらは乗車券類(青春18きっぷでは乗車できない)の他にグリーン券1700円(距離による)で乗車でき、1列+2列の快適なリクライニングシートで、専用の展望スペースもあり、乗車価値は大きい。
今回、僕もこのグリーン車に乗ってきたのだが、実は過去3回同列車のグリーン車に乗ったことがある。
しかし、2回ともSLの不具合でディーゼル機関車が代走したため、今回が初めてのSL+グリーン車となったわけです。
JR東日本新潟支社のサイト
個人開設サイト「乗り鉄お役立ちガイド」での「週末パス」の案内
牽引機はC57-180。
貴婦人と呼ばれるだけあって、D51などの機関車と比べるとボイラーがスマートで見栄えも良い。
新津発会津若松行きの場合、最後尾がグリーン車になり、ガラス張りの展望室が楽しめる。
グリーン車利用客以外はグリーン車の車両に立ち入れない。
なので、乗車時に車掌からグリーン車乗車証が渡され、他の車内やホームへ散策などで戻る場合はこの乗車証を車掌に見せて自席に戻る仕組み。
1列+2列の赤い座席が高級感を出している。
これほど快適でかつ、定員も少ないので指定席も普通車より取りづらい。
リクライニングも深く、座席間隔も広いため、窓際の人が通路へ移動する際も隣の人の邪魔にはならない。
後方展望も楽しいし、会津若松発新津行きでは機関車が目の前に来るので、これはこれで楽しい。
列車は阿賀野川沿いに進み、上方の煙がSLが牽引しているのを実感する。
展望室にはSLの部品などに関する展示もされている。
普通車もレトロな雰囲気がして良い感じ。
定員も多く、比較的指定席が取りやすいので、思い立ったときに旅立てそうだ。
SL茶屋という売店もあり、飲物やおつまみ、グッズの他に弁当も売られている。
Suicaなども使える。
4号車の展望車は大きな窓が特徴で、イベントや気分転換に最高の場所だ。
展望車にはポストもあり、実際に手紙を投函できるのが珍しいサービス。
スタンプ台もあり、そばには消毒液も置かれている。
コロナ対策でイベントなどの制限もあり、通常は客室でのじゃんけん大会や車掌の挨拶もあるのだが、それらは今回はなかった。
展望車は行程の中間くらいで車掌によって消毒作業が行われている。
7号車はオコジョ展望車両で、子供向けの遊ぶスペースになっている。
しかし、こちらも感染対策で時間を区切っての予約制になっていて、時間の合間に消毒をしているようだ。
今回は外(デッキ)からの撮影とのことだったので許可を得て撮影できた。
食事は車内で購入した「まさかいくらなんでも寿司」を賞味。
ま:マス、さ:サケ、か:カニ、いくらと、4種類の寿司が楽しめるユニークな弁当だった。
途中の津川では15分ほど停車して給水などのSLの整備を行う。
ちょうど雨が降ってきたところで、そんな中大変な作業だったことでしょう。
ハイブリッド気動車GV-E400系下り普通列車と行違う。
古い施設に最新の車両が対照的。
紅葉もだいぶ色つき始めたようだ。
新津から約3時間30分で終着の会津若松到着。
この後機関車が後ろから押す推進運転で車庫に引き上げ、折り返しの準備をする。
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