父の小細胞肺がん　闘病記～それから～

今日は、東日本大震災から5年。

関東在住の私は、震度5強の揺れに襲われた。
その程度であったけれど、それでもあの日
都会でも帰宅困難者が溢れ、かつてない経験を
した。

テレビから流れる映像に目を疑い恐怖を感じた
長い長い1日。津波に襲われた人たちは、その日から
まだまだ長い長い時間が続いているのだろうと思う。

今も行方がわからない人。
今も家族を探す人。
亡くなった家族の真実を求める人。

想像を絶する悲しみ。

父は、苦しい苦しい病で旅立ったけれど。
でも暖かい病院のベッドの上で、家族に看取られた。
これは決して人生の悪い最期ではなかったのでは
ないかと今日ばかりは思う。

人生は何が起こるのかわからない。


毎日を大切に。
生きていることに感謝して。

2011.3.11　失われた多くの命に合掌。

復興への道はまだまだ道半ばと聞く。
他人事とは思わずに今一度できることを考えてみる1日としたい。

そして、自分の防災も見直さなければ。