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水道水を注射 20代看護師、飲用ブドウ糖溶かし 患者には異常なし 下関厚生病院
記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 山口県下関市の社会保険下関厚生病院(沖田極病院長)で、糖尿病で入院中の50代の女性患者に対し、看護師が誤って経口用のブドウ糖粉末を水道水で溶かした溶液を注射するミスがあったことが分かった。約1時間後に同僚看護師の指摘で発覚。患者の経過を見たが、容体に影響はなかったという。 同病院によると、9月10日午後5時すぎ、低血糖症状になった女性患者にブドウ糖を摂取させる必要が生じた。 通常このような場合は、ブドウ糖粉末を経口摂取▽注射用の投与液を静脈に注射--のどちらかの処置をすることになっていた。患者が「吐き気がするので(粉末を)飲めない」と訴えたため、注射することになった。だが、担当した20代の女性看護師は注射用液ではなく、十数ミリリットルの水道水でブドウ糖粉末を溶かし、患者に注射したという。 約1時間後、注射用液の減り方がおかしいことに同僚看護師が気付いた。担当看護師に「何を注射したのか」と問いただしたところ、ミスが発覚。同日夜、主治医が患者側に説明した。 病院側は担当看護師に当時の状況を詳しく聞こうとしたが、泣いて説明しないまま。患者とのトラブルもなく「故意に行ったとは考えられない。ミスの原因も分からない」という。また、以前から薬液のチェックを厳しく行っているため、同様のミスが繰り返されていた可能性は低いとみている。問題発覚後、この看護師は退職した。 同病院は「患者の容体に影響はなかった」としている。水野知恵看護局長は「再発防止のため、今まで以上に現場で声を掛け合い、確認しあうように努めたい」と話している。 医療関係者によると、水道水は無菌状態ではないため、今回のような措置をすれば細菌感染が起こる可能性がある。患者の免疫にもよるが、感染すれば発熱や頭痛などの症状が表れ、特に免疫が低い場合は敗血症に至る可能性も否定できないという。 *注射は無菌製剤を使用すること・・・ 看護師の勉強で一番大事な部分だと思いますが? それを水道水で経口用のブドウ糖粉末を溶かして飲ませれないからと注射するなど 全くの素人がすることでしょ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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