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東京都練馬区　社会保険労務士　中村事務所　　　(社労士ブログ　代書屋稼業　奮闘記)

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1

★老眼鏡

コンタクトレンズを新調した。よく見えるようになったのだが、どういうわけか視力矯正すると手元が見えなくなってしまったのだ。いわゆる老眼(遠視)なのかもしれないが、こういう事態にちょっとショックを受けている。仕事をするのには、これでも差し支えないのだが、本や新聞を読むのはつらい。仕方がないので、とりあえずの応急処置でダイソーで老眼鏡を１０５円で買ってきた。デザインとか選ぶ余地がなくて、南海キャンディーズの山ちゃんのようなメガネだ。実は、長年レーシックを受けようかどうしようか迷っていた。俺の妹はなかなか思い切りが良くて、去年レーシックを受けて、今は視力が２．０あるということで、俺も今年はレーシックを受けてみようかと思っているのだが、遠視があるとどうなるのか調べてみた。最近は技術が進歩していて、乱視も遠視も同時にレーシックで治すことが可能になっているではないか。仕事柄、目を酷使しているのはわかっている。そろそろ、自分の体のケアも大事にしていかないといけないのかもしれないね。わかっちゃいるけど、なかなか出来ないことなんだよな。今、やっていることは週三回程度、整骨院に通って、肩こりの治療と腹筋のトレーニングをしているぐらいだ。今年は、仕事面は完全に調整局面に入っているので、積極的に営業を仕掛けていくと言うよりは、今ある仕事を手堅く、丁寧にそつなくこなしていくつもりで、足元を見直す時期に来ていると思っている。そういうわけで、今年は、体の悪いところを直したり、新しい勉強をはじめようかと思っているのだ。実は、産業カウンセラーの養成講座を受講しようか迷っている。毎週土曜日、月3回半年間が潰れるので、申し込むのにはちょっと、これも勇気がいるのだ、受講料は２０万円程度で、こちらは、今は小金持ちの俺は苦にならないのだが。雰囲気的に、今年は、自己投資の年になりそうな感じがしている・・・。

2010年01月31日

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★健康保険料の値上げ

昨日の新聞に載っていた。大幅な値上げになる。3月から変更だから、4月の保険料から値上げということで、企業、被保険者の負担はかなり大きいものだと思う。とにかく、今の協会けんぽにはお金がない。カネがないから、給付金の支払いも渋り、おおよそ理不尽な理由で不支給の決定を連発するようなことも平気でやるようになったのだ。社会保険審査官と話をすると、今年になってから審査請求の案件が急増していて、審査もどれほど時間がかかるかわからないという状況で、今、カネのない保険者はやりたい放題になっている。現時点で助成金もしょぼいものばかりで、、社労士の営業に使えそうな有力なものが見つからない。そういうわけで、社労士の今後の営業方針としては、助成金や給付金を中心にして行くには非常に厳しい状況で、今後は、保険料を払う価値が大幅に下落した公的保険に見切りを付けて、いかに保険料を節約できるか・・・が、セールスの中心になるような気がする。もとより、助成金、給付金はその時の経済状況によって左右されることがあり、俺もこれまでも、なんども翻弄され、右往左往してきた。今回もまた同じ事の繰り返しになっているわけで、これを事務所の成長エンジンにしてしまうと、ある日突然終わってしまうから、そろそろ発想の転換が必要だと思うね。社会保険料の節約といっても、そんなに目が覚めるような、絶対的なノウハウがあるわけじゃないけどちょっとしたことの積み重ねで、年間どのくらいの効果が出せるかということだね。従業員の部分はあまりいじれないから、役員報酬のあたりをなんとかするしかないのかもしれないが、少し研究をしてみようと思う。さて、今日は朝から電話の嵐。携帯と事務所の電話が交互に鳴っている状況で、ホントは今日、書類を作成して申請に行きたかったところがあったのだが、やむなく断念した。顧問契約も、こういう相談中心の契約が、やはり一番カタイと俺は思うのだが、それを増やす方法を今年は最初から模索しないとならないんだよな。なかなか、ラクをさせてもらえないんだが、だから社労士業は面白いのかも・・・。

