東京都練馬区　社会保険労務士　中村事務所　　　(社労士ブログ　代書屋稼業　奮闘記)

[社労士の仕事術] カテゴリの記事

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  ★機密書類の廃棄

  本日、快晴。ガレージ工事はいよいよ終盤なのか、今日はいつもより多くの職人さんが来て作業している。建物内部の内張に、屋上の柵の取付作業。ハンマーや丸鋸の騒音がかなり大きい。集中力が乱れるが、あとちょっとの辛抱かもしれない。昨日は、いつも仕事を手伝ってもらっているＵ氏が来たので、窓の壊れていたブラインドの修理、玄関ホールの蛍光灯の取り替えなどをしてもらった。ブラインドは輪っか状になっている、上げ下げに使う紐が切れてしまったのが原因。１０年以上使っているので、そりぁ切れるよな。ガレージが出来て、玄関が暗くなってしまったので、蛍光灯をＬＥＤのミニシーリングに交換。山善の製品で価格はたったの２０００円程度。これが大当たり。メチャクチャ明るいではないか。玄関の照明は、防犯のため夜間はいつも点灯したままにしているのだが、これからは２４時間付けっぱなしだ。ＬＥＤの製品も安価でたくさん出回るようになったので、順番に取り替えていく予定。  さて、今回、社労士会のＳＲＰ認証の更新をしなかった。理由はいろいろあるのだが、社労士会の小遣い稼ぎに協力したくなかったというわけではない。何年かやってみて、なにか役に立ったという実感や必要性が乏しいのが大きい。近々事務所を移転する予定があることも理由の一つかも知れない。だからといって、個人情報の取り扱いについて、俺が無関心かというと、決してそういう話ではない。いや、むしろ、こんなご時世なので、より重要性というか、危険性を認識している。廃棄物から漏れた個人情報をネタにゆすられる危険性は絶対にあると思うからだ。いろいろな印刷物もいちいちシュレッダーに掛ければいいのだろうが、あまりにも大量にあると、それもままならない。機密書類の廃棄について、大塚商会と新規に契約することにした。調べてみると段ボール一箱１２００円で引き取ってくれ、箱ごと融解処理してくれる。俺が想っていたより、ずっと安価だったので契約することにしたのである、たった１２００円で安心が買えるなら安いもんだと思うな・・・。

  2015年02月10日

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  ★メール便の廃止

  痛いニュースだ。ヤマトが3月31日を最期にメール便を廃止することになったらしい。ヤマトのメール便はかなりの頻度で利用してきたので、ショックは大きい。メール便の、特に速達をよく利用していた。速達料金は郵便よりかなり安かったからだ。そしてなによりも、受付が7時までで、5時で終わってしまう郵便より使い勝手が良かったのである。利用者が、親書の定義をわからず送ってしまいトラブルになるからという理由らしいが、それは表向きの理由だろうな。本当は、ヤマトは人が足りていなくて、アップアップしている。アマゾンとかのネット通販の宅配をやるようになってからサービスの質が悪くなってきたように思う。だから、大事なモノは郵便で送ることが多かった。郵便だと多少、住所が間違っていても届くことが多いのに、メール便は建物名の部屋番号がないだけの理由で届出不可になる。配達の質は郵便の方が断然高かった。不満もあったが、送るモノによって、郵便とヤマトを使い分けしてきたわけで、4月以降、選択肢がなくなるのは痛いとしか言いようがない。ウチでは2月、3月と大量の配達物が発生するので、コストもかなり上昇してしまうからだ。  4月以降の選択肢として、クリックポスト(クリポ)というサービスがあることを知った。大きめの封筒を８０円で送ることはできないが、嵩高な配達物を送る時には選択肢のひとつ。ヤマトのメール便は厚さにうるさかったが、郵便局は重さで料金が変わる。軽いモノは郵便で、ちょっと重たいモノはクリックポストでということになりそうだな。あと、良い点は決済がクレジットカードということ。切手を貼る必要がなく、ポストに投函するだけで良く、郵便局の窓口に行かなくてもいいこと。あと、配達物の追跡機能もあるので、配達の信頼性は高いと思う。ｙｈｏｏウォレットの利用が前提のようだが、すでに利用しているので特別な準備もいらないようなので、利用してみようと思う。いろいろと変化が多いよな・・・。

  2015年01月23日

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• ★悪い弁護士との闘い方

  離職票を作成。育児休業後の退職なので別紙が必要になった。これ、あまり好きじゃないっていうか、慣れてないので手こずった。実際問題として、育児休業して職場復帰なんて零細企業ではかなり困難な話だから、増額された休業給付をもらって、退職か解雇って感じで、このややっこしい離職票を書く機会が増えそうだ。さて、昨今では社労士をやっていると相手側に弁護士がついたりで注意を要する場面が増えてきた。先日、解雇された人にアドバイスをして、休業補償、解雇予告手当金の請求書を内容証明でつくってあげたんだが、会社側が相当ビビッたらしく、弁護士をつけてきた。昔と違って、こんな小さな案件を引き受ける弁護士が増えたので、解雇の際はかなり慎重に手続を進めないといけないよな。弁護士との闘い方は相手の得意のフィールドでは闘ってはいけない。つまり極力、裁判関係は避けるべき。逆に言うと実質的に法廷以外の場面なら十分弁護士に勝てると俺は思う。当たり前だが、弁護士は法律もよく知っているし、裁判手続も精通しているわけなんだが、社労士が得意とする給付関係の手続法についてはほとんど知識を持ち合わせていない。ここにつけこむ隙があると思う。顧問先の従業員が交通事故に遭った場合など、保険会社側弁護士とやりあう場面もある。法廷以外での一切の請求、話し合いを拒否すると言ってきた弁護士もいたので、第三者行為届でバッチリ給付をとって保険会社に求償させたこともある。(健保組合と保険会社で相当揉めたらしいが・・・)それにしても、弁護士と接していると悪い弁護士って多いなって思うよ。とくにヤメ検と言われている弁護士には極悪非道なのがいるから注意が必要だ。バレないと思えば嘘も平気な連中だから騙されないようにしないといけない。弁護士だからといって、まともな人間と思わないこと。在日もかなりいるし、思考回路が異常な者も多いからそう思って対応することだな・・・。 

  2013年11月14日

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  ★雑誌「経済界」が発売されたようです。

  「経済界」が発売されたようです。この雑誌に吉田氏によるインタビュー記事が載ってる。あまり、ここでは書かない俺の仕事ぶりなんてのが、なんとなくわかると思う。興味のある方は、書店で購入してください。  それにしても、どうも吉田氏が相手だと必要以上のことを喋っているような気がする。プロだから話術もうまいんだな。同業者にはあまり読んで欲しくないかも。反省、反省・・・。

  2013年11月13日

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• ★役所、役人との闘い方

  審査請求の結果通知書が届く。結果は最初から分かっていることなんだが棄却。なぜ、わかっているかというと社会保険審査会で採決(棄却)された決定に基づいてなされた行政処分に対し、さらに審査請求をしたのだから、当然そうなる。問題は、これがなぜ審査請求後、1年半もかかってお沙汰が出たかということ。つまり、こういうことだと思うんだが、結局、元の給付に関しては時効が成立したので、結果的に、この審査請求も実質的に無意味になったということだと思う。だから、理屈的にはカンタンであるはずの決定書がこんな時間がかかったのは、実は時間がかかったのではなく、恐らく社会保険審査官がよくよく考えた上で、故意に採決を遅らせて時効にしたのだと俺は考えている。これは、社会保険審査官、グッジョブ！だと思うね。俺にとっては非常に辛く、厳しい数年間であったけど、途中から時間を掛けるという戦略に変えて、これがようやく完結したというか、ああ終わったんだなって思うよ。自分がピンチに陥ったとき、できるだけ早く問題を解決してスッキリしたいと人は思い勝ちなんだが、これは相手があることだし、とくに相手が役所や役人なんてのは、ヤクザを相手にするより、ずっとタチが悪いから、自分が不利なときはなるべく時間を稼いで空気が変わるのを待った方がいいと思う。もっとも、これは自分に法的な落ち度がない、法令違反がない場合に限られる。まぁ、時間がかかれば、役人は人事異動で担当が替わるわけで、中村憎しで執念を燃やしていたヤツも担当が変われば、そんなに熱心にはなれないよな。役所、役人と揉めても一銭の得にもならないので、原則は逃げるが勝ちだ。でも、どうしても巻き込まれてしまったら結論を急がず、時間を稼ぐのがいいだろうね・・・。

  2013年11月11日

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• ★労務相談について

  書類の山！山！。これが終わらないと先には進めないのが分かってはいるのだが、毎年、毎年同じことの繰り返しで飽きた。もっとも飽き飽きしていても、やらないといけないわけでなんとか誤魔化しながら作業を進める。もっとも、ここを乗り切ってしまえば、社労士の仕事は年末まで(いや来年の春までか)ヒマというか、平和そのもの。収入さえあれば、こんなラクな職業はないよな。さて、社労士の仕事は「他人の書類を書いてあげて報酬を戴く」という代書屋の仕事が本筋なんだが、実際の所、俺の現在の収入的な内訳をみると、おそらく２割程度までその比重が低下してしまった。ほんの数年前までは、逆に８割以上手続による収入であったことを考えると劇的に変化したと思う。助成金という成長エンジンを失った結果なんだが、その復活はないと考える方が無難だろうね。秋以降、社労士業の立て直しに手をつけないといけないんだが、無いものねだりはできない。だから、たぶん需要があるだろうと考えられる、いくつかのことに限って労務相談で顧客を拾っていくしかなさそうだ。ここで考えておかないといけないことは、社労士がする労務相談とは、例えば弁護士とどう違うのか？ということだと思う。純粋に、あるいは単純に法律的な解釈、判断をしたら弁護士に敵うはずがないわけでここを勘違いすると、すべてがダメになるだろうね。たから、社労士らしいアプローチを考えないと商品としては成立しないだろう。法律だけじゃなくて、もう一歩違う方向へ踏み込まないといけないんだが、それがなんなのか、実は俺自身明確ではないのが現状だ。でも、ひとつ言えることは、メインは個別労使紛争の解決ではないということ。もちろん扱うがメインにはしてはいけないと思っている。代書屋の仕事がなくなった社労士は、いま士業としてかなり厳しい場面というか、位置にいると思う。俺自身、もう純粋に代書屋として食べていくことは困難になっていて、仕事の内容も売上げの構成もかなり変化してきている。結局、社労士はその程度の士業と自己認識しないと次の一手が打てなくなると思う・・・。 

  2013年07月03日

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• ★限界の話

  昨夜、久しぶりにマッサージへ。福島出張の疲れもあり、今朝は寝坊した。福島では、被災者の仮設住宅なども遠目だが見させてもらった。これから予定している仕事が間接的ではあるが、少しでも被災地の復興に役に立てればと思っている。さて、うちの顧問先数もピークの時からみると約半分になった。俺の顧問先のほとんどは、助成金、給付金がきっかけで契約したようなものだから、流れとしては当然こうなるわけで、取り立ててそのことがなにか問題というわけではない。一人で社労士業をやろうと決めている俺には、ピーク時に６０数社を社労士一人でやっていたのは、やはりオーバーワークだったように思う。だから、数的限界は６０社なんだが、もうそんなにはいらないとおもう。顧問先の数も、売上高も自分ができる限界を知ると興味がなくなるのである。これから、再度顧客を増やして行くにしても、もう同じようなやり方は通用しないし、やりたくもない。とにかく、売上を上げ、顧問先をひたすら増やすみたいな今までのやりかたは、もうやめようと考えている。顧客はどんどん入れ替えていく。優良な顧客だけが残れば良いと思う。ここで言う「優良な顧客」というのは、会社の規模とかステータスとかそんなんではなく、とにかく経営者の人柄が良いこと。人間性が素晴らしいことを言う。もう俺も歳なので、お金のために、くだらない人間と付き合って残り少ない余生を無駄にするのは我慢がならないのである。ストレスの最大の原因は顧客との人間関係なのであるから、ストレスを感じない顧客を増やしていくのがいいと思っている。そのためにどうしたらよいか、いろいろ考えてきたことをこれから少しずつ実行していきたいと思う・・・。

