新年のお参りです。
軽井沢から碓氷峠を越えると、特徴のあるギザギザの山並みが現れます。
まず、碓氷神社へ参ります。古いお札を納めてから、少しきつめの坂を上っていくと、
今度は石の階段が続きます。足を止めて振り返ると、こんな感じ---。そして
更に階段が続きます。この神社は、台風や地震の影響でしばらく行けなかったのでした。
神社もすっかり修復されて、真新しくリニューアルされていました。細かい彫刻に
鮮明に彩色されて、何だか日本の神社でないような雰囲気でした。「妙義神社」です。
お詣りが済んで下から見上げると、岩場だらけの白雲山と、白い「
大」の字が見えました。
3年程前に中之嶽神社の方から3時間ぐらいの行程で登ったのですが、鎖場が沢山あって、
結構冒険でしたよ。あの大の字から上は、上級者コースです。「危険」の表示があります。
駐車場からドライブウェーを7km程移動して、中之嶽神社まで来ました。
この神社も長~い階段をあがってお詣りします。
地元の野球クラブがトレーニングしていました。
そして日本一を誇る大黒さまも居られます。
上州南牧村まで移動してきました。
狭い山道を車で上っていくと、途中対向車があったので避けていました。
その車からお声がかかり、「寺の上まで行って、鐘をついて下さい。」とのこと。
黒滝不動寺のご住職様でした。
お不動様を祀っている上から、少しですが水が落ちてきていて、岩が黒くなっています。
黒滝不動と名付けられた由来でしょう。
一番奥には江戸時代前半にお寺を開山され、何代にもわたって籠られた開山堂がありますし、
信仰の対象とされている方が沢山おられるのか、幟が賑やかです。
お参りが終って、鐘つき堂にきました。ご住職様が薦めてくださるだけの響きのある音が
夕方の山並みに木霊してしていきました。
戦艦陸奥の羅針盤がこの鐘楼に練りこまれてそうです。
少し遠いですが、この鐘の音を聞きに行かれることをお薦めします。