2010年01月29日

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★社労士と交通事故

昨日から家内が旅行に出かけたので、しばらく独身だ。こういうときに、あれやこれやと思う元気が今の俺にはないので、地味に仕事をこなしている。昨日は、久しぶりに会社員時代の後輩のＦ先生と電話で話をした。彼は、在職中に資格取得に熱心だった俺に影響されたのか、行政書士資格を取得し、現在は神戸で大きな事務所を経営して大成功を収めているのだ。彼の専門は運送と交通事故ということで、今回は交通事故の案件で、紛争処理センターまで行った事案を俺が抱えているので、紛センの状況を教えてもらったのだ。社労士をやっていると、顧問先、関与先関係者の誰かが、必ず年に一度、二度交通事故に遭って、交通事故の相談を受ける気がする。そういうわけで、やる気もないのに覚えてしまった仕事が交通事故の業務だ。(笑)もっとも、俺の場合、これは行政書士業務として扱うわけだが、もちろん、裁判や示談交渉が出来るワケじゃないので、あくまで仕事は損害賠償金の請求書の作成と言うことになる。こんな仕事をどこで覚えたかというと、昔、Ｋ野Ｊ一先生の研修で教えてもらったのが初めてだった。社労士の大先生が交通事故の業務を教えるというのは、昔はちょっと違和感があったのだが、もともとＫ野先生は、たしか損保会社の出身だったようで、最近も、「交通事故　誰でもできる損害計算」という本を著している。交通事故の損害計算は、けっきょくのところ弁護士会が出している、赤本、青本、緑本というものを根拠に計算をして、これを保険会社やその代理人弁護士に送りつけるのであるが、今回の弁護士は異常にタチが悪かった。ちょっと気の利いた弁護士なら、先方から示談の話をもってくることも多いのだが、この弁護士は高飛車で最初から無視を決め込んだあげく、依頼人に行政書士には代理権がないとか弁護士法違反だとか言い出す始末。こんな馬鹿弁は相手に出来ないので紛センに書類を持ち込ませてやったのだ。紛センには、事故の当事者しか行く事が出来ないので、実際どのようになっているのか、こっちも情報収集しながら進めているのだが、相手側弁護士は紛センに持ち込まれたことに相当メンツが潰されたようで、駄々のコネ方が半端じゃない。(笑)事故そのものがなかった、医者の診断書はデタラメなど、もう破れかぶれの言いたい放題で、結局、最終的な審査まで行く事になったのだが、そのへんの事情は俺も初めてなので後輩に聞いたのだ。こういうのは、やはり経験を積まないとわからないことも多いね。さて、今日も午後から、例の調査立会。ようやく全体の半分を過ぎて、峠は越えたような気もするが、正直、いい加減飽きてきたよ。マジ一銭にもならない仕事なので、本当に堪えているのだが、まあ、我慢、我慢ということで・・・。

2010年01月28日

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★新しい商品の開発。

昨日は予定どおり、雇用開発協会とハロワでの手続きを完了。今日は、朝から労働保険新適の書類を作成していて、書き上がったので、ここで一息入れてブログを書ことにした。依頼されている手続きをコツコツこなしているのは、こういう、ありきたりな手続きの仕事をしていると、ビジネスのヒントが突然、閃くことがあるからで、俺はこういうときは意識して仕事を詰めてやることがある。社労士事務所の経営が難しいのは、これといった「売り物」がない士業だからだ。なにを売っていくのか、自分で商品を明確にしていかないと、とても新規で顧客を開拓するのは難しいと俺は思う。時代に合った「商品」は、今まで何度かあって、昨日、提出してきた定着雇用促進助成金もそのひとつだった。もう、本当にこれで最後の申請になったわけだが、これは本当に社労士にとってはありがたい助成金だったね。巷で、助成金バブルといわれたくらいだから、これでのし上がったヤツも多い。ただ、問題はそのバブルがはじけた後に、どのように転進したか？で、俺は自分ではけっこう、うまくそのへんは立ち回れたと思っている。ただ、いつも言っているように、これで行ける！と踏んでも、なかなか長続きしないんだよね。俺もここんとこ絶好調で来て、ミニバブル状態だったのだが、それもはじけて、今はネタ探しをしているような状況だ。自分の考えが当たれば、つい有頂天にもなるのだが、だいたいは長続きしないし、時代や法律、行政の扱いが変われば、あっという間に潮目が変化していくものだと思うね。だから、これ一本！って感じの仕事の仕方はよくないと思うね。常に、複眼的に仕事を選んで売っていく必要があるというか、そういうやり方の方が安定すると思う。そんなことは、わかりきったことだったのだが、今の商品が通用するウチに顧客の頭数をできるだけ確保してしまおうという戦略を立てていたのだが、予想外に社会の変化が早かったなぁ・・・というのが今の心境なのだ。やり方自体は間違ってはいなかったと思うが、とにかく今は、新しいネタ探しが急務だね。今日は、ちょっと抽象的な書き方しか出来なかったけど、なんとなくわかってもらえればいいかなと思う・・・。

