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カテゴリ:プチ研究
「炭火に水をこぼしてしまいましてね」
ふんふん。 「水蒸気が一気に噴出しまして、危なかったです」 ---------- 板前さんの危機一発の話を、ハラスを食べながら聞いていました。 しばらく談笑した後に、気になったことを言いました。 ---------- ヤカンに水を入れて加熱すると、そのうちヤカンの口からシュッシュッと出てきますよね。 「お。 また、何かの話ですね。 確かに出てきます」 その状態をよく観察すると、やかんの口から少し離れたところから白くなっているんです。 「うんうん」 その透明部分が水蒸気で、白くなっているのは水蒸気が冷えて凝縮した水滴なんです。 「水蒸気は目に見えないんですか」 水蒸気は無色の気体なので、見えないのです。 「じゃあ・・・成程。」 (ん?) あとドライアイスの白いけむりも間違えやすいです。 「あれは二酸化炭素じゃないんですか?」 二酸化炭素は無色の気体なんです。 「じゃあ・・・・・」 ---------- 仲良しの板前さんは、談笑していても華麗な包丁さばきは止まりませんが、 このような話の時には、包丁を止め、虚空を見つめるクセがあります。 包丁が止まるたびに、お客さんの調理が止まっているんじゃないのか気になります。 --------- 「ひょっとするとドライアイスのけもりも、水滴なんですか?」 そうです。 空気中の水蒸気が冷えて凝縮して、水滴になったものなんです。 ---------- 自分の知っている知識を教えるかわりに、板前さんから料理を教わります。 板前さんは否定していますが、知れば知るほど料理は深いです。 おそらく板前という職は実験のプロだと思います。 スイス国境の粒子加速装置に興味がある板前さんなんて、ここしか知りません。 末永く仲良くしていきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.08 01:17:28
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