蛍が見られます
わが家では、蛍が10日程前からとぶようになりました。塩沢の方で、蛍がたくさんとんでいるらしいので、見学に行きました。ぼんぼりを貸していただいて、ボランティアのガイドさんの案内で歩きます。4,5秒光るのがゲンジボタル、チカチカと早く光るのがヘイケボタルです。生息地も違っていて、水がかなり流れている所をとんでいるのがゲンジボタル、流れが少ないところにいるのが、ヘイケボタルです。こちらは少し小さめで土の上で休んでいる子もいるので、踏みつけないように注意が必要です。わが家の庭は、水が流れているので、池を造っています。鯉が住んでいますが、カワニナ・ヤゴもいます。この池は(琵琶湖)と呼んでいますが、右から左へ流れて敷地外へ小さな小川になって流れています。この向うで、日が暮れると蛍が飛び交っています。蛍って不思議です。3年前、実家の母の調子が悪くなって彼岸へ旅立ったとき、私の家のベランダまでとんできて、お別れを告げるかのように姿を見せてくれました。そして数日前、「今日は母の命日ね。」と、夫と話しながら蛍を見ていたら、わたしの手元にスッととんできて、まるで握手をするかのようでした。蛍ってあの世とこの世を行き交っているのかもしれません。先日、夫がラジオで「私 母から 母 蛍から」という短歌を耳にしたそうです。入選作品でしたが、上の句を聞き逃しました。なぜか心に響きますね。