  2013年06月07日

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• ★タイムカード考

  「看板を見たんですけど・・・」と電話。一瞬、なんのことかわからなかった。看板の完成から１０日しか経っていないし、そもそも看板を見て、直接電話してくる人がいるなんて想定していなかったからだ。野立て看板の設置は、直接的な集客より、中長期的なブランディングを目的としていたので、こういう「想定外」は嬉しい限りだ。一本の電話が、すぐ売上に結びつくわけじゃないんだが、見ている人は確実にいる！ってことが判ったのは収穫だな。さて、ようやく時間的な余裕が生まれ、俺の思考回路が正常になりつつある。次の一手を打つために、ある法人の履歴事項全部証明書を法務局であげてきた。ここから、部分的だけど判ることも多く、大いに参考になった。タイムカードについて、改めて勉強。マスコミがあまり報じていないが、未払い残業の請求は猛威を振るっていると思う。なぜなら、少ないウチの顧問先の中でも頻繁に問題が発生しているからで、世の中全体では、これはもう大変なことになっていると考えられる。こういう状況になると、タイムカードを無防備に保管していると大変なことになる。もはやタイムカードは危険物そのものだな。タイムカードは入社、退社の時刻を記録したモノで、必ずしも正味の労働時間を記したモノではないはずなんだが、争いの実務では、そのまま労働時間とされてしまうことがある。弁護士も、賃金明細書とタイムカードさえあれば、なんとかなると考えている節があり、だから先日のような裁判所の証拠保全みたいなことが起こるわけだ。社労士としては、ただちにタイムカード＝労働時間とならないようなロジック、方法論を顧問先に講じなくてはならないだろうね。それと同時にタイムカードの保管、取り扱いについて顧問先に注意喚起を促さないといけないよな。労働時間の管理として、紙のタイムカードには危険性があると俺は思う。調べてみると、紙ではなく、電磁的記録で管理する方法もあるようなので、危険性の高い会社では、そういうものを導入するのもひとつの方法というか、俺が経営者なら、絶対にそうすると思う。強力に対応していかないと・・・。

  2012年08月10日

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• ★電子申請の研修

  久しぶりに研修へ出かけた。セルズ社主催の電子申請についての研修で、これは有料だ。電子申請については、これまでとくに必要性を感じたことがなく、強い興味も無かったのだが、ある業務上の必要性が生じたため研修を受けることにしたのだ。電子申請をするのに、まず、どこから手を付けたらいいのかということから教えてもらったので、なんとかなりそうな気がした。去年の11月から離職票も電子申請が可能になり、ほとんどの手続が電子申請の対象になっていることもあり、今年は電子申請を導入するには、ちょうど良い年だと思う。あれやこれや、いろんな手続が可能なのだが、講師が言うには、まず賞与等支払い届けの支給なしの総括表あたりから、試しにやってみるのがよいとのことで、タイミング的にそういう手続があるので、俺もそこからやってみようと思った。いきなり、できるようにならなくてもいいだけで、少しずつ慣れていけばいいと思っている。電子申請は、近い将来対応しなくてはならないことは明白なことであったのだが、やはりめんどくさいという気持ちが強く今までやらなかった。電子申請で対応したい手続が、今回生じたので、気持ちが前向きになったのは、よいきっかけだと考えている。今回は、社労士の業務用ソフトの研修でもあったのだが、電子申請にはかなり力を入れて、すでにﾊﾞｰｼﾞｮﾝｱｯﾌﾟで申請が可能になっていたのだから、やはり利用しないともったいないだろうね。この業務用ソフトの話もなんどか書いてきたけど、俺のブログを見たと言えば、なぜか割引で購入できる。研修が終わり、帰宅ラッシュ前の電車に乗って帰宅。久しぶりというか、1ヵ月ぶりくらいで電車に乗って、すっかり疲れてしまった。家内がおでんを煮て待っててくれたので、ビールを飲んだら、ほろ酔いですっかり気持ちがよくなった。いろいろあるけど、幸せなことだと思うよ・・・。

  2012年01月26日

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  ★勝手に年末モード。

  少し暇になったので、考える時間が増えた。どうやら、このまま年末まで行ってしまうような感じがする。今年も、なんとかいろいろなものから逃げ切ってきたような気がするよ。ここ数日、ＨＰをいじったり、戦略を練り直していたりで、とくにブログに書くこともなく過ごしてきた。やりながら、ノウハウを取得していくという、オン・ザ・ジョブトレーニングを実践しているわけだけど、課題は、まだまだ多くあることに気がついたね。今年は、商売の数字は相変わらず低迷しているのだけれど、確実に人生観、商売哲学が変化した年だったように思う。これは、見かけの数字以上の衝撃を自分に与えたし、これに基づいた人生設計を書き直すことになった。でも、具体的なことは秘密なんだよね。詳しくは書けないことなのだが、「もっと、がんばろう」という気になる環境というか、仕組みを得たと言うこと。そのことで、ずっと不思議に思っていた世の中の不思議が理解できたことが大きい。なんで秘密かというと、これに気がついた人は、みんな寡黙に口をつぐんでいるから。知ってしまってから、俺も思ったことなんだが、確かにこれは口にしてはいけないし、言ってはいけない暗黙のルールみたいなものがあるように思う。さて、ここにきて保留になっていたレンタカーの申請が動きだした。変更届が新規の申請2件になって、売上げ的には嬉しいことなんだが、もう、年内あまり日がない。でも、気持ちよく一年を締めくくりたいのでもう一仕事がんばるか・・・。にほんブログ村

  2011年12月20日

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• ★危険回避

  先日の算調の件。事前に、一筆とりつけておいたので、どうってことないんだが、やはり労働局の役人様から電話が来た。やはり、保険料の不足があったようで、「数字が合わないのですが、どうしてなのですか」・・・まぁ、こういうときは、適当なことを言って、取り繕ってはいけない。嘘はをつけばバレるし、バレたら、大体が取り返しがつかないことになる。こういうときは、「知らない、わらからない、記憶にない」を連呼するのが正しい対処法。何度も修羅場をくぐってきたおかげで、こういうことも身についた。打ち合わせ通りの展開で、無事完了。「記憶にございません」ってのは、子供の頃にテレビで見たロッキード事件の証人喚問だけど、これって理に適っていると知ったのは、大人になってからだ。俺も、年を取って、もう、あんまり無茶なことはしなくなったけど、それでも展開次第ではヒヤリとする場面はたまにあるよ。とくに給付が絡む書類を作るときは、細心の注意をする。添付資料の数字を手直しするときは、絶対に客先の責任でやらせる。何度でもやりなおさせることもある。客先から出てきた資料を基に書類を作るのだから、元の資料の責任は客先が持たなくてはならない。代書屋に徹するのが鉄則だ。代書屋などと言う、士業が嫌う言葉をわざわざハンドルネームにしているのは、自分への戒めでもある。代書屋に徹することが自分の身を守ることになる。助成金や給付関係の仕事をしたいなら、給与計算はやるべきじゃないと思う。こういう資料を作れると、責任を被る羽目になるかもしれないからね。似たような話を前にも書いたと思うけど、書かないと忘れるからね・・・。

  2011年12月13日

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• ★社員を一人親方に転換する。

  昨日の奥様の件。無事に奥様が承認されたようで、新規で３名、団体に加入してくれた。先月は、どういうわけか、お問い合わせ数、加入者数とも低調で、気分がヤキモキしたが今月は一転、出だしは好調だ。団体の設立、運営について、これまで何度か書いてきたけど、費用、経費が完全に俺自身の想定を超えてしまい、結果的に数百万円の出費になった。この一時的な出費の他に、毎月、事務所家賃をはじめとする経費が赤字となって、俺を苦しめてきた。目標にしていた年内で、ようやく月々の赤字がなくなり、なんとか一息を付けられるようになってきた。無理して導入したサーバーの月賦も先月で終了し、大きな持ち出しはほとんどなくなりつつある。団体を維持するのにいっぱいいっぱいだった状況もようやく好転しだした。これでようやく、やりたいと思っている仕事に手が付けられるようになった。その一つが、社員を一人親方に転換していくこと・・・。現在では、零細企業には、雇用契約はなじまない・・・というのが俺の持論だ。労働者の過剰な保護制度、法制は、労働者を大切にしていると言うことではなく、この国の支配者の本音は、確実に税金や社会保険料を徴収するためにやっているだけだろう。国民のほとんどが、労働者というか勤労者でなくなって、屋台のたこ焼き屋の親父みたいになってしまったら困るんだろうね。しかし、俺は、若いやつは、たこ焼き屋の親父にでもなったほうが有利だと思っている。雇用契約を業務委託契約に変えるのは、ご存じのように難しい面もあるのだが、こと建設業界に限って言えば、一人親方という曖昧な業態が容認されているんだよな。ここを少しいじってビジネスチャンスに繋げたいと考えているのだが、ようやく俺にとってのモデルケースというか、事例が今月完成しそうだ。その会社の税理士とも協力し、税金面でのフォローはしてもらったので、次は俺の出番と言うことになった。これは、なかなかおもしろい仕事だと思う・・・。

  2011年12月06日

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• ★年の瀬の終電。

  久しぶりに終電に乗った。いつも思うことだが、終電はどうしてあんなに満員電車なんだろうね。しかも、かなり酒臭い人が多い。そして、悪いことに、終点が大宮までだ。仕方がないので、こういうときは家内殿にクルマで迎えに来てもらっている。深夜なら、池袋、新宿なら、大宮駅に迎えに来てもらうより、高速を使って直接、池袋、新宿へ来てもらう方が早いかもしれない。たぶん１０分程度余計にかかる程度だろう。大宮駅の一般車用のロータリーは狭く、乗車待ちをするにはかなり不便だからね。さて、終電までなにをしていたかというと、顧問先経営者と、弁護士と、俺で打ち合わせをしていた。これまで相談されていたことを弁護士に依頼することになったのだ。相談の内容に対する弁護士の考えは、ほぼ予想通り。考えは、同じでもそれから先の具体的な対策は弁護士でないとできないものばかりだ。現実に問題が紛争化しているのだから、弁護士を代理人にしないと解決が難しい状態になっていた。弁護士も、委任状を書いて、着手金を支払わないと、真面目に取り合わない。この顧問先は、そんなしみったれたことはしないので、これでかなり、事態は進展し、好転するだろう。この弁護士は顧問先が連れてきた弁護士なんだが、仕事はできそうな感じがしたし、なにより依頼人との相性もあるから、この問題に関して適任ではないかと思った。社労士も顧問先といろいろな相談事に取り組むのだが、完全に守備範囲を超えたら、すぐ弁護士に引き継げる準備は大事だ。いつも俺がお願いしている先生も素晴らしい弁護士だが、多忙だし、万が一健康上の問題があったら困るので、俺も弁護士カードは複数枚欲しいところだったのだ。そういう意味でも有意義な打ち合わせだったと思う。少し、時間的な余裕が出てきた。久しぶりに団体の運営というか営業をやれそうだ。そう思っていたら、お問い合わせがあり、3名ほどご新規加入になりそう。ただし、奥さんの承諾が必要とのことでその返事待ちなんだが、どの世界でも、本当の権力者は奥様らしい・・・。

