★材料、素材、原料としての「社労士」
ある専門家に申請を依頼。着手金というか、印紙代を払い込んだら、メールが来て、申請が完了したとのこと。あまりの早さと、簡単さに驚く。結果は数ヶ月先らしい。なんの申請をしたかは今は秘密。このブログを目を皿のようにして見ている変質者に知られたくないから。昔と比べると社労士の知名度はかなり上がったと思う。ただし、その知名度の内容が、「食えない資格、仕事がない職業」とか、そんな内容なので、これなら変に知名度なんて上がらなかった方がいいくらいだ。そんな状況なので、最近、俺は名刺に社労士の肩書きを入れなくなった。名前だけの名刺でいい。肩書きがなければ、かえってミステリアスな感じがしていいと思う。社労士になったばかりの人には申し訳ないが、社労士を名乗ったとたんに埋没してしまう現実がある。名乗っただけで、その他どうでもいい大勢というくくりに入れられてしまうのである。社労士という資格には、もうなんのブランド力もない。実質的に独占業務という特権もなければ特典もない。あるのは責任だけという実に割の合わない職業なのである。自分の頭に降りかかった火の粉を払うことも、頭にまとわりついてくるハエを追い払うことも、自分では出来ない情けない資格が社労士業。だから自分の身を守るために弁護士は絶対に必要なんだが、そういうことがわからない人達がたくさんいる。「社会保険労務士」は誰も食べさせてくれない。既得権で食べているヤツは偉そうにしているが、なんとかバスに乗り遅れないで済んだだけだ。だから、なんにも知らずにこの世界に来てしまった人は、徹底的に「社労士」という材料、素材、原料を加工しないといけない。人の批判は気にしないこと。既得権者は、そういう新しいことを嫌うものだからね・・・。