2010年01月26日

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★明日の準備を。

外は寒いけど、窓から暖かい光が入る、おだやかな日曜日。気持ちもだいぶ和らいできたので、ゆるゆると書類作成の仕事をしている。なにも休日に仕事をしなくてもと思われるかもしれないが、時間に追われることなく、マイペースで書類が書けるのはけっこう楽しかったりする。労災の書類をふたつ。労災の書類も5号だの8号だの16号だの、以前はうっとおしい、書き物だったが、これも業務用ソフトを使うようになってからは、かなり簡単で、楽しい作業になった。労災の書類がなぜ以前はうっとおしかったかというと、5号を書いて、しばらくして休業補償の話が出てくると、以前の話がどうであったか、わからなくなってしまうことが多かったからだ。これも業務用ソフトを使うと、5号から8号へデータを転記できるので、ほとんど苦にならないし、以前は電卓を叩きながら苦労した平均賃金の算出も、賃金台帳から転記するだけで、瞬時にできあがってしまうのだから、いや、もう書類をつくるのが楽しくて仕方がないよな。業務用ソフトを使うことで、格段に処理能力が向上し、俺なんかはかなりの恩恵を受けているわけだ。もし、これを手書きでやっていたら、間違いなくノイローゼになりそうな気がする。だから、開業して、もし顧問先が一件でもできたら、業務用ソフトは即導入すべきだと思うね。今は、俺の仕事も過渡期に入っているので、今考えていることは、目の前の仕事を丁寧に確実にこなしていくことだけだ。机の上に積んである書類の山を探すと、やっておかないといけない書類処理の案件がゴロゴロしているので、まずは、一つずつ、正確に片付けていこうと思う。さて、明日からはちょっと忙しい。助成金に労働保険新適、離職票、資格取得、訂正届出などなど、やらないといけないことが目白押しだ。そういうこともあって、今日は机に向かっているのだが、、仕事だから・・・と思うと楽しくなくなる。今日は楽しいから仕事をしているのだ・・・。

2010年01月24日

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★ちょっと一息。

腕の痛みから解放されたせいもあるが、気持ちが前向きになってきた。コツコツ手続きの処理を続けてきたことが、いいリズムを作り出し、仕事に対する意欲が湧いてきた感じがする。昨日の調査立会もベストを尽くせた。この場合のベストとは、調査時間をいかに短縮できるかということで、昨日は約1時間で終了。調査時間が長引くと、精神的負担が大きくなることが経験上わかったので、必要最小限で済むよう配慮した。特に、精神、神経系の疾患のある人に対する面接調査は、かなりの負担がかかる。立ち会う方も、そういう心理的な負担を軽減するために立ち会っているわけだ。調査が終わって、社長の安堵した声を聞くとやはり相当なストレスなんだろうと思うね。ほっとしたついでに、いろいろな話をきけて、新しい仕事ももらってきたので、俺にも少し余裕ができたのかもしれないね。予定より早く調査が終わったので、離職票をつくりに某ハロワへ出向く。来週、労働保険の新適があるので、適用課で添付資料の確認もついでにしておいた。業種はゲーセンでウチでは初めての業種なんだが、営業許可証のコピーを添付と言うことになった。来週も調査立会があるが、助成金の申請に労働保険の新適もあるから、けっこう忙しくなりそうだ。そう思っていたら、携帯に転送でお問い合わせの電話。練馬の会社らしいのだが、いずれ仕事を頼みたいとのこと。すぐ仕事にはならなかったけど、こんな電話があるだけでも良い兆候が出てきたと思えてしまうね。要は、感じ方次第なのかも・・・。(笑)

