中山道69次資料館にお越しいただいたお客様には、スリッパに履き替えた後、この場所で地図を見ながら、「江戸時代の旅人は、日本橋から約540kmの道のりの中山道を、1日40km歩いて14,15日で三条大橋まで辿り着いていました。‐‐‐」と説明しています。
そこで、館長は自分も江戸時代の旅人に挑戦しようと、10日程前に夜明けと共に日本橋を発って、40km先の第6次桶川宿をめざして歩き始めたのです。ところが、30kmぐらい歩いたところで足の裏が痛くなったので、サロンパスを薬局で買って貼ったら余計痛くなってしまったのです。それでも、1日40kmの目標だけは達成しようと頑張って、夜になってしまったけれど、旧旅籠屋の武村旅館に無事辿り着きました。
足の裏が紫色になってしまったので、もう無理はできないと次の日、電車で信濃追分の自宅に帰ってきました。それから、10日ほどたったので、足の痛みもだいぶん取れて、昨日は資料館の庭の草刈ができました。周到な計画をしていたのですが、体力的に20代の頃とは違うので、もう一度計画の練り直しです。3月に多分、もう一度挑戦するのでしょうが、もう少し日数をかけて、自己体力とも相談しながらですね。そうしたら、完全に心の痛みも癒えることでしょう。