テーマ:食生活と健康(644)
カテゴリ:お勧めの本~健康編
食べ物に含まれる「油」の摂り方によって、健康は左右されます。
トランス脂肪と呼ばれる油の種類があります。マーガリンとかがこのタイプです。 このマーガリンですが、バターと違って植物性だからヘルシーだと思っていませんか? 実はこのマーガリン、「水素添加」という方法で加工された、食べられる形をしたプラスチック製品だそうです。食べ物なのに、虫が寄り付かずカビも生えません。(これは実験してみたいですね・・ほんまかいな?) そもそも、植物性の油というのは、融点が低いので、常温では液体です。それをマーガリンは、「水素添加」という方法で固めるのです。その加工の工程で、トランス脂肪が大量に作られてしまいます。 このトランス脂肪というのは、体に全く必要ない油である以上に、細胞膜に直接悪影響を及ぼし、心臓病や糖尿病やアレルギーといった現代病の原因となる最悪の油だそうです。 諸外国では、トランス脂肪を大量に含むマーガリンは、有害な食品として法律で使用を禁止しつつあります。日本では まだ規制がないので、個人で防衛しないといけません。 トランス脂肪を多く含む食品にはマーガリン以外にも、ショートニング・ケーキ用小麦粉・インスタント食品・ファーストフード(特にフライドポテト)・チョコレート・クッキー・ポテトチップス・ホイップクリーム・コーヒーフレッシュ・ドレッシングなど。油が使われている食品に広範に使われています。 この本は、トランス脂肪の恐ろしさと油のバランスのよい摂り方(オメガ3系のシソ油・エゴマ油・アマニ油を積極的にしかも、できるだけ熱を加えない方法で摂り、オメガ6系の油は控える)方法を教えてくれます。 この本を読んで、コーヒーが好きな私は、コーヒーに入れるフレッシュやミルクを止めてブラックで飲むようにしました。 体調がなかなかよくならない人は、油の摂り方を見直すといいかもしれません。
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最終更新日
2007年09月14日 16時05分02秒
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