  2011年12月05日

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• ★用心深さが必要。

  某顧問先へ訪問。この会社に対する労働保険料の算定調査が実施されることになったのでその打ち合わせ。東京では、あまり考えられないことなのだが、某県では、雇用保険の遡及取得が１名あっただけで算調にかかってしまった。この会社の賃金集計については、関与していないので、社労士の職印は使用していないのだが、悪意のある役人が騒ぎ立てると面倒なことになる可能性はゼロではない。だから、念のため事前に対策と打ち合わせをしておくことに。ここの社長は、とてもいい人で、基本的に人を売り飛ばしたりはしない人なのだが、万が一、性格がねじ曲がった、狡猾な役人にあたるようなことがあると苦し紛れにどんな言い訳をされるか、そこまではわからないんだな。こういうときは、保険を掛けておくに限る。つまり会社から、一筆もらっておくことが大事だ。役人に誘導され、責任を社労士になすりつけられないようにしておく慎重さが必要だ。役人の中には、どういうわけか、社労士をとことん敵視し、憎しみを持っているとしか思えないような人物がいる。今まで、実際にそういう根性が腐って、ねじ曲がっている役人に当たり、苦しめられてきた経験があるので、俺はかなり用心深くなった。社労士の懲戒事例が公表されているけど、中には、そんな些細なことで・・・というものもあり、そんなのは間違いなく、そういう根性曲がりの役人に当たっているのだと思うね。顧問先の社長には、ちょっと申し訳ないけど、これもお互いのためだ。自分も守れない社労士が、顧問先を守れるわけがないのだから遠慮は禁物だよな・・・。

  2011年12月02日

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• ★社労士の乗り換え

  紹介された会社と顧問契約。顧問先の税理士さんの紹介なので、契約をキッチリもらってこないといけない。PKのキックみたいな場面だよな。それだけにハズせないプレッシャーもあったが、契約書を戴いてきたのでまずは安堵だ。打ち合わせには、紹介者の税理士さんも同席。実はこの税理士さんとも俺は面識がなく初対面。なかなか感じの良いきさくなおばちゃん税理士先生だ。資料を確認していたら、数年前まで、社労士が関与していたようで、３年ほど間が空いて、今度は俺と契約という感じになったわけだ。なぜ、前の社労士と契約を打ち切ったのか理由を尋ねてみた。これは、同じ不満を持たれる要素を潰しておくためだ。答えは、「依頼している仕事量の割に顧問料が高額だった」ということらしい。俺が提示した顧問料の額に、社長も税理士さんも意外そうな表情をしていたので、前の社労士の顧問料はかなり高額だったようだ。１０人未満の会社なので、仕事量は少ないが、困ったときに専門家が必要というニーズは絶対に存在している。負担感が少ない金額の設定をすれば長期に安定した契約になるというのが俺の持論だ。顧問料を低く抑えられる理由を説明しておくことも大事だ。まず、定期訪問はしないこと、手集金はしないこと、顧問料に含まない仕事について理解してもらうことは大事だと思う。なにはともあれ、契約をもらうのは、やっぱり嬉しい。今日は行政書士業務で1日費やす予定なんだが、がんばろう・・・。

  2011年10月28日

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• ★知識を金に変換する手段

  某質問サイトより初めての報酬支払い。本当に払ってくれるのか不安だったが、きっちりpaypal口座に約束通り振り込まれてきた。金額にして数十万円で、馬鹿にならない金額だ。ただ、現段階ではドル建てなので、これを日本円に換金しないといけない。paypalのことがよく理解できていないので、かなり戸惑う。換金には月額６万円までという制限があり、この制限を解除するのに、ちょっと面倒な作業が必要だ。この臨時収入は、ipad2の購入と残りは未払いの税金の支払いに充てる予定。なんだかなぁって思うよ。まぁ、それはさておき、今回の支払いで思ったことなんだが、社労士業をやっていて、初めて、社労士としての専門知識、経験で得た知識が、ダイレクトに金銭に変換できたという現実を味わったわけで、このことについて、ちょっとした感動を覚えている。そして、我々の専門知識について、報酬を支払う一般の個人が確実に存在しているという事実を知ったことは、今後のビジネスの展開において大きな収穫だと考えている。社労士の知識なり、経験なりに、お金を支払う人が現実として無数にいるのである。何が言いたいかというと、単純に、社労士がそれ金銭に変換する技術、方法を持ち得ていないということだね。だから、これが出来れば、社労士は億万長者にはなれないにしても、優雅な職業生活が可能になるはずだ。目が覚めた気がする・・・。

  2011年10月04日

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• ★楽天ブログのバックアップ

  暑いね。今日あたりからお盆休み。電話もほとんどないから、気が楽だよ。俺は、遊びに行く予定は特になし。明日、墓参りに行く程度だ。こういうときって、俺には貴重な時間だ。普段、出来なかったことをマイペースでできるわけなんだが、しかし、この暑さ。今日は、かなり体がだるく思うように行動できなかった。しかし、それでも、今日は、ひとつ懸案の課題をクリアできた。この楽天ブログのバックアップができたのだ。いまや、このブログは俺の精神的財産となっていて、万が一、これが突然消えてしまったりしたら、その喪失感はとてつもないものになると思う。先日書いた、N先生の一件で、恐れおののいた訳なんだが、探したら、楽天ブログのバックアップをするフリーソフトを発見！早速、ダウンロードして作業をすると、あっという間にこの問題は解決したので、ちょっと、いや、かなり感動した。過去の全ての記事をテキストファイルに変換して、画像も別にバックアップされるスグレモノだ。バックアップしたファイルはそっこうで自前のサーバーにコピーしたので、これで一安心、大安心だ。休み中にやっておきたいことは、いろいろあるんだが、これまで使ってきた名刺もそろそろデザインを一新しようと思っている。最近、他人の名刺を見て、けっこういいものがあって、それと比べると、随分、見劣りしていると感じるようになったからだ。休みといっても、結局、仕事なんだが、好きでやっている仕事だから、ストレスはないよな・・・。

  2011年08月12日

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• ★社労士の限界。

  目下の目標は、お盆休みが終わる頃までに、手持ちの仕事を一掃しておくこと。そうすれば、フリーハンドで今年の後半戦は、やりたいことができると思う。また、そういう状況になりつつあり順調と言えば順調だと思う。今年は、仕事に対する考え方や、仕事そのもののスタイルが大きく変化する年になった。自分が信じて歩いてきた道が、どこか間違っていたというか、とにかく自信喪失というか、気持ちが揺らいだ。顧客のために、できる限りの知恵を絞った結果、自分の身を守るのに弁護士を使わなくてはならない状況は、どう考えても割が合わないと思う。そして、ここまでしているのに、顧客にどれほどの信頼を得ているのか、それすら疑問に思うときがある。顧客や依頼人の代わりに彼等の権利を主張してあげる仕事は、素晴らしい仕事だけど、社労士には根本的に無理がある。役所、役人と闘うには、どうしても越えることができない壁、限界がある。社労士に出来ることは審査請求までで、あとは訴訟しかないが、それは弁護士の領域だからだ。このあたりまで突っ込んでしまうと、もう「商売」とかのレベルではなく、意地と意地のぶつかりあいでしかない。そういう、神経をすり減らして、胸がギリギリ締め付けられるような真剣勝負みたいな仕事も人生には必要だし、大切だと思うけど、仕事が全部そればかりじゃ疲れてしまうと思う。そろそろ、もうちょっと精神的ストレス度が低い楽な仕事も取り入れてバランスをよくしたいと思っている。成功するためには、成功者のマネ、コピーをするのが手っ取り早い。しかし、残念なことに、この業界の成功者はすべて既得権で守られていて、参考になる成功者がいない。この業界の最も不幸な点だろう。でも、ようやく次の１０年のビジョンができた。この金の卵を大切に育てていきたいと思う・・・。

  2011年08月03日

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• ★労災保険未適用事業所の労災事故その２

  某監督署にて手続が完了。2年遡及して、保険関係成立届、概算保険料の申告、労働者死傷病報告を提出した。2年分の保険料については、算調扱いで、１０％のペナルティが加算されるが、納付書は後日、事業所に送られてくるとのこと。これで労働保険番号が振り出されたので、ようやく5号が書ける。後は、普通の労災発生時の手続になるわけで、表面的にはこれで一件落着だが、社労士の本当の仕事はこれからだと思う。単純に、労災保険の手続を怠っていたから、適用をすればすべてが解決するかと言えば、それは、ちょっと違う。この事業所の場合、業態として製造下請け、建設業の区別が曖昧で、人の使い方も、請負、雇用が混然としている。そして、なによりも普通に労働保険を全部に適用してしまうと、たぶん保険料を払ってはいけないと思う。この難題をうまく解決できれば、そこに新たなビジネスチャンスが生じると思う！こういう状況の事業所ってのは、けっこうあるように思えるから、ここで必勝パターンを作ってしまえばビジネス的には大成功だ。最近思うのは、零細企業に「雇用」という形態は、どこか無理があるのではないかということ。大企業は派遣だの請負だのやりたい放題なのに、零細企業ではそれが出来ずに、高負担を強いられていること。狂った社会システムを維持するために犠牲になっていると思う。社労士として、どういう答えをだせるのかが、今後のテーマだと思っている。さて、ここにきて急に忙しくなってきた。売上げ的には、もちろん助かるから歓迎だ。多少忙しい方が、頭も回る。団体の運営も反応が良くなってきたので、まずは一安心。今週は2名加入で、順調だ。波に乗れるかな？・・・。

  2011年07月28日

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• ★労災保険未適用事業所の労災事故

  監督署へ相談に行った。長年、この仕事をしてきたけど、労災未適用の会社で仕事を受けることは、まずありえないので、こういうイレギュラーな事案が発生すると、ちょっと戸惑うよな。もちろん、労災未加入時の労災事故について、ペナルティがあることは知ってはいるけど、そもそも、そういう会社は顧客の対象にならないのだから、社労士だからと言っても、経験がない方がふつうだろう。監督署へ行ってみて、「ご指導」を仰ぐしかないのだが、今回の事故は、思っていたより事業所については軽いペナルティになりそうなので、一安心した。まず、請負事業所内での事故であるから、管轄の労基署にて２年遡及で労災保険を成立させる。遡及するのは、そこの現場での労働者のみで、他については、これから新適すればいいとのこと。この監督官の気が変わらないうちにパッパと手続を進めてしまえば、事業所の傷口は俺が想像していたものより、かなり軽くて済むと思う。これが、もし被災労働者の関係者が、労災隠しだの何だのと、監督署へ怒鳴り込んでいったら、事態は、まったく違う話になってしまったと思う。こういう時はスピード重視。ちんたら仕事はできないから、明日、また某県まで出張る。また、この件で、久しぶりに顧問契約をもらう。あまりにも久しぶりなので、契約書を探すのが苦労だったよ。団体への新しいお問い合わせもボチボチあって、少し、運気が上向きになってきたような気がする。今週は、他にもやることがあって忙しいけど、少しずつ、良い感じになってきたと思う・・・。

  2011年07月26日

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• ★儲けのシステム

  明日、サーバーの設置。片付け、清掃をしているのだが、やりかけの書類とか出てくると、中断してしまうので、なかなか片付かない。読みかけの本や、雑誌もいったん整理しなくてはならないようだ。昨日、業者さんから、管理マニュアルを入手したので、読んでいるんだが、これがなかなか頭に入らない。こういうのって慣れてないためかもしれないが、だんだんと頭が固くなっているのかもしれないと思うと自分に嫌気がさす。年をとるごとに、気が短くなりつつあり、面倒くさいと思う頻度が多くなったような気がしている。今、やっていることは、これから収益を生み出していく仕組み、すなわち儲けのシステムの構築・・・なのだから、ここは注意深く、そして粘り強くやっていかないとならない場面なのだ。面倒くさいなんて言っている場合じゃないよな。俺は、気分転換に繰り返して読んでいる漫画がある。以前も書いたことがあるが、カイジって作品がかなり好きで、トイレの中に置いてあるので、本当に毎日読んでいる。この作品には、作家の深い人生観、人間観がかなり反映していて、読むたびに、新しい発見があったり、インスピレーションを感じたりする。賭博破戒録カイジ『地獄チンコロ』を読んでいて、次の台詞に気づき・・・。「考えねばならない・・・・・システムを作る者は　自らそのシステムの隙・・・・・・・・・アキレス腱について・・・・・！　そして・・・・・・・・・・・　備えねばならない・・・・・・！　不測の事態に・・・・・・・！」完全な仕組みなんてのは、あり得ない。利益が出れば、有頂天になりがちだが、弱点だってある。そのことについて、相当、用心をしないといけない。その弱点とはなにか、そして思いも掛けない、わけのわからない展開があったとき、どうすべきなのかってこと。前回も、それなりに考えていたので、最悪の結果にはならないですんだが、システムの構築は、安全策とのセットにしないといけないよな。改めて、再確認だな・・・。

