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このブログは、「第20弾 お店を繁盛させる講演会
村林直美氏 その2」の続きになります。 http://plaza.rakuten.co.jp/nakasu/diary/201010280000/ ホステス生活は楽しかった。 辛くても毎日出勤し、聞き耳を立てて日々勉強して 「ホステスのいろは」を学びました。ある一定の期間、 必死にやっていると仕事ができるようになりました。 最初は、店に出る事が自分の使命であり、お金の為に 頑張っていましたが、深く入れば入る程「こんなに 素晴らしく楽しい仕事は無い。」と思う様になって いったのです。 こんなに為になる世界はない。日本を動かす、いろいろな 人達と出会える。「今日はどんな人が来るんだろう!」 ドキドキ、ワクワクする毎日になっていったのです。 仕事に慣れてからは、ホステス生活がとても楽しかったのです。 ![]() 人生で一番成長した時期でした。 東京は銀座。大阪は新地。福岡は中洲。全国にたくさんの 歓楽街がありますが、新地は東京のVIPが骨休めをできる、 地方では一番の歓楽街なのです。そういう意味では、 銀座よりもお客様の本音が出ます。リラックスして、 本当の事を話してくれるのです。心を開いて、話して下さる。 直美さんにとっても、楽しくて面白くて、勉強になる毎日に なっていきました。日本の経済がどう変わるのか?どう なるのか…?と言った話が、横に座っただけのホステスが 聞けるのです。 その話を聞きたい人が、世間にはたくさんいるはずです。 ホステスにはもったいない、凄い話しばかりを聞く事が できるのです。 最初の店で2年。次は6ヶ月。そして、新地では老舗クラブで 8年も働きました。この間は、人生で一番成長した時期だったと 思います。そして、この経験が、自分でお店をやるきっかけに なったのです。 ホステス引退から経営者へ 高級クラブホステス引退。ある事がきっかけで、高級クラブを 引退する事になりました。まだまだ働きたかったのですが、 お店の事情なので仕方がありません。店から引退を言い渡され、 すんなり受け止めて店を辞める事になりました。たくさんの方と 知りあえて、今でも8年も働かせて頂いた老舗クラブには、 心から感謝しています。また、このお店のおかげで主婦だった 直美さんは、大きく成長したと感じています。 引退。「次はお店のオーナーへ」という、次のステージへ進めた のも、この事がきっかけですが、直美さんはこれで良かったと 思っています。 ![]() たくさんのお客様が支援してくれる事で店を出す事になりました。 退職はしたものの、働く先も考えずにいました。 「何をしょうか?」 「どうしょうか?」 何も考えていなかったのです。 しかし、直美さんよりもお客様の方が黙ってはいなかったのです。 たくさんの方から連絡があり、「店をやったらいいじゃないか!」 と言われました。自分でやりたいのは山々だったのですが、当時の 直美さんには貯金も無く、お店を始める資金は持ち合わせて いませんでした。その事を皆さんに伝えると、お金は出すと 言うのです。それも、皆さんで全額準備すると…。 考えもよらない話に、耳を疑いました。 直美さんは感動のあまり、涙が出てくる始末。人の優しさを感じる お話でした。今までの苦労がお客様に伝わり、応援をしてくれる。 それも、お店を出してくれると言ってくれているのです。 こんなに嬉しい話はありません! 「甘えていいのだろうか…」と思い、即答はできませんでした。 直美さんは、何日か考えました。 考えて、考えて…出した結論は、お願いする事だったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 29, 2010 12:45:00 PM
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