2010年01月23日

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★本日も調査立会・・・。

四十肩と思われた左腕の痛み、急激に回復してきた。腕もなんとか上がるようになり、とりあえず一安心。行きつけの整骨院での治療と、顧問先の病院でもらってきた鎮痛湿布で様子見をしていたが、どうやら大丈夫な感じだ。もし痛みがぶり返すようなら、整形外科へ行くことにする。さて、本日も午後から調査立会。なんどかやってみて、だいぶ慣れてきたので、時間もかなり短縮できる。俺は慣れてきたのでいいが、調査を受ける会社、人は初めての経験だから、精神的ケアが大事で、そのあたりにすごく神経を使う。だから、調査の立会が終わると俺もかなり精神的に疲れるから、週に1回以上調査立会の予定は入れることが出来ない。俺の扱う仕事は、手続き、手順の法的要件は完璧!だから、いくら調べられても、どうってことがないのだが、なにしろ扱っている件数が異様に多いから、行政側は不審に思っているのだろうね。調べれば、絶対何か出てくると踏んでいるとしか思えない対応をされているのだが、あいつらには残念だろうが、俺はそんなに脇は甘くない。だから、どうってことはないのだが、行政側は給付を止めた上で相当な時間をかけてくるので、兵糧攻めにあっているような感じになるのが辛い。いくら金に詰まっているからといっても、国家機関がやることじゃないと俺は思うのだが、現実は法律がどうのこうのという話じゃなくて、最後はカネのむしりあいだから、お互い必死なんだろうね。まあ、調査を受けた人の中にノイローゼになっちまった人もいるから、素人にはけっこうキツイんだと思う。特に精神、神経に疾患を持った人の場合、なにが起こるかわからないから、俺も気が気でないこともある。この調査、来月いっぱいはかかりそうだから、俺もなかなか身軽になれないが、誰もいじらない分野をやっている開拓者だから仕方がないかもしれないね・・・。

2010年01月22日

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★たんたんと日常業務を。

腕が上がらないというのは不便で、服が着づらい、車のハンドルが回しづらい、とか、片腕の不自由さを味わっている。ただ、痛みはやわらいできていて、ひょっとしたら四十肩じゃないかもしれない。(希望的観測)さて、暫くの間、攻めの営業ができない状況にあるのだが、日常業務は相変わらず忙しくて、こういうときに腐らずにコツコツ処理をしておかないと、あとあと自分の首を絞めることになるから、机に向かって悶絶しながら書類を書いているわけだ。今日は、久しぶりに離職票を書いて某ハローワークへ持っていった。解雇なのでなるべく早く処理をしたいということもあって、ハロワまで足を運んだのだが、今日書いた離職票には、休業補償があって、書き方がよくわからなかった。電話で書き方を聞いて、持参したので特に問題は生じなかったが、離職票一枚でも、２０年やっても、まだよくわからないことがある・・・。なかなか、奥が深いと思うよな。もっとも最近は、離職票も業務用ソフトで書いて、水平式プリンタ(沖電気のマイクロライン)で印刷するから、作成自体は快適そのものだ。正直言って、離職票の作成は、社労士の仕事の中でも、俺的には、うざい業務だったのだが、最近は離職票を書くのが楽しいくらいに感じる。最近、ハロワの窓口で感じることがあって、仕事ぶりはやっぱり、チンタラしているようにみえるけど、窓口の応対は非常に良くなったような気がしている。今日、応対してくれた職員さんも非常に感じの良い方で、昔の横暴な役人のイメージはずいぶん、なくなったと思う。こういう仕事をしていて、なんだが俺は役人が大嫌いで、仕事のストレスの半分は役人の態度が悪いことにあるのだが、ここ最近でずいぶん様変わりしてきたような気がするね。最初から、こんな感じだったら、俺もこんなに極度な役人嫌いにならずにすんだのにと思うよ。さて、小沢氏と検察の対決、見応えある。これをみていると、どんなに出世してもこういう場面は人生にあるのだなぁと俺は思ってしまうのだが、スケールもジャンルも違うけど、自分の経験から、つい俺は小沢びいきになってしまうな。小沢氏は、田中、金丸事件をかなり研究しているハズだから最悪の結果は回避できるだろうと思う。スレスレのところをいじる人間は、研究熱心じゃないと生き残れないんだよな・・・。