  2011年05月17日

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• ★例のカンニング騒動とビジネス

  本日、快晴。この時期の快晴は、悪い天気で外出したくないね。雨が降れば、少しは楽になるのだが、今日はほとんど家の中で過ごすことになりそうだ。例のカンニング問題、なかなかどうして興味深い。どのようにやったのか、今、手口を検証中らしいが、なんでも近頃の若い子は、携帯電話をポケットに入れたまま左手でブラインドタッチぐらい簡単にできるって人が沢山いるらしい。俺にはとても想像がつかない世界なんだが、いまの大学生ぐらいの人たちは、幼児の頃からテレビゲームのコントローラをいじって育っているのだから、そういう機器の扱いは俺らの世代とはまったく違うってことだ。つまり、何が言いたいかというと、これからそういう人たちが市場に出てくるということだ。だから、俺と同じ感覚ではないから、その感覚の差を意識していないと、思わぬところでビジネスチャンスを逃すことになるかもしれないってことだ。俺らの世代には、抵抗があることでも、これから社会に出てくる人たちには、ごく普通・・・なんてことは沢山あるだろうと思う。たぶん、その一つがネットでの決済方法。請求書を送って銀行口座に支払いの入金を待つなんてのも、それだけじゃ、もう古くさくなりつつある。去年から、資金決済法という法律が施行されている。すでに決済に銀行以外のサービスを使用することについて、法的なバックボーンができていたのだ。だから、たとえば、請求書を送るだけじゃなくて、請求書と一緒にコンビニ払いの用紙を同封するなんてのも、これからはアリなのかなって思う。今回の事件、俺には凄いヒントになったと思う・・・。

  2011年03月05日

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• ★あっせんが終了。

  労働局のあっせん当日。結果は、無事に和解ができたので、これにて、例の女のゴタゴタは一件落着となった。夕方、帰宅したら、やはりこんな俺でも神経が疲れていたのか、すっかり寝込んでしまって、こんな時間(午前２時)になってしまった。今回、初めて特定社会保険労務士として、労働局のあっせんに参加してきたわけだが、あっせん代理人としてではなく、補佐人として参加した。実は、以前から、もし、あっせんに参加するのであれば、こういう形態での、あっせんの参加を決めていたので、そのとおりやってみたのである。事業主も、ひとまかせにしないことで、そして、ちょっとだけ嫌な思いを俺と「共有」してもらうことで、今後の労務管理上の注意事項を体で覚えてもらうことが出来るからだ。また、あっせんの場の大変さは、出席しないとわからないわけだから、実はこうしたほうが、あっせんの報酬をもらいやすい、ってのもある。(笑) 今後も、もし、あっせんに参加するようなことがあるとしたら、やはり代理人ではなく補佐人で参加しようと思っている。あっせんでは、事実認定には重点がおかれず、実際は、金銭交渉の場だから、俺が勝手に和解金を決めてしまうより、事業主が納得して、金額を決めたほうが、ずっといいのである。このパターンは、実は労働審判でもまったく同じだ。以前、書いたとおり、労働審判でも許可申請すれば、社労士が補佐人として参加でき、発言もできるわけだから、どうしても代理権が必要とは俺は考えていない。むしろ代理人じゃない方が社労士としては仕事がやりやすいと俺は思う。今後、社労士事務所としてどのような「こだわり」を持つのか、ずっと思案してきたのだが、俺としては、この労使トラブルに重点を置いていこうと考えている。役所・役人とのトラブルは、基本的にもうヤメだ。彼らが法律を遵守しないってことが、よくわかったのでビジネスとしてやるには不向きでストレスが積もるだけだ。もうちっと、分の良いところで勝負すべきだな・・・。

  2011年03月04日

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• ★ドメインの取得。

  あっせんの件、労働局と打ち合わせ。あっせんに応じることにしたので、労働局の担当者に電話をかけて、簡単な調整を行った。今回は、特定社労士として、代理人ではなく、補佐人として、あっせんに参加することを選択した。(つまり事業主もあっせんの当日、出席してもらうことになる。)以前、経験した労働審判の時もそうであったが、必ずしも代理人としてすべてを代理することが、いいかと問われれば、俺はそうではないと考えている。ひとまかせにすると、それがどんなに大変で、神経をすり減らす作業であっても、依頼した人にそれが伝わらないからだ。依頼人の事業主にも、この面倒臭い体験を共有させることが大事で、実は、そうしたほうが報酬ももらいやすいのだ。よかれと思って、手を貸しすぎたり、なんでもかんでも親切心で代行してしまうほどありがたみが薄れてしまうのである。これは、日頃の業務全般に言えることで、多少、めんどくさいことを相手に負担してもらった方がいい。たとえば、役所からきた郵送物(年更とか算定)の用紙を回収するために訪問してはダメだ。ウチでは、印鑑を客先に押させて、賃金台帳のコピーを同封させて、俺のところへ送ってもらうことにしている。客先がそれを怠れば、手続きが遅れるが、それは客先の責任ということにしておく。一見、不親切なようだが、長年の経験からそうするほうが結果的にうまくいくと思う。さて、先日推薦してもらったレンタルサーバーを契約して、ドメインも自分で申し込んだ。ドメインの命名は適当だが、語呂がバッチリきまって、自分ではナイス！って感じがして満足している。こういうのも、自分でやってみると呆気ないくらいカンタンではないかと思った。どうしても、自分ではできないことは、専門の方に依頼して、できることは、なるべく自分でやるべきだね。なんでも、便利すぎてはいけないと思う・・・。

  2011年02月02日

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• ★あっせんに応じる・・・。

  労働局のあっせんに応じることにした。特定社労士になって、初めて、このクソ資格が役に立つ場面が来たわけだ。セオリーは、「あっせんに応じず」なんだが、この場面は、あの女の性格を考えて事業主と協議した結果、あっせんに応じることにした。この女の執念深さを考えると、あっせんを拒否した場合、労働審判に持ち込まれる可能性が高くなると判断した。労働審判になった際の手間暇、コストを考えると、あっせんでカタがつく方が、ずっとマシという考えもあるわけで、不本意だが多少の解決金を負担しても仕方がないという判断を事業主が選択したため、今回、あっせんに参加することにした。俺自身も、特定社労士としてあっせんに参加するのは初めて・・・なので、ここで社労士としての経験値を上げておくのも悪くはないと思う。ここの事業所では、雇用契約書も就業規則も整備しておいたのだが、運用面で詰めの甘いところがあり、今後の課題が残ったと思う。さて、昨日は今年の営業強化の一環として、事務所のHPをリニューアルしたいということで、紹介していただいた士業を得意とする方のところへ行ってきた。細かい打ち合わせをさせていただくと、いろいろと営業上のヒントをいただくことができたので、大収穫だった。俺の場合、ほとんどＷＥＢが機能していないので、まずはこれを立て直す予定だ。実際に人と会って話をすることは大事だなって、つくづく昨日は思ったよ。そういうことも、この一年半ぐらいは、全然出来ていなかったわけで、そんな基本的なことも出来なかったのだから、本当にダメダメだったよな。もっとも、それは、もう過去の話。今は、前進あるのみだ・・・。

  2011年02月01日

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• ★法律通りの結果になるということ。

  今月は手持ちの仕事がなく、年末まで余裕と喜んでいたのだが、結局パタパタと仕事の依頼が来て、あまり暇ではなくなってしまった。仕事の依頼が来ると、いや今、暇を楽しんでいるので来年にしてください、とも言えず、結局いつもと同じになりつつある。今日は、顧問先の依頼で、陸運事務所の整備課を訪問。自動車整備工場の認証の新規申請の準備のためだ。要件さえ整っていれば、さほど難しくないというか、書類作成と提出代行の手間だけのわりと簡単な仕事であるので、ちょっとほっとした。昨夜は、審査請求の決定書を何度も読み返して、すっかり悦に浸っていた。興奮していたのかもしれないが、夜中にパッチリ眼が覚めたので、また読んでみたりした。今日、いつも俺がお世話になっているベテラン社労士先生に、このことを報告すると、「つまり法律通りってことなんだね～」なんてビックリされてしまった。こんなベテランの社労士でも結果が法律どおりになったことに驚くのだから、まぁ、なんだか変な話なんだが、まあ、これがつまり、厚労省クオリティー(笑)ってやつかもしれないな。この役所、とくに末端では法律無視の行政が行われているという現実があって、きちんと社会・労働保険関係諸法令という法律を勉強してきた俺のような真面目な社労士には、これがかなりのストレスになっているのだ。社労士をやっていて、実務面ではなにがストレスかというと、手続きの結果が法律通りにならないことが、けっこうあったりして、それがゆえに依頼者との信頼が壊れたりすることもあることだ。今回の審査請求の決定書は読めば読むほど傑作、なかなか秀逸なんだが、このほかに類似案件で5本出ているから、理論上同じ結論にならないとおかしい。同じような裁決例が何本もでるということは、裁決集に載ってもおかしくないはずだし、つまり同様の案件では確定的な判例みたいなものになると思う。そうなってくると、某国家機関は苦しいだろう。こんな法的根拠のない行政処分を連発した責任は誰が取る？って話になるだろうね。この組織の任命責任者が誰なのか後で調べるとして、俺としてはなんらかのケジメをつけてもらうつもりだ。払った代償があまりにも大きかったが、この人生最大のピンチ完全に勝ったな・・・。

  2010年12月08日

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• ★配転拒否による解雇

  年内は特に動く予定がない。手持ちの仕事、急ぎの仕事、締切のある仕事が今、一時的だと思うがまったくない状態で、完全なフリーハンド。こんなに暇がある年末なんて、初めての経験だ。(もっとも来年の仕事がボチボチ入ってきているが・・・)年末までにやっておきたいことは、事務所の書類整理。書類整理と言うよりは、いらないものを徹底的に捨てる作業。これが実はなかなか難しい。いつか必要になるかも・・・と思うと捨てられないからなんだが、これをしてしまうと、事務所の中が書類だらけでぐちゃぐちゃになってしまう。特に捨てづらいものは、書籍類、資料類なんだが、これも実際はほとんど必要のないものが棚を占有していると思うので、思い切って捨ててしまおうと考えている。顧客ファイルも契約が切れてそのままになっているものもあるので処分しなくてはならない。顧客ファイルの棚は不思議なもので、スペースが空くと顧客がなぜか増える。最近、営業的にダメな原因のひとつは顧客ファイルの棚がいっぱいになっているためだと思うので、できるだけスペースを確保したいと思っている。新しい知識にしても同じかもしれない。本棚が一杯だと、本を買う意欲もなくなるので、思い切った処分が必要だ。新しいなにかを得ようとしたら、古いものは捨てないと手に入らない。わかってはいるんだが、人間年を取ると、なかなか「捨てる」という行為が難しくなるようだ。さて、手持ちの仕事がないと言っても、仕事はそれなりにやっているわけで、日々発生する労務相談は相変わらずだ。労務相談という業務はもっとも社労士らしい仕事であって、ひとり社労士事務所では、もっとも重要視する仕事であり、スキルも必要だ。昨日は、配転拒否についての相談。事業主だって、できれば従業員にいい顔がしたいものなんだが、こんなご時世では、無駄な人員配置は出来ないのだから、心を鬼にしなくてはならないときもある。配置転換が退職を勧奨するものとして捉えられないように配慮するようにアドバイス。配転を具体的にどのように告げるか、俺はしゃべり方までアドバイスする。これをリアルタイムでやるから、俺はいつも携帯電話が手放せない・・・。

