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カテゴリ:中山道を歩く
街道を歩いていると、やさしく旅人を見守っているものがあります。
妻籠宿の入口には、おしゃこじさまが祀られています。 御左口(ミサグチ)神、謎の神様と言われます。 それは縄文の時代から祀られているからです。 南木曽駅の近くに、このような木の仏像が飾られていました。 旅人を見守ってくれていて、道行く人たちは手を合わせます。 とても良いお顔の六地蔵様です。頭にかぶった帽子も胸に掛けているエプロンも 毛糸で編まれていました。 お地蔵様もこれを作った人たちからも、優しさが伝わってきます。 思わず手を合わせたくなります。 暫く歩くと、三留野の等覚寺前に来ました。 等覚寺には円空堂があって、円空仏が納められているのですが、 円空堂の中に金庫があって、円空さんが彫った仏像は金庫の中のようでした。 でも、お寺の前の大きな木の中には、円空仏が納められていました。 この円空仏は、きっと今の時代に生きる方が彫られたのだと思います。 街道を歩くと、思わず手を合わせたくなる風景に出会います。 あいにくの雨の中でしたが、美しい花や仏像に出会えて、印象に残る旅でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月29日 22時13分01秒
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