2010年01月18日

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★戦は負け戦こそ面白いのよ！

なぜか左腕が上へ上がらなくなる。いわゆる四十肩ってやつなのだろうか。最近、仕事も私生活も絶不調なので、体のアチコチが腫れたり、痛くなったり、不愉快きわまりない。ブログもあまり後ろ向きなことを書きたくないので、しばらく書いていないが、まあ、人生山あり谷あり。波があるから面白いとも言える。自分で言うのもなんだけど、ずっと絶好調の波が続いてきた。去年の秋頃から陰りが見え始め、現在は、調整過程で身動きが取れない状態だ。テレビを見ていたら、俺の古い知り合いが、逮捕されていた。この人は「借りた金をは返すな」とかいう本を書いて、一躍有名になったのだが、元は川口に住んでいて、俺にこの人を紹介した人は、どうにもなんない人なので相談に乗ってやって欲しいということで、当時、電話だけでなにかの相談に乗った記憶がある。リスケが得意で、中小企業の事業再生関係のコンサルで急成長した。ウチの顧問先にも、ここで入れ知恵されて別会社を作ったところがあり、おかげで間接的に俺も多少潤ったのだが、まぁなんでもやり過ぎってのは、よくないと思うね。コンサルなんて仕事は裏方であって、隠密みたいな存在で良いと俺は思っている。本を書いて、目立ったりすると、優秀なヤツほどこういう目に遭う確率がぐっと高まるから、注意が必要なんだよな。こんな俺にもテレビに出ないかという打診もあったのだが、結局断った。表に出せないノウハウを持っているウチは、派手な活動は禁物というのが俺のポリシー。マスコミなんかで喋ったり書いたりする話なんて、当たり障りのないものばかりだから、プロが聞いてもなんの参考にならないのが常識だ。コンサルなんて仕事は、スレスレのところを上手くかすめていく仕事だから、腕が良いほど危険そのもの。だから、こういう仕事は目立ってはダメ。目立たず、ひっそり、こっそり、小銭を細々と長く稼ぐのが一番おいしい。やり過ぎはよくないと書いたけど、どこまでが良くて、どこからがやり過ぎなのか、やっている本人はなかなか、わからないものだ。ひょっとしたら、俺も調子に乗って、「やりすぎた」のかもしれないな。そういうわけで、今は敗戦処理に忙しいワケだが、戦は負け戦こそ面白いのよ！・・・とうそぶく余裕が俺にあればいいのだが・・・。

2010年01月16日

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★釣り針につける餌。

本日、調査立会。なんだか結末というか、ストーリーが読めてしまったので酷く興ざめなのだ。もう俺には時間の無駄としか思えない。調査前の打ち合わせの時に、審査請求の委任状に印鑑をもらっておいたほうがよさそうなので、書類を準備する。調査と言っても、すでに結論が決められているのだ。調査してなんらかの決定をしようというのではなく、既定の結論に適当な理由をつける材料を探しているだけなのだから、腹が立つというか、それ以上にやりきれない気持ちになる。金がない・・・というのは、たとえ国家機関であってもモラルを低下させるものなのだという現実を思い知ったね。こと社会労働保険諸法令に関しては、この国は本当に法治国家なのかと思えるようなことが平然と行われ、残念だが、俺個人でそれに抗うのは、どう考えても無理がある。それを考えると自分の無力さに悲しさを禁じ得ないのだ。関東信越厚生局の組織図を眺めていたら、ここに社会保険労務士を指導監督する係があることに気が付いた。社労士は、こんな、ええかげんな役所に、指導され監督されているのだ。社労士がなかなか、依頼者の立場に立てず、国民目線で仕事が出来ない根本原因がここにあると思う。社労士が、自分のした仕事で、不利益処分を受けたときに、取り得る方法は、せいぜい審査請求ぐらいが関の山なのだが、その審査請求も身内の役人が仲間を裁くようなもので、本当のところ、どこまで公正かわからないのだ。役所や役人と癒着して甘い汁を吸える社労士はごく一部で、圧倒的大多数の社労士はなんの後ろ盾もないまま仕事をしているから、もう少し身分が保障されるような資格制度にしてほしいが、法改正にそういう発想がないのが痛いと思うよ。新年早々、愚痴ばかりなんだが、実はもう頭の中の切り替えは出来ている。今までの釣り針の餌は古くなって使えなくなっただけで、新しい餌を探せばいいだけの話だ。そんなことは、今まで何度もあったことで、この仕事を続けていく限り、ずっと有効なんてものはなかったのだからね。初心に帰ろうと思うよ・・・。