  2010年12月07日

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• ★入社誓約書

  プリウスに初めて給油した。平均燃費はリッターあたり１９．６キロなので、たしかにこれは凄い。プリウスを買う前は、単純に燃費がよいだけのクルマという認識しかなかったが、乗っているウチに、だんだん、このクルマが面白くなってきた。アクセルワークでエンジンとモーターが切り替わったり、またその両方が止まったまま、滑空したりする感覚は、今までのクルマにはなかったもので、新鮮な感じがする。車体が軽いのかハンドルも軽いし、気軽に乗れるのが良い。ほぼ俺専用車のはずだったんだが、家内もすっかり気に入ってしまい、取り合い状態になっているのがちょっとアレなんだが・・・。さて、時間に追いまくられる仕事がないので、久しぶりに頭を使う仕事をしている。顧問先のために、雇用契約書と入社誓約書を書いているのだが、実は今まで、適当な雛形を使っていただけなので、ウチの事務所の定番みたいなものを作っておこうと思ったわけだ。不思議なモノで、こういう作業をしていると、これにかかわる問題や、問い合わせが来るようで、そのなかで、気になったのは、従業員がもし、薬物に手を染めていたらどうしようという相談。某芸能人の薬物汚染はワイドショーネタで済む問題ではなく、実際に薬物汚染は確実に蔓延していてその対策をするべきだと思う。薬物汚染された者を雇っていることは、間違いなく経営上のリスクになる。奇行や妄想、薬物購入代金欲しさの横領や、商品の横流しなどはもちろん、取引先に対する迷惑もかかるわけだから、実際に非常に心配している経営者もいるわけだ。幸いなことに、自分の顧問先で、こういう深刻な問題は起きてはいないんだが、過去に薬物に手を染めた人は現実にいたこともあって、そういうときにどのような対応をすべきか、考えておいた方がいいということになった。いろいろ考えた結果、入社誓約書で、縛りを入れておいた方がいいという結論になったので、今、それを書いているわけだ。もちろん、それだけじゃなくて、いわゆる残業未払い対策も、そのなかに含ませている。武富士の破綻は、この問題に火が付く狼煙のようなものだと感じた人もいるだろうが俺もそう思う。いよいよ、ビッグチャンス到来の予感がする・・・。

  2010年09月28日

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• ★実力は速さである・・・。

  少し気持ちがだれている。この二週間ほど、かなりの緊張で仕事をしてきた。入ってきた情報が誤報だったのだろうか。今のところ、何事もなく、平穏に時間が経過しているわけだが、まぁ、こんなスリルも悪くないか。コンビニで、久しぶりに斎藤一人さんの本を買った。トイレの中で読むのに丁度いい本なのだが、なかなか良いことが書いてある。いくつか、なるほどと思ったことがあったのだが、そのなかで「実力は速さである」と言っていて、つまり、仕事の出来る人は、仕事が速いってことだ。仕事の「実力」って、けっこう曖昧な表現だけど、それは、つまるところ「速さ」の問題であって、考えてみれば、これはかなり納得できる。実力がある人は、仕事にかかって悩んだり、考え込んだりしないから、普通に、速く仕事を片付けてしまうわけだ。だから、逆に、仕事の実力をつけようと思ったら、なるべく速く、仕事を終わらせる努力をしていけばよいということになる。仕事を速く完了させるために、どうしたらよいか、日頃から研究して、創意工夫しておく必要がある。また、俺らの仕事の場合は、業務知識の確保、仕事に必要な参考図書、資料類はもちろんのこと、業務用のソフトやＯＡ器機といったインフラも、速さには凄く影響してくるから、こういうのも実力のウチということになるんだろうね。仕事の合理化、効率化というのは、実は、ひとりでやっていく社労士のスタイルには、絶対的に必要なことで、これが出来なければ、とうていまともな生活など望めないぐらい大事なことだと思っている。速くこなせれば、その分多く仕事が出来るわけだからね。つまり、速く片づけるために、なにが必要か常に考えることが、実力をつける早道ってことだから、こう考えると、目の前の視界がはっきりするよな・・・。さて、本日、銀行に借金の申し込み。審査はなんなくパスしたので、車庫証明がとれて、自動車の登録が済んだら、赤プリが我が家にやってくる。またまた、お金遣っちゃたけど、斎藤一人さんが言うには、「お金遣っちゃって楽しいから、私の人生はいい人生だ」って、そう思えばいい・・・ということだ。最近、いい人生過ぎる気もしているんだが・・・(笑)

  2010年09月10日

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• ★最強システム。

  先日の営業の件、契約完了。少々、手間取ったが、契約をまとめることができた。新しい契約書にしてから、先々月から3件、契約がまとまった。あと２つ見込みがあるので、全体として、今の俺は復調期に入っているのは明らかだ。これまでの価格政策に、契約期間を最低2年間とする縛りをいれたものに、契約内容を変更したわけだが、これに合わせて、契約時のトークを少し変えた。つまり、契約を2年とする合理的な根拠を、相手に納得させる工程がひとつ必要になったわけだ。相手は、なにか困ったことがあったから社労士と契約したわけなんだが、なかには、社労士が一生懸命に改善に取り組んで、労務問題が安定すると、契約を解除したりする、不届き者がいる。これを防止するには、１年契約では短くて、最低2年の縛りを入れる方がベストだ。零細企業に的を絞って、2年縛りの契約・・・これが、ひとり社労士事務所の、最強システムなのではないかと思う。今回、就業規則などの作成依頼から、顧問契約に漕ぎ着けたのだが、もし、契約が無理なら、依頼をお断りするつもりで交渉に臨んだ。就業規則の整備は、労務問題を安定させる条件の一つにはなるが、つくれば、すべて解決するとか、上手く行くなんてことは、もちろんあり得ないわけで、むしろ、日々、発生する諸問題をどのように解決していくか、リアルタイムで社労士に相談することの方が大事だと思う。「最低、2年間はお付き合いさせてくださいね」と言うと、相手も少し、じっくり社労士とお付き合いすることを意識するわけで、契約時に、「まぁ、とりあえず」みたいな気分を排除しておくことが、あとあと効いてくると思う。いろいろ検討したが、もちろん、これが3年とか５年ではどうかという考えもあるかもしれないが、あらゆる状況の受け止めを考えると、俺が考えるには、この2年縛り、これが最強という結論になった。これは、俺が一人で考えたわけではなく、同業者の意見から、煮詰めていった結果、こういう結論が得られたわけだが、実際にこの内容で、契約してみて、問題がないこともわかってきた。今回のリーマンショック以降、かなり契約数が減少したが、次はこのシステムで再発進だ・・・。

  2010年09月02日

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  ★国立国会図書館

  国立国会図書館へ行ってきた。お盆中の交通渋滞に巻き込まれてしまったが、駐車場もあるし、首都高も霞ヶ関をおりたらすぐだから、便利だ。国会図書館というと議員のための図書館というイメージがあるんだが、一般人、とりわけ学生の利用が多いのではないかと思う。研究や論文用の資料収集に利用しているパターンが多いんだろうね。ここを利用するためには、新館の入り口で、入館証を発行してもらわないとならない。入り口の端末に、個人情報を入力すると、一枚の磁気カードが発行される。図書の閲覧、複写、また返却もこのカードを使って行うようになっているわけだ。館内は撮影禁止なので、外観の写真だけ掲載。国会図書館は、日本唯一の納本図書館であり、ほとんどの図書はある。資料収集最後の砦といわれるくらいなので、いくら希少本と言っても、法律に関する書籍なら、ここにないわけがない。国会図書館は、一般人の利用もできるのだが、その目的の性格上、図書の貸し出しはしておらず、館内利用だけという制約がある。従って、他の図書館にあるような蔵書なら、そこを利用した方が便利なんだが、近隣の図書館にないものは、ここで探せばたいてい見つかる。国会図書館の蔵書は予め、ネットで検索することが出来るので、事前に調べておいた方がいいと思う。館内には、端末が多数設置されていて、図書の閲覧の申請も、その端末を通して行われる。初めてだとちょっと勝手がわからずに戸惑うが、館内のあちこちに司書が配置されているので、教えてもらえば問題ない。複写の依頼は、当日配布は１日１００ページまでという制約がある。コピー代金は一枚２０円だった。入手困難な、欲しい資料を入手するという目的で使うなら、なかなか使い勝手は良いと思う。ここへくればたいていのモノは見つかるのだから、本当に大事なのは、どの資料が稀少か知ることと、その資料の利用方法そのものだとは思うけどね・・・。

  2010年08月12日

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• ★契約期間についての再考。

  風邪を引いた。風呂上がり、クラーの風に当たったまま寝てしまったら、喉をやられてしまったようだ。こういう時のために、処方薬を多少キープしてある。市販の薬はあまり効かないから、これも生活の知恵だ。テレビコマーシャルでやっている売薬ってのは、効き目より、副作用が無いことの方に重点をおいているから、これを効かすには、決められた用量の倍くらい飲まないと効かないようになっているらしい。さて、本題の顧問契約の期間の話だが、今まではこれを1年契約の自動更新にして、解約条項はつくらないでやってきた。よくある顧問契約書の雛形では、3ヶ月前にとか、3ヶ月分を払って解約できるなんて書いてあることが多いのだが、だいたい契約書なんてものは、作成した側が有利になるようにつくるのが原則なのだから、わざわざ契約の解除を誘引したりするような条件を入れたりするのは、馬鹿のすることだと思う。契約書を作成する目的は、契約を長続きさせることであり、また確実に顧問報酬を回収することであるから、そういう観点から、よく内容を練って作り込んでいく必要があると思う。いつも書いているとおり、顧客が困っているその時しか、顧問契約はとれないのだが、そういうときの相手の心理状態では、こういう契約書の細かいところなんていちいち確認しないことも多いから、こちらの思惑通りの契約が通るハズだ。そもそも、1年契約なんて、よく考えるとなんの合理性もないような気がしている。契約が２年切れないということなら、相手側もじっくり社労士と付き合わないとならないし、こちらもこれだけの時間があれば、その期間中になにかひとつぐらいは、その会社にとって良い仕事ができる可能性があるということだ。喉が酷く痛かったが、ロキソニンが良く効いて、今朝ぐらいはだいぶラクになってきた。昨日は声が出なくて参ったが、明日明後日は休養がとれるから一安心。まったく弱り目に祟り目だよな・・・。

  2010年07月30日

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• ★また契約解除が発生。

  やっと一件契約まで漕ぎ着けたと思ったら、一件契約解除が発生。直接的な理由は、業績の悪化による経費削減だとか。しかし、本当の理由はそうではないと思う。数ヶ月前に担当者が突然、病死してしまったのだが、後任の担当者と人間関係が築けなかったことが主な要因。（敗因とも言う。）ここで振りかえって、考えてみると、過去、経営者の葬式に出席したところは、どんなに香典を奮発しても（笑）、ほぼ完璧に近いくらい契約が解除になっている。事業主の死と同時に事業が廃止になることもあるが、経営者が変わることで、ブレーンの入替をするということもあるのだろうね。中小零細企業を顧客の中心にしているため、だいたいが会社＝事業主なんだが、基本、社労士は事業主との結びつきが強いから、社長や、その会社の意思決定者が死んじゃうと、後が続かないな。しかし、廃業ならともかく、事業が継続しているのなら、引き続き続行してもらうように努力しないといけないと思うね。はっきり言えば、たかだか事業主が死んだくらいで解約させてはいけないんじゃないかと思う。今までの俺には、そういう発想が欠けていたような気がする。事業を引き継いだ者は、社長が死んでしまえば、俺とは人間関係が薄いから契約解除にそうそう精神的な負担がない。過去、どれだけその会社のために俺が良い仕事をしていたとしても、覚えているのは当事者である社長だけだからね。しかし、ここで良く考えてみれば、俺は社長個人と契約しているのではなく、法人と契約しているのであるから、社長が死んだから、契約解除なんてのは、そもそもがおかしいことだと思う。今回、まだ契約期間が残っているので、満期までは顧問料を払ってもらうことにしたのだが、こういうことがあるたび、契約書って大事だなと思うわけなんだが、やはり、契約書の内容を早めに変えておくべきだったと思う。1年契約ではなく自動更新の２年契約にしておくべきで、もしそうなっていれば、相手が解約を言ってきても撤回させるだけの機会も生じてくるハズだ。まだまだ、俺も脇が甘いよな・・・。

