中洲よかばい放浪記

2009/06/03(水)12:10

超・不動産宣言~未来へ挑む新しい事業展開~三好不動産 三好修社長

博多経友会(74)

6月2日19時30分から、中洲5丁目にあるIPホテル2階宴会場にて 博多経友会 第83回が開かれました。 なんと!博多経友会は、この6月で8年目を迎えることになりました。 この日の講師は、超・不動産宣言~未来へ挑む新しい事業展開~ 三好不動産 三好修社長でした。 おじいさんが軍人で、軍人を辞めて、粕屋郡で質屋を始めた。 その後、不動産業も始めた。 先代社長が、今の三好不動産の基盤を作った。 三好不動産は、創業60年になる。 昭和50年の前半に、大手不動産業者の三井のリハウスができた。 先代の社長が、不動産協会の会長をしていたが、 「不動産業界も大手が出てくるな?」と感じたと言う。 そんな時期、三好不動産は、賃貸管理を考え始動していた。 その頃、家主からお金を取って、賃貸の運営をやることはタブーだった。 ましてや、家主から仲介料と同じ金額の広告料もなかった時代だった。 そのころ、三好勉会長は不動産業界で、中小零細不動産会社が 生き残れるのは、管理業だと確信していた。 現在の三好不動産は、管理42% 賃貸仲介34% 売買仲介15% その他周辺業務という割合。 不動産開発(デベロッパー業務)はやらない。 不動産開発業をやっている会社は20年もたないと感じている。 不動産開発はすぐ50億になり、100億を目指す。 50億の時に、50億の借金をして、時代が変わり、簿価(仕入値段)が値崩れを起こす。 そして、倒産の危機を迎える。 外国人支援プロジェクト 今、福岡に中国人が3,000人来ている。 10年後は、30,000人が福岡へ来る。 今後の中国人の住宅のついても三好不動産は考えている。 現在、日本の国際結婚は、17%になっている。 今年、社内に中国人の採用を3人した。 高齢者支援プロジェクト 30,000円で借り上げて、35,000円で転貸する。 オーナーも高齢なので、支払やローンはない。 だから、家賃を下げてもOK。 法人企業プロジェクト 10人の社員を配置して、現在では4,000万円程の 売上になってきた。 オフィス・テナントプロジェクト(飲食、医療、洋服、コンビニ)へ アプローチをかけている。 福岡相続サポート 相続対策を不動産屋が提案するのは、まだ珍しい。 三好不動産では、管理を目指して業をやっていた。 不動産業者の39%が管理業を中心に行っている。 お客様の財産を管理していくことを中心にやる。 そのためには、どうしても相続対策のセミナーは必須だ。 オーナーさんも節税対策が必須。 資産の遺言も大切になってくる。 遺言を代行することで、オーナーさんの総資産がわかる。 そして、相続対策がはじまり、遺産分割が始まる。 資産を後継者が受けたら、すぐに遺言が始まる。 そのサイクルに三好不動産が関わっていく。 三好不動産は、150億の家賃集金をやっている。 だから、法対策も必須。 不動産は、分けることができない。 特に、住んでいると全く分けられない。 日本の財産の70%が実は不動産。 だから、この不動産の分与が問題になる。 不動産業は、やくざな商売に思われがちだが、 今後は、ファイナンシャルプランナーとしての 大事な仕事をやるようになったといえる。 新入社員研修と社員教育 内定者の勉強会 時給500円ぐらいを払って、行なっている。 もちろん、宅建主任者免許を持ってない人には、 自社で宅建の勉強会を行っている。 また、新入社員フォロー研修も行っている。 ロールプレーイング、物件確認、契約率チェック。 1年目社員フォロー研修など、これ以外にも多数の研修を 社員へ向けて行っている。 早起きは、3億円の徳。 毎朝1時間勉強する。 1日1時間。休日も休まず1時間勉強する。 三好社長は、朝5時に起きて、大濠公園を走っている。 社員に頭で考えさせる。 自分の成長のためにガンバレ!と三好社長は、いつも言っている。 世の中に偶然はない!必然ばかり! 最近読んだ本で紹介したいものがある。 「仕事の作法」 「日本で一番大切にしたい会社」 一番大切なのは、社員 二番目は、取引業者 三番目は、お客様 四番目は、地域の方 五番目は、株主       と言う。 同業者として、尊敬する三好社長のお話は、 私にとっても、大変勉強になりました! 次回の博多経友会は7月7日、世界ラベルコンテストで最優秀賞を受賞した 株式会社創美の須藤英一郎社長です。シール印刷では、超有名な社長です。 ぜひ、ご参加下さい!参加希望の方はこちらから

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