2010年01月08日

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★社会保険審査官を訪ねる。

昨日の日記にも書いたけど、今月から関東を含む１０都県の審査請求は、関東信越厚生局で行うことになった。審査請求は原則、口頭でもいいのだが、実務では、審査請求書なるものを作成する。請求の内容(現処分の取り消しを求めるとか・・・)、請求の主旨をつらつら書いて、通常は郵送するのが普通。社会保険審査官は、書面審査だけで裁決するから、今回のように医師が労務不能と意見をしているような案件で協会けんぽの決定を覆せないわけがないと俺は思っているのだが、正直、今はなんでもありの状態になっているから、楽観は禁物だ。せっかくなので、いつもは郵送して終わりなんだが、社会保険審査官室へ行ってみることにしたのだ。関東信越厚生局の社会保険審査官室は、ＪＲ浦和駅西口のすぐそばにあるビルに入っている。このビルには、雇用開発協会も入っているから、俺にはなじみ深い。社会保険審査官室はワンフロアのおよそ３分の１ぐらいで、パッと見、３０人くらいはいるようだ。前日に電話で対応してくれた審査官が出てきて、少し雑談してくれた。審査請求の案件でダントツに多いのが、障害年金とのこと。今、国は障害年金もかなり打ち切ったりしているから当然だろうね。対応してくれた審査官は、俺が持ってきた審査請求書の内容についても、意見をしてくれた。医師が労務不能としている案件を保険者が否定するのは珍しいと言っていた。(そういう感じを持つのが普通だよな)協会けんぽの職員と話をしていて感じるのは、彼らは法律も通達もあまり理解していないで仕事をしているということだ。民間人が入って、かなりレベルの低い集団組織になっているのは間違いないだろうね。同じ不支給という決定でもきちんと理由を明確に出来ないのだから、言語道断だよ。審査請求なら、それでも法的に説明がつくから、納得できるまで、俺はやるつもりだ・・・。

2010年01月07日

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★審査請求。

協会けんぽから、不支給の決定をしたという連絡。不支給の理由は、とても常識では考えられない、お粗末な理由。正直、開いた口が塞がらない。協会けんぽは、今、財政難に喘いでいるらしく、もうなりふり構わないデタラメ具合を呈してきた。この件で、厚労省の役人とも話をしたが、最近、とくに協会けんぽに対する苦情の電話が多いということで、いろいろな情報を提供してくれた。役人も上へ行くほど、対応が良く言葉遣いも丁寧だ。厚労省に聞いたのは、協会けんぽ設立後における、従前の行政通達の取り扱い。あまりにも、協会けんぽが法律と通達を無視するようなことばかりするので、それまでの通達がどのように扱われるようになったのか確認しておきたかったのだ。これについては、２０年１０月１日付けの通達で、協会けんぽ成立時点で運用している通達はすべてそのまま変更無しで引き継ぐということになっている。あたりまえっちゃ、あたりまえなんだが、そういう、あたりまえではないことが現在進行しているのだ。社保庁の解体とともに、審査請求の窓口も変更になった。これまでは、各都道府県の社会保険事務局に社会保険審査官が置かれていたが、今月から、地方厚生局扱いになった。関東なら、関東信越厚生局で、１０都道府県の審査請求がすべてこの一カ所に集中するとのこと。社会保険審査官とも電話で話したが、この審査官もなかなか、気さくにこちらの情報収集に協力してくれた。審査官によると、各都道府県のものが集中するので、裁決に２ヶ月ほどかかるとのこと。また、最初に書類(審査請求書)を受け取った審査官が最後まで担当するということだ。最近では、協会けんぽの給付関係の審査請求が急増しているということで、やはり、協会けんぽは、相当無茶な不支給を乱発している模様。保険なんだから、約束どおりの給付をしなけりゃ、保険料なんて誰も払わなくなると俺は思うのだが、まあ、連中にはそんなこと、どうでもいいんだろうね・・・。

2010年01月06日

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★５０万ヒット達成！

５０万ヒット達成！。だからなに？って感じもするが、読んでもらえるブログを書こうと思っている俺には、けっこう嬉しい数字だ。個人的な忘備録として書き始めたブログだが、いつしか、読んでいたたくことを意識して書くようになった。インターネットというのは、素晴らしい。ついちょっと前までは、一個人が意見を表明する場など、どこにもなかったわけで、末端の一個人の社労士の意見なんて、抹殺されっぱなしだったのだからね。また有益な情報を共有する手段としてもネットは素晴らしいと思う。ある意味ネットだから本音で書けることもあると俺は思うし、もし、面と向かってリアルに、たとえば連合会会長に文句が言えるかと言えば、そういう大人げないことはしないと思うね。もしこのブログがなかったら、俺はかなり引きこもり気味の社労士だし、ひっそり目立たず生きていくことだろう。まあ、生きて行かれれば、ということなのだが、俺の場合、ネット上で意見や情報交換したことが、かなり仕事に生きているので、もしネットがなかったら、現在どうなっていたか、想像も付かないね。俺が考えていることは、たったひとつ。社労士を独占業務だけで食える仕事にすること。こんな当たり前のことを真剣に考えている人は、正直この業界にはいなかったと思う。成功している人はそれなりにいるけど、純粋に本来の社労士業務だけという人はほとんどいないと思う。本来の社労士業務だけで十分成功できる人が続出したら、この業界は進歩できると俺は思うのだが・・・。