  2010年07月29日

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• ★価値はお客さんが決めること。

  今日こそは、助成金の仕事をやる。最近、ちょこちょこ請求書を書いているので、今月の売上げを途中集計してみたら、なかなか良い感じになっているではないか。もうちょっと頑張れば久しぶりに大台に乗りそうな気配がしている。だいぶ復調してきた感じがする。昨日のブログの補足。俺は社労士が講演したり、本を書いたりすることは、いいことだと思っている。チャンスがあったら大いにやるべきだ。ただし、社労士としての基本というか、当たり前の仕事は大事にして欲しいね。基本があって、初めてそういう活動が光ってくるのである。どうも本末転倒の人か増えたような気がしてならない。社労士は、苦労して身に付けた書類作成能力を自分で過小評価してしまう人が多い。なかには言語道断だが、「事務員のおねえちゃんでも書ける」と思っている人もいる。できあがった書類に一見違いがないように見えるかも知れないが、実は、大きな違いがある。プロである社労士が書いた場合、その書類は、社労士だけが理解しうる専門知識の裏付けというモノが反映されているのであって、素人が作成したモノは、ただ単純に書式通りに作成しただけだ。そういうことがわからない人がいるのだが、残念なことに、社労士の中にもその違いが理解できていない人がいて、書類作成業務を馬鹿にしたり、軽く考えたりしている人がいるわけだ。プロだったら、自分の仕事の価値をより高めるように行動しなくてはいけないのだが、逆に自ら大事な仕事を貶める者がいる。プロである社労士が作成した書類と、素人が作成した書類の違いを顧客にわからせる努力をしないとダメだ。社労士が作成した書類の価値は、最終的にはお客さんが決めることだ。社労士からみて、どうということのない、ありふれた、あたりまえの書類でも、時と場合によっては、お客さんはとても驚いたり、感謝したりするわけだからね。書類作成が簡単な仕事だとか、つまらない、とるに足りない仕事だと考えていると、社労士自身がつまらない存在になってしまう。そういうことにはやく気がつけって思うよ・・・。

  2010年07月23日

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• ★会社の秘密を暴露する社員。

  昨日は、年更2件、算定3件処理。終わったつもりでいたが、回収し切れていないモノがまだあるかも知れない。そのほか、労災、療養費用の請求、傷手、賞与などデスクワークに専念。助成金の仕事は後回しにする。事務処理をするときは、集中して処理をする方が、効率的なんだが、こういう日に限って、よく電話が鳴る。顧問先の社長から相談。信頼していた従業員が、会社の内部情報を外部に喋っていたことが発覚。知人が社長に、気をつけた方がいいと教えてくれたとのこと。この社長、すっかり、この従業員に対して疑心暗鬼になってしまっている。この従業員を解雇すべきかを含めてどのようにしたらよいかという相談なんだが、これは即答が難しい問題だ。こういうときは、いきなり答えてはいけない。まずは、この社長がどのような考えを現時点でしているのか、じっくり聞く必要がある。なぜかというと、たいていは、俺に聞く前に、すでに結論を決めていることが多いからだ。そして、その結論が正しいかどうか、社労士に確認を求めてきているわけだ。だから、迂闊にその結論と異なる見解を言ってしまうと、社長に迷いを生じさせてしまうことになりがちだ。こういうときは、この社長の方針に沿って、それを実現するための対処法をアドバイスすることになる。こういう問題に対し、もし弁護士なら、過去の判例で、解雇が有効か無効かの判断をすればいいのかも知れないが、社労士はそれではダメだ。極論を言うと、そんな判例なんぞ、どうでもいい話だ。裁判をするわけじゃないから、この社長のメンタル面も考慮して現実的なアドバイスをしなくてはいけない。もし、この社長が解雇を考えているのなら、スムーズにやめてもらうための方法を喋るし、逆に、解雇をしないということなら、この従業員を含めて今後の労務管理をどうしていくのかという観点から喋ることになるわけだ。相談業務で注意しないといけないことは、法律通りの杓子定規な回答や、社労士個人の考えを相手に押しつけないことだと思うね。できるだけ、社長のやりたい通りにさせてあげる・・・というのが、相談の基本だからだ・・・。

  2010年07月21日

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• ★社労士の自己防衛法について。その２

  昨日は、年更、算定処理の後、顧問先３件訪問。相変わらずフル稼働状態が続いているが、ようやく作業も終盤へ向かいつつあり、なんとか期限内には終わりそうな感じにはなってきた。去年の秋から、大きな足かせになってきた、某国家機関とのバトルも、後始末は残っているが、これでほぼ終わり、長く、暗く、辛かったトンネルからようやく脱出出来たような気がする。この間、この問題だけでなく、俺を苦しめる出来事がいくつかあったのだが、それもここにきて急激に全部解消してしまったわけだ。非常に、長い時間がかかったわけだが、これは意図的に俺が問題解決に時間をかけたということもある。いくら俺に落ち度はないにしても、相手は、腐った組織とはいえ、国家権力には違いないのだ。白を黒にしてしまうくらいのことは十分出来るわけだから、そんな連中と戦うのは本当に骨が折れたし、力関係から言えば絶対的に不利だ。この不利な状況を打開するために、俺が使った戦術は北朝鮮的交渉術で、とにかく時間を掛けて、状況の変化を待って打開策を打つというもの。自分が不利な状況では、決して結論を急いではいけないということだ。相手は、組織力で怒濤のごとく攻め入ってくるわけだが、これをまともに受けていたら、身が持たない。こちらの思惑通りの結論が得られないことを悟ったときから、俺は作戦を変えた。この問題に火が付いたときに、早めに弁護士を付けたのも、振り返ると大きかった。こちらが弁護士を付けたことを知ると、それまで怒濤のような攻撃がかなり静かになった。相手側も警戒して無理難題を要求してこなくなった。弁護士費用は、はっきり言って俺にはかなり高額な出費になったが、この人生のかかった場面に、俺は躊躇しなかったことが幸いしたように思う。これは社労士制度の問題だが、やはり今でも、行政から独立した存在とはみなされておらず、行政側とトラブルになると、梯子を外された状態になってしまうという危険性があるわけだ。社労士は申請者の代理人として申請はできても、申請者の代理人として行政と争うことが出来ない点が痛い。唯一、例外が審査請求なんだが、これは時間がかかりすぎて、実質的にあまり意味がないし、今回のように、行政処分を保留されると手も足も出ないわけだ。そうそうこういうことはないだろうが、真剣に依頼人の利益を考えていくと、行政と対峙する場面は必ずあるわけで、これからの社労士業には信頼の出来る弁護士が必要だと俺はつくづく思っている。年更、算定が終わったら、少し休養をとりたいと思っているのだが、どういうわけか、仕事の依頼が次から次に来ていて、まぁ、それはそれで嬉しいことなんだけど、ちょっと一息入れさせて欲しいと思う。南の島あたりでね・・・。

  2010年07月07日

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  ★今日から新年度。

  年度末、新年度なので、やはり得喪がけっこう忙しい。先日、会社を移籍後に解雇になった人がいたのだが、離職票を2枚、それぞれ別のハロワで作成しなくてはならず、難儀したよ。それでも、離職票の作成は、業務用ソフト＋水平式プリンタという最強の組み合わせで、あっという間に作成が可能になったので、まったく苦痛ではなくなった。いや、むしろ離職票を書くのが楽しいくらいなんだが、もっともあんまり沢山離職票を書くのは好ましくないよな。都内某職安前の公園の桜が満開になっていた。  今度の土日あたりが、花見にはちょうどよいのだろうが、今年は家族旅行で花見には行けないかな。今日あたりは暖かくなりそうだから、一気に満開になるところもあるだろうね。今年は気温が低めなので、けっこう長いこと桜が楽しめるとのことなので、来週、もし余裕があれば桜を見たいね。さて、今日はかつかいしゅうのデータを入力。先日、社労士仲間の人と飲んでいて、かつかいしゅうのハガキの話になって、あれはまったく無駄であって、そんなものを送付すると解約が増えるだけ・・・という結論になった。恥ずかしながら、俺はそんなことを一度も考えたことも、思いついたこともなく、そのハガキを毎月、律儀にも送っているのであるが、確かに相手に解約を申し出る機会をつくるだけのことで、まったく無駄と言うより、弊害そのものだと思うね。単純なことだけど、気がつかなかったよ。己の馬鹿さ加減にあきれつつ、今日からしっかり、チェックを外そう・・・。

  2010年04月01日

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• ★保険料のちょろまかし。

  最近、顧問契約した会社の賃金の支払い状況をみていたら、どうも総支給額と社会保険料が微妙にズレている。先日、退職した従業員が年金事務所に相談に行って、標準報酬の一覧表をもらってきて、見たら実際の給与と違うと言い出したのだ。まぁ、一般論としてだが、昔はけっこう、こういう、ええかげんなことでも通用してしまったのだが、今は、こんなことをしていると最悪、訴訟を起こされることもあるから、こういう保険料のちょろまかしはよくないし、リスキーだと思うね。そういうわけで、早急にこれを適正なカタチに是正しなくてはならないのだが、俺もこういうことは、したことがないので年金事務所に相談してみた。本来なら、2年遡って算定をやり直すところ、諸事情から去年の算定からの訂正でよいという言質をとったので、連中の気が変わらないうちに、(笑)とっとと、算定のやり直しと、追加保険料の分割納付を決めてしまいたいと思っている。社労士は、ホント何年やっても判断に迷うようなイレギュラーな問題が発生するよな。特に、中小零細は、キチンとしているところのほうが少ないからね。昨日は、一日中給与計算ソフトに、この会社のデータを入力していた。俺の思い違いだったようで、客先にソフトを導入するには、客先に保守料を支払わせる必要があるらしい。たいした金額じゃないから問題にはならないだろう。俺自身まだ使い方がわからなかったので、覚えながらだから時間がかかったが、使い勝手はかなり良いと思うね。仕上がった賃金台帳を見ていたら、保険料をちょろまかさなくても節約できる余地が沢山あることに気が付いた。たまには、俺も社労士らしいこともする・・・。(笑)

  2010年02月05日

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• ★採用ミス

  昨日は、某県雇用開発協会で助成金の申請と例の調査立会で1日が終わる。助成金の申請も本来なら報酬を請求できる仕事なのだが、いろいろ訳があって無報酬。そのあとの調査立会も無報酬なので、なんか、どっと疲れが出た。報われないというか、報酬に結びつかない仕事をしていると、ホント疲れるよな。つらい仕事も報酬があるから頑張れるわけで、ここんとこ、本当にお金が入ってこないから、滅入るよ。こんな状態が去年の秋から続いている。さて、今日はフリーライターの吉田氏から、採用ミスについて電話取材を受けることになっている。正直、俺は採用ミスについて、深くは考えたことなどない。なぜかというと、採用ミスは絶対に防げないと思っているからだ。もちろん、採用の成功精度を上げるテクはあると思うが、究極的に採用ミスを減らす方法はないと思うからだ。むしろ、採用ミスがあることを前提に労務管理を考えることの方がが多く、社労士の仕事の中心はそっちのほうだと思っている。特に、中小零細企業の場合、あまり人材を選べないという事情もある。ろくなヤツしか応募してこないなんて事業主の愚痴をしょっちゅう聞いているわけで、そんなかから戦力になるましなやつを採用するのは、本当に困難な仕事だと思う。これだけ不況で失業率も高いわけだから、採用する側としては選ぶ余地もあるはずなのだがそれでも採用がラクになったという話はあまり聞かないね。採用後、いろいろ問題が起きて解雇したいなんて相談はむしろ増えた気がする。実際のところ、どんなに履歴書を分析しても、キュービックとか適性の簡易検査をしても、実際に入社して働いてみないと本当のところはわからないことが多いと思う。採用ミスが多く、解雇相談が多い会社には、使用期間中、期間満了の雇用契約を使うよう指導しているのだが、それでも本採用後、そんな話が出てくるくらいで、まあ、これも労務管理の永遠のテーマかもしれないね。だから、それで社労士が飯が食えるというのもある・・・。(笑)

