信濃追分日記

　今朝の最低気温は、今冬一番。マイナス18.6℃でした。

朝、目覚めるとすぐ資料館へ行き、部屋の暖房をしてきました。

随分冷えた朝でしたが、太陽が出たので、子供たちが来る頃には、大分温度が

上がってきました。隣町の小学3年生が、日替わりで4クラス、学習に来てくれました。

　資料館の中には、昔の人達が使っていた道具がたくさんあります。

館長が「質問ありますか？」と聞くと、子どもたちは次々「これは何ですか？」と質問します。

「これは、上州座繰り機です。こうして糸をつむいで---　」と座繰り機を回すと、子供たちは

「すげえ、すげえ」と歓声をあげていました。

 　円空仏や道祖神にも関心をもち、質問をしていました。

　合羽をつけ、振分け荷物に三度笠、それに刀を持って、昔の旅姿体験です。

心に残る学習が出来たと思います。みなさん、たくさん質問をしてくれました。

　最後には、ミニ中山道（資料館の庭）を歩いて、雪の和田峠で黒曜石を拾いました。

黒曜石を見つけて、うれしさの余り思わず諏訪湖（これも千分の１の）に飛び込んだ

子もいましたよ。寒い日でしたが、子供たちの歓声が上がった、楽しい日でした。