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テーマ:社会保険労務士の仕事(67)
カテゴリ:社労士業の営業方法
和歌山のハローワークで、また裏金が発覚した。これまで全国の公共職業安定所で同様の裏金づくりが発覚し、逮捕者や自殺者が出ているというのに、一向に状況は改まっていない。この事実が新聞報道で伝えられたのは今月の23日だが、社会保険労務士会としてはこういう役所の不正行為に対してどのような意見を持っているのか知りたいものだ。
東京会のホームページの最新情報にはいまのところ掲載されていないし、今後も役所や役人の不正についてはノーコメントだと思う。 俺が思うには、社労士や社労士会は役所の権益を守る必要もないし、役人を擁護する必然性もないのだが、俺の知る限り、公に連合会や単位会が、このような事件があったとしても役所を非難したことはないと思う。社労士会は必死に社会保険事務所やハローワークを残したいようだが、それらは市場化テストの最有力候補で、やがては解体されるべき運命だ。このことについて憂慮すべき同業者も多いのだが、俺的には、これらの役所や泡沫公務員がどうなろうと知ったこっちゃない。 社労士にとって重要なのは「社会・労働保険関係諸法令」であって「既得権益をもった役人が巣くった役所」ではないはずである。社労士がいつまでも法律家として認められないのは、こういう法律より役所を重視する姿勢が根底にあるような気がしてならないのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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