  2010年02月02日

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  ★本件再審査請求を棄却する。

  本年最終日に、社会保険庁長官から裁決書が届く。結論は予想どおり、棄却だった。内容は、傷手受給中の者の健康保険の扶養認定を取り消された件を争ったのだが、裁決書を読んで、やはり好き勝手な理屈を言っているなぁ～と思ったね。法律というのは、どうも為政者、行政に有利に出来ていて、なにがあっても役人が負けないように仕組まれているとしか思えない面がある。裁決書を読んでいて、そんなの屁理屈だろ！？と思うところが多いのだが、まあ、結局身内が身内を裁く現行の行政不服審査法は限界があるということだろうね。それにしても再審査請求を提出してから、なんと1年4ヶ月を経過しており、扶養認定を取り消された者は、仕方がないので国保に加入した。そのうえ、この顧客、会社を廃止してすでに顧問契約もなく、音信不通になっているのだ。  審査請求、再審査請求にこんなに時間がかかっていては、実質的に手続きの是非を争う意味がまるでないのだ。最初の争いから2年も無保険でいられるわけでなく、結局、国保に加入せざるを得なかったからだ。こんな取り扱いをみていると、社会保険庁がいかに被保険者の権利を軽んじて、蹂躙しているかよくわかるだろう。社会保険行政は本来国民のためにあるべきものだが、こんな対応をみていると、役人にはそんな発想の欠片もないなぁとつくづく思うのだ。これが、この国の社会保険行政の本質なのだが、これと闘うのは、社労士などという中途半端な資格では本当に骨が折れるのだ。連合会の会長が、行政の外延的存在をやめて、自主独立の道を選ぶと言ったはずだが、現実は年金絡みで行政の下請け業者に成り下がろうとしているのだ。いわずとしれた街角年金構想のことだ。奴隷であることをやめたがらない人が、この業界にはいるのだなぁ・・・と思うと、つくづく暗い気持ちになる。改正行政不服審査法も審議不足で一度廃案になっているが、民主党さんにはぜひ成立させてもらいたいものだね。商売を考えると、こんな審査請求とかやらないですむなら、やらない方が良いに決まっているのだが、たまには正々堂々闘わないといけないことも、社労士にはあるんだよな・・・。

  2009年12月29日

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• ★意見書の作成。

  某雇用開発協会に書類を持ち込む。出てきたジジイが書類にネチネチ難癖をつけるので閉口する。聞けば己の保身と都合ばかりで、本当に腹が立つよ。こんな天下り先など、とっととなくなってしまえばよい。相変わらず職員は暇そうにしているし、長妻大臣に意見書でも送ってやろうかな。ジジイの言っていることが論理的におかしいので、こちらも抗議すると、いちいち本部に電話して確認する。ジジイが言うには、本部のヤツが細かくてうるさいのであって、板挟みになっている現場の苦しさを理解して欲しいなどというではないか。どっちにしても、こんな外郭団体はイラナイよな。助成金を配るにしても、もうちょっとましな団体にしてほしい。小泉政権時代にも一度廃止寸前までいったはずなのだが、意外に厚労省関係の外郭団体はしぶといのである。あれほど無駄と非難された私のしごと館も未だに存続している・・・ぐらいだから、なかなか無くならないかもしれないね。確かに、助成金バブルなんて時代もあって、俺も良い思いをしたクチなんだが、助成金も現在の状況ならうま味はない。助成金を配るために、あれほどの元公務員退職者を雇う意味もわからないね。助成金より、天下りの人件費の方が多いんじゃないかと思うよ。こいつらを全部整理したら財源が生まれたりするだろうから、予算の組み替えというのも、けっこう効果があるかもしれないと思っている。さて、今日は傷病手当金の療養担当者欄に証明を拒否した医師が出たので、この医師に読ませる意見書を作成した。聞くと、この医師は３０そこそこの若造で、たぶん、書類を書くのが面倒なのか、書いたことがないかなのかもしれない。傷病手当金支給申請書の医師証明欄は、トラブルの原因になりやすいのだが、とにかく字が汚いし、誤字脱字、記入漏れが多く、社労士が手を焼くところだ。じっくり文案を練って、関連する行政通達も添付して、なかなか良いものが書けたので、さっそくメール便の速達で顧問先へ送付した。土曜日だと郵便局の集配が午前中で終わってしまうので、こういうときは、もっぱらクロネコに頼っているのだが、かえって安いし、便利だな・・・。

  2009年09月26日

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• ★手続業務の未来。

  顧問先から電話。先日、依頼した入社手続を中止して欲しいとのこと。そんな電話が二件重なった。実は8月末退職が多かったのだが、9月1日入社もたくさん発生し、処理が遅れていて、未だなんにもやっていなかったのだ。俺も、調子よく、「それは困りましたね～、でも、今回はなんとかします。」なんてお調子ぶっこいたわけだが、これ、実際に手続が終わってしまっていると、そんなに簡単なことではない。社会保険なら、数日間の入社期間でも1ヶ月分は保険料が発生するのだ。今月に入ってから、得喪を中心に手続業務で忙しいわけだが、労務顧問とか相談業務というのは、クロージングの時に使う言葉で、実際は手続業務がなくなったり減少したりということは無いような気がしている。電子申請が普及すると手続業務がなくなるので、社労士は不要になるなんてことを言う馬鹿がいるけど、実際は逆で社労士の仕事量はさらに増えるのではないかと俺は思っている。手続自体は電子化で容易になるのかもしれないが、手続のプロとして、本当に大事なことは、手続の記録を正確に残していくことだと思うからだ。手続をすることよりも、手続の内容をきっちり記録していくことが、実は大事なことだと気がついたのだ。業務用ソフトを使うようになって、手続の処理が早くなったということよりも、記録が正確に残っていくことが大事で、そのことに価値があるということに気がついた。客先の問い合わせに瞬時に正確に答えられることは、客先に安心感を与えることが出来るし、いろいろな提案をするのに非常に強い戦力になるのである。昔、規制緩和が叫ばれたときに、行政書士の許認可の仕事が減るといわれたが、現実は、規制緩和でこれまで無理だったレベルの申請者が申請できるようになり、仕事は急増したのだ。だから、電子化の進展で、社労士の手続業務が減るということはなく、手続が簡素になる分(本当にそうなのか疑問だが)仕事量は逆に増えると考える方が正しいのだ。社労士にとっての、労務顧問、相談業務というのは、あくまで手続業務があって、その上での話で、手続をしなくて良いということにはならないのだ。なぜなら、手続を正確に、迅速に処理することが本来の社労士のアイデンティティであるからだ・・・。

  2009年09月07日

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• ★調査の対応について。

  プリンタを変えただけで、離職票の作成が楽しくて仕方がない。マス目にピシッと文字が埋まる快感というのか、とにかく気分が良いのだ。もっと離職票を作りたい気分になるのだが、残念だが退職者がもう尽きた。さて、社労士という仕事は、助成金やら給付金の申請代理をする関係で、こういう仕事を積極的にやっていくと、どうしても行政の調査に当たることがある。今日、いっぺんに３件の調査がやってきた。俺もかつてはケツの青い頃があって、無知が故に、怖いモノ知らずだったことがあって、結局それが原因で不祥事を起こしたのだが、痛くて高い授業料を払ったので、さすがに意味もなく危ない橋を渡ることはなくなった。俺はもともと倫理観に乏しい社労士だが、生活が安定するにつれ、危ないことには、これっぽっちも手を出さない、チョウ保守的な社労士になったのである・・・。意外かも知れないが、現在の俺は、かなり保守的で倫理の固まりのような社労士なのだ。なぜなら、フツーにお仕事をしていれば、黙っていてもそれなりの年収になるわけで、くだらない書類を作成して、自らの手を汚すことも、またその必要性もないのだ。人間、金が回り出すと用心深くなったり、保守的になったりもするのだが、この俺も例外ではないな。倫理観なんてものは、研修で身につくようなものではなくて、ある程度、裕福になれば自然とそうなるのだ。この俺が言うのだから間違いない。(笑)そういうわけで、助成金・給付金関係の仕事は、調査があることを前提に進めているので、調査が決定しても、少しも驚いたり、不安になったりすることはない。各会社の資料もすべてそのまま見られても、ケチの付けようがないほど、法律どおりになっているからだ。むしろ、調査は歓迎すべきことで、キチンとしているところを見てもらえるので、一度調査を受ければ、お墨付きをもらったも同じことだから、積極的に行政に協力しているのだ。社労士の中には、なぜか調査を嫌う人も多く、助成金や給付金の仕事をしない人もいるのだが、調査の対応こそ、社労士の腕の見せ所で、役人とギリギリのところでせめぎ合う社労士業の醍醐味そのものだと思うのだが・・・。 

  2009年09月03日

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• ★離職票いろいろ・・・。

  なぜかこの時期、得喪に追われる。明日も離職票をつくりに行く予定だ。業務用ソフト(ＡＳＰ)と、水平プリンタで離職票を作っているのだが、作業をしていて気がついたのだが、役所で配っている、あの離職票の様式が微妙に違う。微妙に違う種類がいくつもあるのだ。だから、今まで使っていた名古屋のＣ社ソフトだと微妙に印字がズレルことがあったのだが、原因は元々、様式が違っていたのだ。どこで見分けるかというと、用紙の右下の隅に数字があって、最新のものは21.6とある。たぶん21年6月・・・という意味なのだろう。ウチに置いてあったストックにはふるいものもあって１３．８なんてやつもあるのだが、混乱するからすべて捨てた。その点、ＡＳＰのＣ社ソフトはよくできていて、この微妙な違いの様式をすべて収録していて、どんな用紙にも印字が出来るようになっているので感心する。離職票の様式には、このほかに、１５．９　１７．7　１８．１　１９．８　などがあり、このほかに日本法令で市販している用紙なんてのもある。なんだか、ずいぶん細かくてマニアックな話になったが・・・もともと、社労士の仕事なんてものは、マニアックそのものだよな。こんな話、興味ないなんてヤツもいるかもしれないけど、自分で書類を作成していないと、なんの話をしているのかわからないだろう。社労士も、ちょっと事務員雇って偉くなったつもりでいると、たちまち書類作成能力が落ちるんだよな。簡単な仕事だから事務員にやらせる・・・みたいなことをいうヤツがいるけど、俺から言わせれば、天狗になっているだけで、気がつくと社労士としてのスキルはガタ落ちなのが相場だ。社労士が書類を作れなくなったらおしまいだよな。ラーメン屋の親父がバイトにつくらせたりするれば、味か落ちるのと一緒だ。社労士は、書類を作っていく上で、いろいろな発見や学びがあることが多く、それをやめてしまったら進歩する機会を失ってしまうと思う。俺は、社労士を廃業していた期間、書類を作らなかったのだが、それで業務上のスキルがかなり落ち込んで、取り戻すのにずいぶん苦労したから、社労士にとっては自らも書類を作ることは大事なんだな～と思っているのだが、どうも、この業界には手続や書類作成を軽視する人がいるのだが、とんでもないことだと俺は思うよ・・・。 

