★集団感染マーケティング
昨夜は、テレビでサッカー観戦。最近、少しヒマになったおかげで、こういうものも純粋に楽しめるようになった。忙しいときは、仕事面では、充実しているのかもしれないが、やはり、なにかを犠牲にしているのかもしれないね。もっとも、今は、そんな余裕もいつまでも言ってられない状況で、いろいろな面で、仕事も人生も曲がり角に来ているのかもしれない。とくに、何度も書いているとおり、営業面では、今年は立て直しの年なのであって、今さらながら、いろいろ勉強をしている。こんなブログを書いていると、ダメ人間の俺にいろいろとアドバイスをしてくれる方がいて、リアルな社労士同業者とのお付き合いやコミュニテイが苦手な俺には、本当に助かっていると思う。今日、紹介する本は、オフ会に参加してくれたH氏の推薦。マーケティングの本というよりは、心理学の本。でも、正直、眼から鱗が落ちた感じがした。 正直、ここのところ、俺は、社労士という仕事に限界を感じていた。社労士という商品は、サービスとしては粗悪な商品なのではないか、なぜ、売れないのか、そういう疑問に明確な答えを出せないでいたのだ。『自分をアピールするとき、資格などがあれば、きっと誇らしく思うに違いない。だが、がっかりするかもしれないが、それらはすべてゴミのようなものだ。』この一文を読んで、俺は目が覚めた感じがした。いつのまにか、俺自身が「資格」のセールスマンになっていて自分自身を売ることを忘れつつあったからだ。『権威なんてものは、「人につけてもらう」か「自分自身でつける」かの違いでしかない。』著者が言うとおり、そのことに気がつけば、世の中の権威なんてものはみんなそんなもので、それがわかれば笑ってしまうほど人生が生きやすくなる。確かに、考えてみると、有名な某先生も、年金博士なんていっている、あの先生も、自分自身で名乗っているだけで、ある意味、(良い意味でも、悪い意味でも)図々しい、厚かましいだけじゃないかって思う。要は、社労士って商品の問題ではなくて、自分自身の売り方の問題ってことで、もっと自由に、図々しくやってもよいということに気がついたことが収穫だ。非常に勉強になったよい本だと思う。推薦してくれたH氏に感謝・・・。