こんなブログを書いているせいか、まれに電話がかかってきて会いたいのでぜひ来社して欲しいといわれる。
訪問してひとしきり仕事の話をして、感触も悪くないので、いざ契約の話になると、「実は、複数の方と面接を予定していて、審査の上、こちらから連絡します」などと平然というやつがいる。
俺は、別にオーディションへ行ったわけではない。
もし最初からそんな話なら、忙しい中から時間を割いてわざわざ営業に行ったりしない。
最近は士業もネットを仕事に取り入れるのは常識だが、ネットゆえにあまりにも依頼する方も「気楽に考えすぎ」ていて、こういう失礼きわまりないことが起こる。
先日は、もっと酷く、就業規則の改訂の依頼をして、しかも顧問契約もお願いするという話だったので、契約書を渡したところ、「契約書は書いておきますから、仕事をすすめてください」といわれ、ある程度出来たので翌週、連絡したところ「今現在複数の方と面接して、どの方とご契約するか検討段階です。契約に進むようであればこちらからご連絡しま。」などと、まさに寝耳に水、破廉恥極まりない仕打ちをうけてしまった。
さすがに普段、穏健派と知られる俺でも一気に血圧が上昇し、次のような対応をした。
○○○産業株式会社 御中
朝、お伝えしたとおり貴社との顧問契約は
以下の理由により当方よりお断りさせていただきます。
1.経営者がウソつきである。
2.経営者に商取引上の常識がない。
3.したがって、信用関係が構築不可能。
以上です。
就業規則については、実際に作業しておりその分の
代金を頂戴したいと考えております。
お互いの主張は後は裁判所でやりましょう。
こういう非常識な人間は少しお仕置きが必要だと考えている
ので、実際に裁判をする予定にしている。