  2009年09月02日

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• ★離職票とプリンタ。

  育休中に解雇。もともと解雇したいという相談があって、その人がたまたま育児休業したのだが、職場復帰に従業員多数が猛反発。事業主側も困り果てて、解雇ということになったのだが、当然、当人は反発するよな。社労士としては、こういうときに一肌脱がないと、顧問契約の価値がなくなるから、両者の間に入ってギリギリの調整をすることになる。結果、解雇に応じることになったので、なんとか円満解雇というカタチにこぎ着けた。後は、離職票の作成と言うことなのだが、こういうパターンの離職票は書いたことがないから、いろいろ資料をみてみたのだが、よくわからない。仕方がないから、ハロワに電話して聞いたが、職員もいろいろ調べ物をしてくれて、なんとか俺も理解できた。なにしろ休職の期間が長いので、２年間遡らないとならないから、離職票が２枚になる。昔は離職票を手書きしていたのだが、今は業務用ソフト使用で、インパクトドットプリンタで印刷している。以前ヤフオクで１万円で落札した水平式プリンタを使用しているのだが、ひとつ不満があって、A３横印刷が出来ないのである・・・。印刷するときに、離職票を縦方向に挿入しないと印刷できない。トレイにはA３表示があるから、設定次第で当然、印刷できると思っていたのだが、どうやら、もともとＡ３横印刷には対応していないらしいことがわかった。縦に挿入すると、印刷の都度、印刷結果が微妙にズレるので、何度か刷り直ししなくてはならず不便だったのだ。これは、今までのソフトも、ASPも同じなので、サポートへ電話して、最適なプリンタを推奨してもらった。ソフト会社では、エプソンのVP-4300という水平プリンタを使用しているというので、これを購入することにした。と、言っても価格が２０万円もするから、新品というわけにはいかない。ヤフオクで探すと、程度が良さげなものが１５０００円であるから、速攻で入札した。専用のＬＡＮボードも３５００円で売られているのでこれも入札。いや、安い買い物だよ。本当に良い時代になったよな。業務用ソフトで離職票を書くようになると、もう手書きはできなくなる。でも、このおかげで離職票の作成もあまり苦痛にはならなくなった。いつも、相談中心の顧問契約とか言っているけど、実際は、それに伴う手続もかなりある。今の業務量は、もし２０年前だったら、事務員が２人くらいは最低必要なのだが、これをひとりでこなせているのは、技術の進歩のおかげだな。この進歩がなければ、ひとり社労士事務所なんて発想もないわけで、ホント良い時代になったよ・・・。

  2009年08月22日

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  ★賃金台帳

  隣家の飼い猫に、ものすごく人なつこいネコがいる。隣家ではネコを多頭飼いしていて、すべて外ネコなので、十分餌を食べていないようで、痩せ細っている。このネコが愛想がよくて可愛いこともあって、たまに餌をあげていた。隣家の人によると、このネコ、歯を抜いているので、ドライフードはあまり食べないというので、ネコ缶を食べさせたところ、おおいに気に入ったらしく、一日中、我が家の玄関先に常勤するようになってしまった。俺が家に帰ると大声で鳴くので、隣家の手前、どうにも体裁が悪いのだが・・・。さて、年更・算定の山は越えたものの、まだ完全に終わっていないため相変わらず、机に向かっての書類作成が続いている。客先から預かった賃金台帳を眺めていると、本当に各社、見事にバラバラで、見づらいったらありゃしないな。  この賃金台帳なんて、１ページ８ヶ月分しか記載できなくて、続きがどこにあるのか探すのが一苦労で、なんだかパズルをしているような気にさえなる。税理士事務所に依頼している会社の賃金台帳も、これも見事にバラバラ。使用しているソフトが違うのだろうが、これも妙に見づらい。弥生とか給与奉行なんて割とポピュラーなんだが、これを使っているのは少数派だと思う。賃金台帳が、もう少し見やすければ、俺の作業の進行ももっと楽で速くなると思うので、まず手書きで賃金台帳を作成している会社については、こちらでＡＳＰの給与計算システムを貸与しようと考えている。ところが、こっちの忙しさもあって、まだ全然、ＡＳＰを利用していない。自分が理解できないのに他人に教えることも出来ないよな。なんとかしたいのだが、とにかく手持ちの仕事を片付けないと・・・。そろそろ夏休みが欲しいよな・・・。

  2009年07月24日

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• ★被保険者証の住所

  目覚まし時計をかけずに寝たら、目が覚めたのは、なんと１２時前だった。よく寝たはずなんだが、こんな日は一日中眠い。風邪も回復しつつあるが、喘息持ちは風邪を引くと、症状がキツイらしく、まだ咳と痰に苦しんでいる。某顧問先に、協会けんぽから被保険者証が送られてきた。差し替え分のやつだから、どんだけ遅いんだと思うが、まだそのままのところも多いな。ところが、被保険者証に記載されている会社の住所が間違っているという。実は、この会社の所在地が区画整理地内にあり、先日、区画整理が完了し住居表示が変更になったのだ。ひょっとして、俺が変更届けを出す際に、住所を間違えたのかもしれないと、不安になって社会保険事務所に問い合わせると、住所は間違っていない。役人によると、社保のデータがけんぽ協会に送信された段階で、タイプの打ちミスがあった可能性が高いという。そういうわけで、今度は協会けんぽに問い合わせをすると、都道府県内の移動では、被保険者証の差し替えはないのだという。被保険者証に書かれている会社の住所は、「飾り」というかデザインのようなもので、管理上、あまり意味のないもの・・・ということらしい。だから、仮に間違っていても、実務上は差し替えなくともいいという。保険の請求は、すべて記号番号で管理されているから、その他の情報はどうでもいいということなのだろう。まあ、どうしてもということなら、正しい住所のモノと差し替えますということなんだが、顧問先に一応確認すると、別にどうでもいいということになった。結局、俺一人がパタパタしただけの話なんだが、社労士の仕事は、ほんと細かいよな。さて、ここのところの激務で、我が事務所内のプリンターのトナー、インク類が切れ始めたので、その交換補充作業をする。コピー機もトナーの残量僅かのサインが出たら、いきなり印刷が出来なくなったので、かなり焦ったよ。コピー機はエプソンなんだが、キャノンでは考えにくいよな。3台有るインクジェットプリンタのインク類もいくつも交換サインが出ているので、詰め替えインクを補充した。この作業もだんだんと手慣れてきたので、もう、たぶん新品は買わないだろうな。先日購入したバージンカートリッジに古いカートリッジから外したＩＣチップを取り付けようとしたら、半田ごてが必要なのでダイソーで探したら４００円。ダイソー、近所にあると便利だよな・・・。

  2009年07月18日

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• ★もっとも簡単な効率化の方法。

  この２日間、掃除をしている。理由は、来週なんだが、某業務用ソフトの営業マンが事務所にやってくるからなんだが、アポとってから気がついたが、あまりにもちらかっていて汚い。仕事の忙しさにかまけて、ちっとも掃除をしていなかったのだ。最近、仕事をしていてもなかなか能率が上がらず、イライラすることが多かった。その原因は、探し物をしている時間がけっこうあって、それがなかなか見つからないことだ。仕事の手が止まる理由はいろいろあるけど、モノが見つからない・・・というのは最悪だね。さっきまで使っていたはずのホチキスがないだけで、作業が止まるし、一番怖いのは、客先で預かってきたはずの資料がどこかへ行ってしまったりなんだが、まぁ本当にだらしがないというか、整理は悪いな。そういうわけで、思い立ったが吉日、徹底的大清掃をしているのだが、なんといらないモノが多いことか。整理すると言うより、廃棄するものの方が多い。しかし、それでも、仕事の効率は絶対的に向上する。しばらく喉に突き刺さった小骨のように処理できなかった仕事がいくつか終わる。だから、掃除は効率化のもっとも簡単な方法だね。顧客の数に比して、事務所があまりにも狭い・・・という現実はいかんともし難いのだが、そこは、自分の好きでやっている、ひとり事務所である。極力、コストをかけず効率化するのも事務所経営の妙だと思うね。ひとり社労士事務所の目標として、顧問先１００件を掲げて頑張っているのだが、これを達成すると、先日書いた年収２０００万円程度が、顧問料だけで達成できるのだ。ひとりで１００件やろうと思うと、なるべく労務相談顧問中心の契約にする必要があり、そうすれば、単価的に顧問料を下げることが出来る。実際は道半ばで、もうかなり、あっぷあっぷして顎が上がってきたので、ここで、もう一段効率化するために設備投資を行う必要があり、今は、そのタイミングにきているのである。そういうわけで、来週新しい業務用ソフトのデモをやってもらうことになったのだが、事務所が足の踏み場もない状況で、話は元に戻るけど、掃除・・・というわけね。来月、再来月と社労士的には忙しいのだが、またまた、いろいろな仕事の予定が入ってきているし、営業の案件もあるだろうから、今のうちに環境整備をしておこうと思う。しっかし、それにしても、汚い事務所であるな・・・。

  2009年05月28日

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  ★新型インフルエンザと社労士業。

  ついにウイルスが国内に進入。関西大倉高校というと、我が母校の下請け高校だから、感覚的には、すぐそこまで魔の手が伸びているような気がする。今回の新型インフルエンザは、毒性が低く、万が一感染しても命に別状はないらしいが、これは来るべきＨ５型強毒性鳥インフルエンザの発生した場合のよきケーススタディになると思う。今回の騒動で、気がついた教訓は、病院や医師が診療を拒否する事態が続出していることである。罹ったら保健所へ行けという説もあるが、症状が出たら、どうすべきなのか正直よくわからないし、その前に、もし致死率６割といわれる鳥インフレだったら、まずまともな治療がうけられないと考えた方がいいだろう。そういうわけで、自前でタミフルを購入して備えておくことにした。自費で購入すると、けっこう高価なんでビックリした。１０錠で１万円なんたが、もちろん日本ではそのへんのドラッグストアでは買えない。医師の処方がないと購入できないから、もし欲しい人はいきつけの病院で尋ねると良い。もっとも、タミフルも鳥インフレには効かないという説もあるのだが、現時点で有効と思われるのはこれしかないようだ。新型インフルエンザのワクチンが完成し普及するまでは、できるだけの用心と備えが必要だと思うね。万が一、国内でパンデミックが発生したら、俺は終息するまでは絶対に自宅から一歩たりとも外出しない。一月分くらいの食料は備蓄しておく必要がありそうだが、仕事も、なんとか外部と接触しなくてもこなせるように考えておかないければならないな。自分のことばかりではなく、顧客の労務管理上も、もしパンデミックが発生したら、どうすべきなのか、あるいは就業規則もそれに対応した変更が必要なのか、検討しないとならないだろう。なにが起きても社労士は忙しいのである・・・。

  2009年05月18日

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• ★社労士と専門分野　その２

  事務所を運営する上で困っていることがある。行政書士業をどうするか・・・ということなんだが、現在の俺の事務所では、業務比率は５パーセント以下で、効率化の観点から行くとやめてしまったほうが良いぐらいなのだ。これまでも、ウチでは手に負えなくなった、入札関係の手続きは専門の先生にお願いしてきたし、なるべくなら新規の案件も極力受任したくないのだが、立場上、そういうわけに行かないこともある。行政書士の場合、まともな先生は、専門分野が確定しているから、なにからなにまでお願いできるわけでもなく、また、信頼できる方を探すのも本当に困難だと思うね。自分が行政書士であるため、見る目が厳しくなってしまうのもあるかもしれないが、正直困っているのだ。一応、兼業の俺が言うのもなんだが、複数の資格を持っていたり、欲しがる人がいるけど、実際はそんなにアレもコレもは出来やしないのだ。本当は社労士業だけで、業務の質、量とも相当のボリュームがあり、社労士業のほんの一部分の業務だけでほとんどの売上げを構成している。わざわざ専門分野に特化しなくても、食うためには自然とそうなるのである。ワンストップなんちゃら・・・も、実際、うまく行っているところをしらないけど、それほどエンドユーザーがそういう利便性を求めているかというと、そんなこともない気がする。専門家はある特定の分野だけ専門なのであって、あれやこれややってしまうと、専門家とはいえないだろう。士業も食っていくためには、いろいろと方向性を模索しないとならないのだが、ワンストップだのブランディングだの、変な横文字に惑わされないことだね。社労士業について言えば、古いビジネスモデルは、先発組については将来もほぼ安泰だろう。既得権はやはり強いからね。新規参入の後発組は、なにか新しい仕掛けを考えないと生き残りは厳しいのだが、それがなにかは、自分の発想力で考えるべきコトだと思う。ワンストップだの、ブランディングなんてのは、先発組の人達が言い出したことであって、後発組を取り込むのか、潰そうとしているのかわからないが、安易に乗ると食われるのである。社労士業も、専門性に特化というよりは、「選択」と「集中」が大事で、利益の出せるパターンを見つけたら、仕事の内容を絞って、すべての能力をそこに叩き込むことが必要だと俺は考えている。社労士業には、まだまだ未知のビジネスモデルがある可能性があると俺は思う・・・。

  2009年05月17日

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