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カテゴリ:社労士の仕事術
審査請求の結果通知書が届く。結果は最初から分かっていることなんだが棄却。なぜ、わかっているかというと社会保険審査会で採決(棄却)された決定に基づいてなされた行政処分に対し、さらに審査請求をしたのだから、当然そうなる。 問題は、これがなぜ審査請求後、1年半もかかってお沙汰が出たかということ。つまり、こういうことだと思うんだが、結局、元の給付に関しては時効が成立したので、結果的に、この審査請求も実質的に無意味になったということだと思う。 だから、理屈的にはカンタンであるはずの決定書がこんな時間がかかったのは、実は時間がかかったのではなく、恐らく社会保険審査官がよくよく考えた上で、故意に採決を遅らせて時効にしたのだと俺は考えている。これは、 社会保険審査官、グッジョブ!だと思うね。 俺にとっては非常に辛く、厳しい数年間であったけど、途中から時間を掛けるという戦略に変えて、これがようやく完結したというか、ああ終わったんだなって思うよ。 自分がピンチに陥ったとき、できるだけ早く問題を解決してスッキリしたいと人は思い勝ちなんだが、これは相手があることだし、とくに相手が役所や役人なんてのは、ヤクザを相手にするより、ずっとタチが悪いから、自分が不利なときはなるべく時間を稼いで空気が変わるのを待った方がいいと思う。もっとも、これは自分に法的な落ち度がない、法令違反がない場合に限られる。 まぁ、時間がかかれば、役人は人事異動で担当が替わるわけで、中村憎しで執念を燃やしていたヤツも担当が変われば、そんなに熱心にはなれないよな。役所、役人と揉めても一銭の得にもならないので、原則は逃げるが勝ちだ。でも、どうしても巻き込まれてしまったら 結論を急がず、時間を稼ぐのがいいだろうね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年11月11日 18時27分39秒
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