2010年01月05日

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★厚労大臣への手紙。

長妻厚生労働大臣　殿拝啓　はじめまして。社会保険労務士の中村と申します。大臣に協会けんぽについてお尋ねと陳情をいたします。小職は、社労士として健康保険の給付の手続を代理しておりますが最近、協会けんぽが高額の給付金については、調査と称して給付を止めていることをご存じですか。協会けんぽでは傷病手当金の給付決定は２週間と公言していますが給付金が高額の場合は調査と称して半年近く放置している事実があり国民は非常に困っております。協会けんぽが保険者として、給付について調査を行うことについては依存はありませんが、非常に困るのは、その調査について、法的な根拠がないため、協会けんぽが非常識な対応をしていることです。給付を半年も止めたまま、被保険者になんの説明もない(茨城県支部)というのは、一例で、税務申告決算書を過去３年分提出しろとか、なんの法的根拠もない調査を強要されて非常に困惑しております。これらは、法的根拠が乏しく、その点を尋ねると、あくまで「ご協力をお願いします」というのですが、実態は「強要」で、法的に決まりがないことを理由に、調査と称してやりたい放題になっています。また、給付金の請求を出して、協会けんぽが言っている、給付決定まで２週間というのはなんの縛りもなく、実態は給付金の金額が大きいと言うだけで、疑義がある、不自然な点があるなどと、非常に主観的であいまいな理由で給付を止めているのが実情です。社保庁解体前なら、行政不服審査法に基づく不作為の異議申立などができましたが、もはや協会けんぽは民間機関(名ばかりの)であって、協会けんぽが気に入らなければ、調査と称して永遠に給付を止めてもなんの罰則も国民として救済方法もありません。大臣はこういう実態をご存じですか。協会けんぽが６０００億の赤字が出ていて財政が厳しいことは知っておりますが、保険料を納めている被保険者には関係がないことです。被保険者の権利を一方的に踏みにじるようなことは許されて良いわけがありません。協会けんぽ同様、今年から発足した日本年金機構も、同様で、もし、年金の裁定請求をしてあとに、長期間放置されても、なんの救済手段もありません。これは法的な不備としかいいようがありません。大臣にお願いしたいことがあります。協会けんぽが調査を行う際の基準を明確にするようにしていただきたいと思います。また、調査方法、調査期間についても、一定のルールをつくって頂くようにお願いしたいと思います。以上の件、ご回答を頂きたいと思います。　　　　　　　　　　　　敬具社会保険労務士中村事務所社会保険労務士　中村紳一〒176-0061 東京都練馬区大泉学園町５－８－１１北102

2010年01月05日

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★始動・・・。

仕事始め。今年はカレンダーが良くないから、今日から働くことになった人は多いだろうね。ポツポツ仕事をしないと、結局あとで苦しくなるから、イヤイヤ仕事始めだ。一段落したところで、区役所へ行って、住基カードをつくってきた。もちろん、個人の電子認証もしてもらった。今年から、電子申告で確定申告を行うためだ。２０１０年は、電子申請元年だと俺は勝手に思っているのだが、そろそろ仕事の方も電子申請に対応できるように準備を始めようかと思っている。アマゾンで注文していたＩＣカードリーダも届いたから、あとは、会計ソフトにちゃっちゃか入力すればいいだけの話だが、大量の領収書の山をみると、はじめる前からうんざりするよな。今年は予定どおり、某行政機関の調査対応におわれ、２月くらいまでかかりそうなうえ、確定申告もある。調査対応は手間食うワリに一銭にもならないから、スタートから厳しいんだよね・・・。手帳にスケジュールを書き込みながら、思わず憂鬱になってしまったのだが、これも今年の調整過程上、どうしても避けられないことだ。某行政機関の執拗さには、反吐が出そうで、たぶん、この心理的圧迫に耐えられなくなる顧客が出そうな予感がする。ここで、冷静に考えてみるのだが、どう考えても、俺も事業主も法令違反は絶対にあり得ないから、調査の結果、最悪の不利益処分はないと確信するのだが、なぜ俺がこんなにナーバスになるかというと、やはり、これはトラウマなのだろうね。かつて国家を相手に大立ち回りして惨敗した忌まわしい記憶が蘇るからなのだと思う。連中は巨大な組織であり、人員も時間もたっぷりあるわけで、ホント個人で闘うのは不利。それに、いざとなれば、白を黒といいくるめるくらいわけもないから、できれば無用な闘いはすべきではないと俺は思う。社労士業なんて、本来は地味な仕事なんだけど、どうも俺がやるとハードボイルド風味になっちまうんだよな・・・。

