テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4859)
カテゴリ:お勧めの本~健康編
わが子を虐待したり育児放棄する母親、そして、自閉症、注意欠陥・多動性障害、アスペルガー症候群などの「発達障害」、さらには、いじめ、不登校、リストカット、ひきこもり、また、アトピー、喘息、花粉症、食物アレルギー、うつ病、拒食症などに苦しむ子どもが増えています。
著者の奥村紀一氏は訴えます。(以下、抜粋) わが子を可愛いと思えないのは・・・ 「出産の場が家庭から病院に移り、出産直後から赤ん坊が別室に分離されたこと、ミルク保育と早期断乳による乳房刺激の不足、おんぶ・添い寝をしない洋式育児法などに影響されて、親子の皮膚接触(スキンシップ)が激減したためなのです」 少子化が進んでいるにも関わらず、心身障害児が増えている。これは戦前の出産の王道だった「自然分娩」を捨て、陣痛促進剤などの薬品と器具を多用する「人工分娩」という邪道に走ったため、その過剰な医療介入のもとで、母体が弱り、胎児の脳が酸素欠乏を起こすからからです。 これは「発達障害」という戦後に現れた新たな障害の発生にも関与している。 また、いじめ、不登校、リストカット、ひきこもり、また、アトピー、喘息、花粉症、食物アレルギー、うつ病、拒食症についても、洋式の育児に要因があるので、速やかに、「自然分娩」「母乳育児」「おんぶ・抱っこ・添い寝」などの日本式育児法に戻すことが基本的かつ根本的な対策である。 母乳育児が子供にもたらす利点として ・アレルギーや湿疹はミルク育児の1/2~1/7 ・成長してから肥満になる率が低い ・心理的に安定し、他人と親密な関係を結びやすくなる など・・ 夜泣き・泣きぐせの意外な原因 病院出産での胎児の脳に酸素欠乏を招きうる要因 耐え難い激しい陣痛は、陣痛促進剤の副作用 正常分娩の場合には、圧倒的に助産師に介助されるほうが安全で有利。アメリカでは、助産師による出産を奨励するようになってきた。オランダでは、病院などの施設分娩でも助産師の介助のみで出産する人が多い。 産科が減少しているのは、「訴訟が一番多い」からですが、これは出産前後の医療処置が深く関係している。(以上、抜粋) 勉強熱心な妊婦さんなら、このような話は当たり前かもしれませんが、私自身は男性で、周囲に赤ちゃんや妊婦さんがいない環境だったので、目からうろこでした。 健やかな子供を育てるには、胎児期からの育児方法にかかっているのです。 只今妊娠中の女性や育児中のお母さんにはぜひ読んで欲しい本です。
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最終更新日
2008年02月26日 10時09分01秒
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