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テーマ:社会保険労務士の仕事(67)
カテゴリ:社労士業の営業方法
ブックオフで古本を漁っていたら、連合会会長 大槻哲也氏の著書「社労士で独立開業するための成功マニュアル」という本を発見した。大槻さんはけっこう俗っぽいものを書いていたのね。
連合会の会長がどんな思想の持ち主か、俗っぽい興味と105円という古本の安さもあって購入した。7年前に出版された本であるから、時代状況も今日とは微妙に違うが、公の文書で書けるモノにはやはり限界がある。わかって書いているのか知らないのかわからないが、特に会計検査院の調査についての記述は、疑問だらけだ。社会保険未加入の年金受給者が遡及で2年被保険者資格の取得を遡り多額の保険料を請求される。現在では、社会保険審査会の採決例もこんなことは否定しているのだが、そもそも会計検査院の調査に応じる義務などないのだが、そういう本当のことはやはり書けないらしい。 俺だったら、この場合、調査対象者に事情を説明するが、たいていは調査対象の労働者が自主的に退職することになる。この他にも会計検査院の調査には対応方法が何通りもあるが、少なくとも追徴金を徴収され、社労士の指導が足りませんでした的なお粗末な結果にはならない。 もっとも、会計検査院の調査はもちろん、社会保険事務所の総合調査、監督署の調査など、調査を必要以上に恐れる腰抜けの社労士も世の中には多いが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年01月10日 12時33分31秒
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