★公開審理は、やはり伏魔殿。
四面楚歌。そういう言葉って、こういうことを指すのだろう。日比谷公会堂の地下駐車場に車を駐めて厚労省の18階へ向かった。入り口で、厳重に身分チェックがあり、エレベータを降りると、節電で照明が切られているので、真っ暗。目が慣れるのに時間がかかった。15分ほど待合で待たされ、予定より10分早く、公開審理がはじまった。当たり前だけど、出席者はオール役人で、まず、こちらの意見は聞く耳を持たない感じだった。人数はけっこう多かった。総勢20人くらいはいただろうか。こういう公開審理の場に出てくる人って、必ずしも法律に精通している人では無いと言うことがわかった。こちらは、あくまで法律的な判断を求めて、再審査請求をしているわけだが、感情剥き出しで意見を言う人が多数・・・。他の審査請求で明らかになっている通り、法律上は、理は俺の方にあるはずなんだが、こういう人たちの意見の多数決で、もし裁決がなされるとしたら、これは恐ろしいことだ。ファシズムだと思うよ。保険者が一方的な決めつけで行政処分をしているので、俺は、その立証責任を強く求めているわけなんだが、あれほど時間をかけて調査をしているにもかかわらず、その根拠をなにひとつ未だに呈示できていない。自分らで調べられないなら、警察をつかえなどという発言まで飛び出る始末。実はすでに警察に調べられているけど、警察も明確な違法行為がないので相手にしていないし、俺は話しも訊かれていないんだよね。求めているのは純粋に法律的な判断だけなんだが、へんな多数決で決められるのは御免被りたいよ。社会保険審査官はまともだが、ここは意外に恐ろしいところかもしれないなァ・・・・。