『ハケンの品格』#04(第4話)
ますます面白くなってきてます。春子という人間、かなり奥が深い、、、。今回も結婚披露宴で部長にハンコをもらいにきたり、3ヶ月以上働いてほしい、そして正社員登用も考えているといわれても『私は会社に縛られるような奴隷にはなりたくありません』ときっぱり言い放つ。今までは春子に影響されていく社員(東海林、里中、黒岩など)や派遣を描いてきていたがここへ来て今度は社員が春子に影響を与えるようになってきている。今回観ていてよかったな、と思う言葉として『俺、あんたと一緒にいい仕事がしたいんだよ、一緒に働くってことは、一緒に生きるってことと一緒だろ』『2ヶ月後には俺はあんたのこともっと好きになっているかもしれない』この言葉で春子が変わったとはいえないが、少しずつヒューマンスキルが身についてきているんじゃないですかね、、、、というか持ち合わせているのに隠している春子の心の壁に穴を開けようとしています、本人も。春子がスーパー派遣社員になったエピソードがちょっと触れられていましたね。『春子だって最初600円のレジ打ちからはじまった、、、何で今のようなハケンになったかというと、、、、一度も逃げなかった、、、どんなにつらくても、、、一回逃げたら一生逃げなきゃならないから』と。だんだんに春子という人間がわかり始めてきており非常に興味を持っています。今回一番笑ったのが、ラストシーン同じ釜の飯第一弾のふぐを東海林から誘われる春子、『ふぐ、、、』以上に反応する。『ふぐ、死ぬほど好きです。でも東海林主任とは食べたくありません。時給3000万もらったとしても東海林主任とは食べたくありません』『その辺を飛び回っているハエがたまたま唇にとまったからってハエに腹を立てる人間がいますか』『ハエ、、、、?』『そうです、ハエです。』『ちょっと待てーーーーー!俺がハエならあんたなんか電柱だーーーー!』このドラマはそんな笑いもふんだんに盛り込まれていて完成度の高い作品です。今回の評価も☆☆☆☆-。冬クールNo1は決まりじゃないかな。【あらすじ】「悲しい恋とお自給」東海林はバス停のキスから、春子のことが気になってしょうがない。ケイタイの番号を託したにも拘らず、電話もかかってこない。そして偶然にもその現場を見てしまった賢介もまた、気を揉んでいた。一方、美雪は、はじめて貰った給料のあまりの少なさに大ショック。家賃や光熱費を支払うとこ一ヶ月ももたないと春子に借金の相談をするが、あっさりと断られてしまう。悩んでいると、ハケン仲間の香から、他のハケン会社にも登録したらどうかと勧められ、早速登録してみると、時給1800円の受付の仕事の面談が舞い込んできた。明日が面談でどうしたものかと香に相談してみると、みんなやっていることだから、何か理由をつけて休んで行けばいいと教えられる。そんな折、東海林がロシアの企業との商談を任されることになった。モスクワ駐在経験ある東海林はロシア語に自信があるため、春子にいいところを見せようと、交渉の当日の秘書役を依頼。ところが商談の席上、東海林はロシア人バイヤーの迫力に圧倒される。そしてその夜、東海林は、春子と二人きりで話をしようとカンタンテの外に呼び出し、果敢にアタックするが空回り。母親が急病という理由で休んでいる美雪に、ハケンライフの一ツ木が連絡をするが、ケイタイが繋がらず、群馬の実家に電話をしてみると、病気のはずの母親当人が応対し、至って元気であり、美雪が嘘をついて休んだことが判明。実は、別のハケン会社の面談に行ったことを知った春子は、その会社に急行する―人気blogランキングへ!ご投票をお願いします。