2010/10/16(土)01:12
だって昆虫だもの ---カブトムシ の幼虫につき 要注意---
「カブトムシの幼虫が出てきちゃったよ」
姪からくるメールは、たいてい金魚か虫に関する内容です。
後日電話をして詳しく聞いてみると、どうやらカブトムシの幼虫のフンが増えすぎて
窒息したため、幼虫が出てきたようです。
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飼育ケースを覗いてみると、丸いアーモンドのようなフンでいっぱいでした。
試しにすくってみると、ほとんどフンです。
姪に手伝ってもらいながら、ふるいでフンをよってみたところ、
ほとんど土は残っておらず。
そのため中身をすべて入れ替えることにしました。
広げた新聞紙に、飼育ケースをえいっとひっくり返すと
丸々と太った幼虫がごろごろと9匹。
姪はカブトムシの幼虫を触るのが初めてだったようです。
図1 : 手触りは、魚肉ソーセージ の如し
カブトムシの幼虫は、触られると液体状のフンを出します。(図1)
嫌がっているので、観察は素早く行います。
図2 : お手上げのポーズ
「昆虫だから、幼虫でも足は6本だよ」
「ほんとだ! もっとあるかと思った!」
図3 : 気門は9個
「この点は何でしょう?」
「・・・目?」
「ここで幼虫は息をしているんだよ」
「えぇ~」
最後に姪は、両手に幼虫を9匹乗せ、満面の笑みで記念撮影。
幼虫はひどい目にあったとボヤキながら、すばやく土の中へ。
来年が楽しみです。
(おしまい)
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