日記30日目 6月9日(金) ロシア ウラジオストク
あちゃー。今日もどんより雲。
この時期のウラジオストクに太陽は期待しない方が良さそうだな。
今日はセレゲイとその友達たちと昨日の海の見える公園に続く道でセッションしよう!って約束してる。
セレゲイ曰く、明日は祝日だから人もいっぱいいるし稼げるぜ!ってこと。
そうゆう場所はあんまり稼げないと思うけどセッション楽しそうだしこうゆうイベントは大切にしていきたい。
約束の時間は17時。
昼過ぎまでひたすらアメブロと向き合い移植作業を進める。無駄すぎる時間と思っていたが文字を打つスピードが上がってきた(笑)
普段携帯をいじらない人間が文章を書くと上達のスピードが半端ない(笑)
恐らく今の俺の文字の打ち込みスピードは一般の人に追いついてる気がする☆
メモに書き留めた日記の移植作業も残り数日分。こまめに時間見つけてやってかなくちゃ!
セルゲイが来るまでに稼げるもん稼いでおこう!って思って14時くらいに公園に向かう。
あら?
思ってたより人少ないな…?
セルゲイの言葉のニュアンスと俺の認識とのギャップがすごい。
売店のおばちゃんに聞こうにも今日が祝日かどうかをジェスチャーで聞くのは結構ムズイ。
実はジェスチャーの欠点は名詞だ!
洵智「ねーねー、今日は人が少ないね?いつもこんなもん?」
おばちゃん「!@&7¥!!&(?!5,!,(&'!!」
洵智「今日は日曜日みたいな感じの日って聞いたけど天気悪いから人少ないの?」
おばちゃん「)¥&&6(,34:/1?!&&」
う〜ん。周りの売店おばちゃんも集まってくれたけど意味を汲み取れない。
ま、どっちでもいっか。
とりあえずやってみよう!
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ダメだ…。
薄っすらパラつく雨で人もおらず俺のテンションも上げることが出来ない。
1時間程やってみるが200ルーブル。400円。
こりゃ、寂しいな…。
時間が近づくにつれて雨の降ったり止んだりのペースも雨寄りになってきた。
バイクがぎりぎり見える物陰で雨を凌ぐ。
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風も冷たくなってきて身体が冷える。
でも一応セルゲイと約束してる。
「雨が降ったら俺行かないよー」って言っちゃってたからセルゲイ来ないかもな。
こうゆう時にSIMカード入れておけば良かったなって思うけどこんな待ちぼうけも情緒があっていいのかも!って言い聞かす。
雨はゆっくり心を濡らしていく。
寂しいな。
いい事ばっかりじゃないのが旅の常。
芯まで冷えた身体を引きづって18時過ぎにハーレーにギターを括り付ける。
宿に戻りインスタントラーメンをすする。
インスタをチェックするがセルゲイからの連絡はない。きっとセルゲイもどうするか悩んだに違いない。
すれ違いの心情。これも旅の1ページ。
ここに来て雲が流れて空にはまん丸の月が輝く。ベッドの中で文字を打つスピードの速さにほくそ笑んで、いつの間にか眠りについていた。
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〜もっと〜
俺ならきっとできるはず
出来てないのなら
もっと頑張ればいいだけのこと