|
カテゴリ:信濃追分からの旅
恵那山は、13年程前に登る予定だったのですが、台風からの増水で登山道が通れなくなった
ので、急きょ中山道を歩くことに変更した山です。 山頂までのルートはいくつかあるようですが、私の体力が心配だったので、比較的歩く時間が 短い阿智村からの広川原ルートにしました。 林道の終点の駐車場に車を置いて、本谷川沿いに約30分歩きます。 川は、この木橋を渡って、登山口にかかります。 しばらくは、急登で汗がどっどと出ますが、何故か気分よく登り始めました。 山頂までの距離を10分のいくつと示してくれているので、励みになります。 何合目まで来た、という感じです。 汗をふきながら、オオカメノキの白い花に励まされ、 葉っぱがピカッと光っているイワカガミに「頑張れ!」とエールを送られ、登っていきます。 このコースは、他のコースに比べて、歩行時間が短いけれど途中、南アルプスや中央 アルプスなどが見えます。どこから見ても正確に山の名前を教えてくれるのは、夫です。 高い山々は、まだまだ雪があります。 山の間に飯田の町や、他の方向にはヘブンスそのはらスキー場も見えます。 頂上の手前30分ぐらいからは、登山道は雪道です。5月下旬なのに、こんなに雪があるとは― ズボッと雪を踏みぬいた跡があるので、用心しながら先人が歩いた足跡を見極めて、 コースを選んで登っていきます。 山頂到着!赤いのは「恵那山」と書いてあり、下には2191ⅿと書かれています。 標高差1000ⅿを登ってきました。すぐ横に展望台が設置されていますが、樹木に囲まれて いるので、周囲の山々の展望はききません。 この場所から雪の道を少し下りると、立派な避難小屋やトイレがありました。 登りは標準時間の3時間で登れたのですが、下りは途中から足が疲れてきて、踏んばれなく なって、標準時間を30分オーバーしてしまいました。登りも下りも同じ時間、 かかってしまいます。再び、昼神温泉に寄って汗を流し、帰途につきました。 今は、筋肉痛3日目です。百名山はしばらくの間、登ってきたね、と足が教えてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[信濃追分からの旅] カテゴリの最新記事
|