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カテゴリ:健康のために
リタリン乱用や売買、承知も ずさんクリニック複数
記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 依存性の高い向精神薬「リタリン」の乱用問題で、医療法違反の疑いで東京都などの立ち入り検査を受けた「東京クリニック」(新宿区)以外にも、患者の求めに応じてリタリンを処方しているクリニックが、都内に複数あることが関係者の証言で分かった。いずれもインターネットで「リタリンを出す」と評判が高く、毎日新聞の取材に対し、どの施設もリタリン目当ての患者がいることを認め、一部の施設は要求通り処方していた。【精神医療取材班】 「悩める男性のためのコンビニクリニック」。東京都豊島区のJR池袋駅前にあるクリニックは、ホームページ(HP)でこうPRしている。うつ病や不眠症など症状に応じてリタリンや睡眠薬など「おすすめ」の薬の料金表を掲示している。 中野区の男性(25)は6月、HPを見てクリニックを訪ねた。医師は症状も聞かず「どの薬がどのぐらい欲しいのか」と切り出した。男性が「リタリンが10錠欲しい」と言うと、机の引き出しから薬ビンを取り出し、10錠手渡した。 このクリニックは保険診療をしておらず、男性は自費で薬代5000円を負担した。「あっという間に出してくれるので、困ったときは役に立った」と話す。 この医師は毎日新聞の取材に「適正に処方している」と釈明したが、「リタリンの売人風の方が結構来る」と認めた。東京クリニックに都の立ち入り検査があった直後の18日夜、このクリニックのHPからは「リタリン10錠7000円」という記述が削除された。医師は「売人風の患者が増えると困るから」と説明した。 一方、港区のクリニック。室内にはピアノの音色が流れ、おしゃれな雰囲気が漂う。 中野区の男性(35)は今年2月、このクリニックを初めて利用した。東京クリニック以外でリタリンを入手するためだった。男性は東京クリニックが出した処方せんを見せ「リタリンが欲しい」と訴えると、医師は1日6錠分を処方した。 この医師は毎日新聞の取材に「診察せずに処方することはない」と否定。しかし、「中毒っぽい患者も来る」と認めた。 *中毒の人がどれだけいるのか? もともとは治療だったはずです。 なのにこんな風になるのは何が問題なのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.21 07:44:16
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