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父の小細胞肺がん 闘病記~それから~

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2016.10.27
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カテゴリ:日々の出来事
何度も書いたけど、私の父は大工だった。
なぜかそれが自慢だった。

捨て犬を学校で飼うことになった
小学校2年生の時には、立派な立派な犬小屋を
作って、校庭の真ん中を犬小屋をかつぎながら
大きな体でやってきた。

足を骨折した時には、背の低い私にぴったりの
松葉づえを作ってくれた。

夏場の父はとてつもない汗臭さを放って
電車に乗って帰ってきた。周りの人が
きっと鼻をつまむくらいに。
母もしょっちゅう鼻つまんでた(笑)

反抗期には、その匂いも、そんな父も
とてつもなく嫌だった。

けれど社会に出て、いつからか父は
私の理想の人だった。

会社帰りに電車で、強烈な汗臭さの父に会っても
全く恥ずかしくなんてなかった。

ボサボサの髪だって、鼻毛が出ていたって
眉毛が村山首相みたいに伸びてたって。
兎にも角にも私は父が大好きだった。

大きな掌も、偏平足な足の裏も、おかしな
歩き方も。何より笑顔が優しい父だった。

いま建設関係の会社で働く私。
現場に出ている人が帰ってくると
懐かしい父の匂いがホンワリとする。
木の香り。


和む~。ついつい必要以上に
クンクンしてしまう。変態だな。







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最終更新日  2016.10.27 17:43:40
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