2010年01月04日

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★キャンパス見学。

三が日ということもあって首都高はガラガラだ。今日は娘の志望校のひとつである大学を見に行ってきた。娘はまだ高校一年生で、公立の中高一貫校に通っているのだが、かなり早い段階で志望校を決めるように指導されているらしい。英語が得意な彼女は、留学も可能な国公立の法学部・・・というのが志望校選択の条件で、かなりそういうところは絞られてしまうらしいのだが、もっとも俺にはそういうハイレベルなことはよくわからない。親として出来ることは、実際にキャンパスに連れて行ってあげて、潜在的なモチベーションを高めてあげることぐらいだと思う。そういうわけで、今日は早起きして、寒空の下、キャンパスの中をくまなく歩いた。そういえば、長男も小学生の頃、俺の母校へ連れて行ったことを思い出した。あまり勉強が好きではないタイプのヤツなんだが、それでもすんなり入学してしまったのは、意外にこういう体験が潜在意識に刷り込まれたからかもしれない。たしか、ドラゴン桜にも似たような話があったような気もするから、そう考えると、まんざらでも無いような気がしてきた。大学の入り口の守衛室で学校案内と入学願書も配布していて、娘にとっては、よい経験になったと思う。もし、そういうことなら次回は赤門のあるところに連れて行ってみようかな～、正月早々、欲が深くなるな～(笑)

2010年01月03日

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★年賀状。

年末まで、パタパタしていたので年賀状が書けなかった。ホントだらしがないと思うね。そういうわけで、今日は年賀状の作成。顧客は事務所ニュースが賀状代わりなので、去年から省略しているから、あとはそれ以外の人・・・ということになる。久しぶりに、年賀状作成ソフトを立ち上げると、やたら誤作動する。やはり、借り物のソフトをそのまま使用するのはマズイと思ったので、筆王の正規版を購入してきた。まあ、あれこれ使い比べたワケじゃないんだが、あまり悩まずに使えるから、よく出来たソフトなんだろうと思う。シリアルを登録すると、怪しげな挙動も治まり、作業開始。ものの数十分で、住所録とデザインが完成。印刷も終わった。こんなことなら、とっとと正規の製品を購入して使うべきだったと思うね。せこい節約も良し悪しだな・・・。これでポストに投入してしまえば、いっちょうあがりだ。こういう休みの時には、パソコンのメンテナンスをやっておくべきで、いろいろ試しながら作業を進めているのだが、先日発売になったｗｉｎｄｏｗｓ７がけっこう評判が良いらしい。新しもの好きの下町っ子の血を引く者としては、もうウズウズして仕方がないのだが、OSの交換とというのは、なかなか勇気がいることで、万が一のことも考えてやらないと手痛い失敗をすることがあるから注意がいる。今、メインのマシンはビスタを使用していて、保有しているPCの３台がビスタ。ビスタの場合、どうやら上書きで簡単にwindows7をインストールできるらしい。上書き用の７は、価格が安いので、ぐっと購入意欲が湧いてきたのだ。問題は、３台にインストールしても良いのかということ。技術的に可能なのかもわからないし、可能でもライセンス違反かもしれないから躊躇するな。誰か教えてくれるとありがたいのだが、まぁ正月早々せこい考えはよそう・・・。(汗)

2010年01月02日

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★謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年もブログを書き続けるので、できるだけ、たくさんの人に読んでほしいと思うね。そしてまもなく、５０万ヒット。ほぼ同業者、社労士業関係者しか読まないであろう、このブログが５０万ヒットというのは、書き初めた当初はまったく思いもしなかったことだ。なんとか、社労士業で、それも本来の独占業務だけで生きていく方法はないのか、この業界を知らない人が聞いたら不思議に聞こえるかもしれないが、社労士業界では極めて非常識な考えで、今年も俺はガンバルつもりだ。社労士業一本で、本来の独占業務を中心にして、顧問料だけで生活する・・・という俺が追求してきたスタイルを支持してくれる人が、少しずつだが増えてきたような感じがする。このブログでは日常の活動をリアルに書き抜くことで、同じようなスタイルの社労士を増やすのも最近では目的の一つ。社労士として、プライドのある仕事、人間らしい潤いのある生活、これを実現するために頑張ってきたのだが、２０１０年は、いよいよ完成期に突入する。社労士業という俺の人生を賭けたゲームもいよいよ終盤なのだが、しかし、そこはどっこい巨大なボスキャラが待ち受けているのだ。今年も筋書きのないドラマがはじまる・・・。

2010年01月01日

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