オススメのアルバム
こんばんは!今日は私のオススメのアルバムを紹介します。【Rock/Pops:フ】フリートウッド・マックFleetwood Mac / Fleetwood Mac (CD)1967年7月にイギリスで結成。当時すでにスターだったギター&ヴォーカルのピーター・グリーンを中心に、リーダーでドラムスのミック・フリートウッド、ベースのジョン・マクヴィー、ギター&ヴォーカルのジェレミー・スペンサーの4人で構成され、ブルース・バンドとしてローリング・ストーンズなどと共に人気を博す。音楽性の違いから1970年にピーターが脱退し、代りにキーボード&ヴォーカルのクリスティン・マクヴィー、ボブ・ウェルチが参加するが、バンドは低迷期を迎える。1975年にはボブが脱退し、当時バッキンガム・ニックスと言うデュオを組んでいたアメリカ人アーティストのリンジー・バッキンガム、スティーヴィー・ニックスを加え、活動の場をアメリカに移し、同年のアルバム「ファンタスティック・マック」が発売から1年がかりで全米No.1となる。続く1977年のアルバム『噂』は、全米チャートで31週連続NO.1に輝き、全米だけで1900万枚以上のセールスを上げる爆発的ヒットを記録。1960年代後半にロンドンで産声を上げ,“ブリティッシュ・ホワイト・ブルース・バンド”として出発したフリートウッド・マックは、リンジーとスティーヴィーの加入を契機に、アメリカを拠点としたバンドへと変身し,音楽的にも大きな変化を遂げ,前述したアルバム『噂』で人気を爆発させ、名実ともにスーパーグループの仲間入りを果たした。その後,1987年にはバンドのまとめ役的存在だったリンジーが脱退。さらに1990年代にはメンバーの離合集散により、バンドは開店休業状態に陥ったこともあるが,1997年にMTVの「アンプラグド」特番への出演という形で,リンジーとスティーヴィーを含む1970年代の人気絶頂期の5人のメンバーで再結成。その後,2003年にはクリスティンを除く人気絶頂期のメンバー4人で,最新作『セイ・ユー・ウィル』を発表。この作品の発売に合わせた大規模な世界ツアーは03年5月から今年秋まで,1年以上に渡って130公演以上が組まれている。バーズ/エッセンシャル・バーズ数多いるロックンロールバンドの中で、バーズほど過少評価されたグループはおそらくいないだろう。彼らには「ターン・ターン・ターン」で見せた単なるフォークロック以上の魅力があると言うのに。バーズは、ハーモニーと当時押し寄せていたイギリスのバックビートを暖かい、リリカルな血の通ったフォークミュージックでブレンドした初めてのバンドだったのだ。ロジャー・マッギンのトレードマークである鳴り響く12弦リッケンバッカー、空に舞い上がる3パートの透き通ったハーモニー、そしてテレキャスターBベンダー(クラレンス・ホワイトとジーン・パーソンズがペダルスティールの流れるような音に近付けるため開発した弦を伸縮させる装置)が作るカントリーの伸縮するような弦の音とアナログシンセとの画期的な融合-それらの要素がバーズの本質であった。バーズは、翼の生えたリア・ジェット機のごとく、ディランに似た思索的な世界を、内なる宇宙のサイケデリアを、広大なアメリカ音楽の景色をかるがると飛行していった。彼らこそ、カントリーミュージックの存在を変え、幅広いオーディエンスに愛されるきっかけとなったのである。