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カテゴリ:ミクロの世界
下から順に、冬芽を脱ぎ捨てています。
途中でクセが付いて、リーゼントになるのが面白いです。 突っ張る時期があっても、最後は丸くなる By ネコヤナギ 人間も然り。 ![]() ねこやなぎ ---------- ![]() ネコヤナギの花穂の毛(酢酸カーミン染色) ネコヤナギの毛は、中が空洞です。 毛は透明ですが、空洞により光が乱反射して、毛の色は白く見えます。 これはシロクマが白く見えるのと同じ原理です。 空気は熱伝導性が低いため、熱を逃がさない手段としてマカロニ状の毛は有効です。 ---------- ![]() ネコヤナギの毛の空洞(酢酸カーミン染色) 中に水を入れてみました。 気泡がはっきりと観察でき、空洞があることがわかります。 ---------- 趣味の船釣りで、握りこぶし2つぶんの大きさのネコヤナギ風の生物を、 釣った事が以前ありました。 ピンク色のなまこのようなそいつは、白い毛が全身にびっしり生えていて、 釣り上げた糸の先でグネグネ動いていました。 「なんじゃこりゃ~」 と、糸ごと切って海に返してしまいましたが、今思えばもったいないことをしたものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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