|
カテゴリ:社労士の日常雑感
5万ヒット達成。別に誰かに読んで欲しいという気があったわけじゃないんだが、毎日読んでくれる人が少なからずいる。そうなると、少しはなにか書かなくちゃって思う俺は、意外と根がまじめなんだよな。 数年前にはじまった「年金問題」。賦課方式が悪い、人口統計がいい加減だとか色々議論があるけど、基本的には社会保険庁や社会保険事務所では、法律通りの仕事をしちゃいないのが根本原因だ。 強制加入なのに、未加入事業所が山ほどある。保険料を払えなくなるとやめさせる、勝手に不正に保険料を免除してしまう、年金記録を流用するなどなど、とても法治国家とは思えない。また国にしても、これまで根本的な改革はなにもしておらず、 俺から言わせりゃ、放置国家だよ。 あまりのデタラメぶりに社労士としては言いたいことが山ほどあるのに、こういうことを社労士が批判することは、事実上タブーになっている。 法の下の悪平等で、経営基盤の脆弱な中小企業にも大企業と同じ負担を求める一方、大企業の偽装請負、違法派遣は常態化し、社保逃れ、労災逃れは明白だったのに、まだそこまで議論が行ってない。 マスコミで社会保険行政が叩かれるのをみて、そろそろ程々にして欲しいと思うのは俺だけじゃないだろうね。ダメはダメなりに仕事のネタは多いのだが、根本的なスキームが無くなったり変わるのは、好ましくないからな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[社労士の日常雑感] カテゴリの最新記事
|